はじめに・ご挨拶

昭和大学医学部小児科教授、日本母乳バンク協会代表理事、日本財団母乳バンク理事長の水野克己と申します。

私は1987年より小児科医として、35年間の間に50,000人以上のお子様に医師として携わってまいりました。

現在もお子様、赤ちゃんに元気な姿で病院を卒業して貰いたい一心で、診療、研究、小児科医、新生児科医の育成を行っております。


このプロジェクトで実現したいこと

第3の母乳バンクを立ち上げたい、いえ、立ち上げなければならないのです。 もし、明日、東京の日本橋周辺に禍がおこったら、明日、ドナーミルクを必要とする赤ちゃんたちにドナーミルクを送ることができなくなります。かけがえのない命・・セーフティーネットを整備して、災害があっても日本中にドナーミルクを提供できる体制が必要です。いろんなところで低温殺菌処理する必要はありません。ただ、低温殺菌処理して安全が確認されたドナーミルクを衛生環境の整ったところで保存してもらえれば、万が一、東京日本橋になにかあっても、そのドナーミルクバンクから提供できます。備えあれば患いなし・・早急に始めなければ、事が起こってからでは遅いのです。



プロジェクトをやろうと思った理由

母乳バンクとは、母乳がたくさん出るお母さんから母乳を提供してもらい、その母乳を低温殺菌処理したうえで、必要な赤ちゃんに提供する施設です。なお、提供してくださるお母さん(ドナー)は既往歴、酒・たばこ・薬のこと、食事のこと、などなどを対面で確認し、さらに母乳で感染しうる病原体の血液検査を受けていただき、すべてが問題ないことを確認してます。小さく生まれた赤ちゃんにとって、母乳はくすりと同じ。もし、母乳がなかなかでなかったり、お母様の治療の関係で母乳を赤ちゃんに与えることができない場合には、母乳のかわりとしてドナーミルクがあり、日本小児科学会もドナーミルクを使うよう推奨しています(早産・極低出生体重児の経腸栄養に関する提言|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY (jpeds.or.jp) 
▼詳細はこちらをお読みください。
日本母乳バンク協会HP

現在、中央区日本橋に母乳バンクは2か所あります。
日本橋は日本の道の起点・・この場所を選んだのはここから日本中の小さく生まれた赤ちゃんに安心安全なドナーミルクをお届けして、元気に育ってほしいという願いからでした。

ただ、災害日本・・もし首都圏直下地震が起こったら、いまドナーミルクでつないでいる命はどうなるのか・・ライフラインがとぎれることがその赤ちゃんの命にかかわることはないのか・・不安は尽きません。

やはり第3のバンクを立ち上げなければならない そう思いこのキャンペーンを始めました。


第三の母乳バンクについて

ある大学病院の中に部屋をいただき、クリーンブースとバイオメディカルフリーザー2台を設置することになりました。担当者が温度管理を行います。もし、災害などのために日本橋の2つのバンクが機能できなくなった場合には、この第三のバンクからドナーミルクを配送します。バイオメディカルフリーザー2台あれば、1週間くらいは対応できます。あくまでも日本橋の2つのバンクがメインですが、赤ちゃんの命にかかわることなので、バックアップは用意しなければなりません。


これまでの活動

2013年に昭和大学小児科研究室に研究レベルの母乳バンクを立ち上げて基礎研究を行っていきました。2014年7月に昭和大学江東豊洲病院に院内母乳バンクが設立。

院内の赤ちゃんたちにドナーミルクを提供していきました。赤ちゃんたちは生後早期から経腸栄養を開始することができました。

2017年5月には3年間の経験を生かして一般社団法人日本母乳バンク協会を立ち上げて、日本中の赤ちゃんたちにドナーミルクを提供できる体制を整えました。

必要とするドナーミルクが増えるにしたがって保管するためのバイオメディカルフリーザーが不足するようになり、第2の母乳バンク設立が必須となりました。

お金のない中で稲毛海岸の貸しビル利用も試みましたが、衛生管理の面から断念。途方にくれていたところにピジョン株式会社の北澤社長から、ピジョンビルに母乳バンク室を作ってもらえることとなりました。

2021年度には360人以上の赤ちゃんにドナーミルクを提供するところまでいきましたが、まだまだ足りません。

2022年4月には日本財団母乳バンクも日本橋小網町にでき数千人の赤ちゃんに対応できるようになりました。母乳バンクを利用する施設も70に近づいています。

ドナーミルクによってつながれた命もあります。

もし、明日、首都圏直下型地震が起きたら・・・ライフラインがとまったら・・・たくさんの赤ちゃんに大きな影響が及びます。

いますぐにでもドナーミルクを衛生的に保管し、必要時に配送できる・・1週間でも対応できる第3の母乳バンクが必要です。


資金の使い道

いただいた資金によって、バイオメディカルフリーザー2台とクリーンブース設置が可能となります。


リターンについて

ご寄附いただいた方には水野克己より御礼のご連絡をさせていただきます。


実施スケジュール

このクラウドファンディングが成功したら、一般社団法人日本母乳バンク協会が第三のバンク設立準備金として活用します。 2023年度オープンを目指します。

・2022年10月 クラウドファンディング終了
・2022年11月頃 工事開始
・2023年1月 工事完了
・2023年3月 施設開設予定


最後に

生まれてくる赤ちゃんたちはみんな国の宝です。

一人残らず元気に育ってもらいたい・・その思いを栄養から支えていく活動です。

日本母乳バンク協会はたくさんの方々からのご寄附をいただき、たくさんの小さな命をつなぐことができました。

次は災害があっても安定してドナーミルクを提供できる体制づくりにぜひ、みなさまの力を貸してください。出生数は81万と毎年子どもたちが少なくなっていますが、みんな大切な国の宝です。ぜひ温かい手を差し伸べてくださいますようお願い申し上げます。


一般社団法人日本母乳バンク協会は非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。

  • 2022/10/01 11:34

    毎日、全国で生をうける小さな命を守り、つなぎ、NICUを最善の状態で卒業して頂くため、母乳バンクは東京都中央区日本橋から全国70近い契約病院にドナーミルクを発送しています。通常でもチャレンジングな状態でスタッフ一同走っておりますが、もし首都直下型地震が発生しライフラインが止まったら、ドナーミル...

  • 2022/09/17 07:30

    わたしの還暦バースデードネーションは母乳バンクを応援してくださる皆様のお力添えで100%を達成する事ができました!100%達成どころか、103%!863名の方に母乳バンクを応援して頂けることなど、2021年の59歳の頃の私には考えもつきませんでした!またバースデードネーションをきっかけに一般社...

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