▼目標設定を100人 / 50万円に延長しました!

公開から一週間が経過し、当初目標にしていた支援者50人 / 30万円は突破しそうな勢いで御支援いただいておりますため、新たな目標ストレッチゴールを100人 / 50万円に設定します!

これまでに御支援・拡散に御協力いただきました皆様、本当にありがとうございます!!3月30日 23時59分の終了の瞬間まで引き続きよろしくお願い致します!


ストレッチゴールを100人 / 50万円を突破しましたら、今回の「社会問題 × ビジネス」のスタートアップツアーで訪れる国を拡大します。その国は、2016年に賞味期限切れ食品の廃棄処分が法律で禁じられ「食品廃棄 × ビジネス」が盛んなフランスと、フェアトレードやトランジションタウン運動の生まれたイギリスです!

また、各スタートアップでインタビューの際に、「(意欲と能力のある)日本人のインターンシップ受け入れ」についても問い合わせ、日本の若者がワーキングホリデービザを利用して海外のスタートアップで経験を積む道を開拓します。


詳しくはブログに書きましたのでぜひ御覧ください!
『クラウドファウンディング 3月30日締切!目標設定を100人 / 50万円に延長しました!』


引き続きよろしくお願い致します!




▼自己紹介と今回の活動について

 

ページを訪れていただきありがとうございます!Akiこと安居昭博です。私は普段ドイツで社会問題や環境問題、エシカルといったテーマに取り組む企業やスタートアップをインタビューし、記事や映像で活動の紹介をするドイツのウェブマガジンで働いています。

 


その活動の中で、日本ではまだ見たことがないような「ユニークなビジネスモデルで社会問題に取り組むプロジェクト」をこれまでに多く取材し、自身のブログやYoutubeを通じて発信してきました。

 

 

私がこれまでに日本語字幕を付けて紹介した映像や記事の中から、企業やソーシャルメディア、個人様から特に大きな反響をいただいた活動の一部を紹介致します。

 

 

・2017年にベルリンに誕生した「賞味期限切れのものだけを販売するストア」SirPlus

 

私が製作を担当したオフィシャルプロモーション映像です。(日本語字幕付)

 

 

ブログ: 「ベルリン初!「廃棄される食品」だけを売るスタートアップ SirPlus」

(SirPlus: sirplus.de) 

 

 

 

・「ドイツ語を学ぶシリア難民とアラビア語を学びたいドイツ人」の語学マッチングサービス Kulturegrenzenlos

 

ブログ:「シリア難民問題は過去のことじゃない」ドイツ難民支援プロジェクトのプロモーション映像を製作しました。


私が製作したプロモーション映像です。(日本語字幕付)

 (Kulturegrenzenlos: kulturgrenzenlos.de) 



 

 

・「竹の廃材で自転車の製造・販売をする」ガーナの廃材とワーキング・プア問題に貢献するスタートアップ My Boo

 

共同創業者 Felix Habke氏とのインタビューの様子

 (MyBoo: www.my-boo.com)

 

・ドイツ全土に広まる「あえてオンライン完全予約制の地産地消マーケット」Food Assembly

 

(Marktschwärmer: marktschwaermer.de)  

 

・ベルリンの若者が起業した「地域の廃棄食品を回収し、コース料理を提供するレストラン」Restlos Glücklich

 

(Restlos Glücklich: restlos-gluecklich.berlin

 

こうした「社会問題 × ビジネス」に取り組むユニークな企業と一般的によく知られている大企業の大きな違いは何でしょうか?

 

それはこうした企業が「お金を稼ぐこと」よりも「社会をよりよくすること」を最大の目的にして活動をしているという点です。

 

こうした企業は、例えばものすごく安く手に入るものがあったとしても、

・人や環境に害があるとわかっているものは使用しない

・不当な児童労働で製造されているものは使用しない

・生産者が働く環境をよく考え、正当な賃金を支払う(フェアトレード)

・どこから購入しているか等の情報がわかりやすくホームページなどに公表してある

 

などの特徴があり、日本語では「エシカル(道徳的な)企業」と言われています。

 

 

ただし、こうした企業はNPOなどの非営利活動とも違って営利的な活動です。自分たちが活動を続けるために充分な利益をあげてからは「不必要に活動規模を大きくする」よりも「社会や環境をよりよくする」ために活動をします。

 

 

今回活動費を集めさせていただくインタビューツアーでは、こうした「社会問題にユニークなビジネスモデルで取り組む活動」をヨーロッパ各国から映像と記事で発信致します。それによって、日本で新しいビジネスが生まれるきっかけになりたいと考えています。 

 

 

 

 

「賞味期限切れのものだけを販売するストア」SirPlus創業者 Raphael Fellmer氏とのインタビュー撮影の様子:

 

 
今回のインタビューツアーに使用する機材一覧はこちらを参照ください:

「社会問題 × ビジネス」欧州スタートアップ インタビューツアー撮影機材の紹介!

  

 

▼今回訪れるプロジェクト

 

今回はベルリンからスタートし、オランダのアムステルダムを経由して北欧に向かい、一ヶ月半をかけて合計で30社ほどの企業とインタビューをする予定です。

 

インタビューに訪れる予定の企業の一部を紹介します。

 

 

・紛争地域から産出された資源を使用せず、不当な児童労働によって製造されていないことが認定されている「世界一エシカルなスマートフォン」Fairphone

 

 

ブログ:オランダのスタートアップが開発した「世界一エシカルなスマホ」Fairphone レビュー!

 

日本語では初となるFairphoneの紹介映像を作成致しました。


 (Fairphone: www.fairphone.com)

 

 

・マレーシアに無農薬ゴム農園を建てるところから始めた「100%植物性のヴィーガン・フェアトレードのコンドーム」ベルリンのスタートアップ Einhorn 

 

 

 (Einhorn: https://einhorn.my)

 

 

・「子ども向けオーガニック食品の製造・販売」に特化したスタートアップ Freche Freunde  

 (Freche Freunde: frechefreunde.de)

 

 

・ドイツの「包装容器を全く使用しない」量り売りのエコストア Unverpackt

 

 (Unverpackt: https://unverpackt-kiel.de/)

 

他にもユニークな活動を行なっている企業をたくさんリストアップしています!

 
▼「社会問題 × ビジネス」ヨーロッパのエシカル企業から学べること

・欧州では「非営利活動」から新しい営利的ビジネスモデルが生まれている

昨年インタビューをしたベルリンの「賞味期限切れのものだけを販売する」スタートアップSirPlus創業者のRaphael Fellmer氏は、非営利団体の立ち上げ人でもありましたが、非営利で廃棄食品を減らす活動には限界を感じていたと言います。

 

非営利活動の欠点は「その問題に関心がある人」しか活動に参加しないことだったんだ。

「非営利活動」から生まれた新しい営利的なビジネスモデルでは、それまで食品廃棄に関心がなかったお客さんが「普通のスーパーよりもSirPlusの方が安いから」という理由で買い物にきて、食品廃棄の問題に関心を持ってもらえるんだ。

そうやって、新しく関心を持った人たちと一緒に自分たちの活動の輪を広げていく。それが大切なんだ

 

(SirPlus創業者 Raphael Fellmer氏)

 

  

 

・「社会問題 × ビジネス」から生まれたエシカル企業が爆発的な成長をみせる理由

エシカル企業のように、「とにかくお金を稼ぐことだけ」よりも「社会をよりよくすること」を重視する企業というのはまだ数が多くないため、その市場にはまだライバル企業が存在しないことが多いです。

 

そのため、これまでに取材をしたエシカル企業には、クラウドファウンディングで大きな関心を集め、起業からわずか数年で急成長を見せているビジネスモデルがたくさんあります。

 


エシカル企業が急成長をした例を数字で見てみましょう。


・使い捨て包装容器を使用しない量り売りのエコスーパーUnverpackt
2012年の創業からわずか5年でドイツ国内に39店舗を構え、他のヨーロッパ各国にも広がりをみせている。


2018年現在Unverpacktストアの位置を示したマップ:


(参照:Utopia "Verpackungsfreier Supermarkt: einkaufen ohne Verpackung")

 

・ベルリンに誕生した「賞味期限切れのものだけを販売するストア」SirPlus

クラウドファウンディング中にユニークなビジネスモデルが注目を集め、目標額をはるかに超える1000万円もの資金調達に成功しベルリンにオープンする。翌年にはすぐに「賞味期限切れ食品のオンライン販売」と「配送サービス」を開始し、早くも2店舗目、3店舗目の出店計画を始めている。

 

  

 

・紛争地域の資源を使用せず、不当な児童労働で製造されていない「世界一エシカルなスマートフォン」Fairphone

オランダのスタートアップが2011年に販売を開始してから、2017年までに120,000台を売り上げ、公式ホームページでは現在も予約待ちの状況。

 (参照:Digital Trend "Fairphone has sold 125,000 modular phones and is rolling out Android 6.0")

 

 

▼発信する媒体:新しいウェブマガジン「Earthackers」を立ち上げます。

今回の欧州インタビューツアーから新しいウェブマガジン「Earthackers」を立ち上げます。Earthackersはエシカル企業のように「社会問題をビジネスで改善しよう」と取り組む企業の活動をインタビュー映像と記事で届けるメディアです。

ヨーロッパから日本へ発信するだけでなく、日本の活動も取材し、英語の記事と映像で世界に発信するメディアとしても機能していきたいと考えています。

 

 

▼ミニマリスト&ゼロ・ウェイスト生活を訪ねて、ドキュメンタリー映像で発信します。 

ごみを究極に減らそうとする取り組みは「ゼロ・ウェイスト生活」と呼ばれ、現在ヨーロッパの若者の間でブームになっています。

今回インタビューツアーと同時に配信する理由は、ミニマリストやゼロ・ウェイストの生活に新しいビジネスのヒントが隠されているからです。

 

これまでに紹介した現在ヨーロッパで盛り上がりを見せている活動の多くには「ごみを減らす」という共通点が見られます。

・ガーナの廃材を利用した竹製自転車のスタートアップ

・使い捨て包装容器を使用しないストア

・全ての部品がリサイクル可能なFairphone

・廃棄食品のみを調理するベルリンのレストラン

ヨーロッパでミニマリストやゼロ・ウェイストの生活を実践している人はとにかく流行に敏感で、最新の情報をつかむのが早いので、日本にとっても有益な情報がお届けできます。

 

 

すでに撮影を終え、現在編集中のドキュメンタリー映像の一部シーンを御紹介致します。

 


ドイツ・キール在住の「ゼロ・ウェイスト ブログ」で有名なカップルPhilipp WalterとLena Stöcker:

 

筆者の撮影の様子: 

 

化学薬品を使用しない手作りハンドクリーム:

 

 


セイヨウグリを基にした手作り洗剤の作り方:

 

 

ごみを減らす生活には欠かせないという「包装容器を使用しない量り売りストア」での買い物のシーン:

 

・「ごみを全く出さない」朝食のヒミツとは . . .?

(Einfach Leben: einfachleben.blog

 

ベルリン在住で「ミニマリスト・Youtuber」としてテレビにも出演しているMinimal Mimi:  

 

彼女が2018年に出したごみの量はなんと一瓶以下!

 

 

▼資金の使い道

今回のヨーロッパツアーでは、ただ企業の活動情報を伝えるだけでなく、実際に一つ一つのプロジェクトに足を運び、活動とインタビューの様子を映像と記事で発信します。

 

・規格外品ストアの撮影中、急遽「廃棄されるパプリカが大量にある」との電話を受け、パプリカ救助に同行する筆者。パプリカ救助の様子はインスタストーリーで発信され、50箱以上のパプリカはストアに運送され、お客さんが殺到し飛ぶように売れた。

 

 

 

・ベルリンの「子供向けオーガニック製品」に特化したスタートアップの創業者Alexander Neumann氏とのインタビュー:

 

・「マレーシアに無農薬ゴム農園を作るところから始めた」フェアトレード&植物性コンドームのスタートアップとのインタビュー:

 

 

一ヶ月半をかけてヨーロッパをインタビューと撮影をして回るために、活動費が最低でも300,000円ほど必要になる予定です。


活動費内訳:

宿泊費: 172,000円(4000円/泊 43日間)

食費:  86,000円(2000円/日 43日間)

交通費:   45,000円

計:   303,000円



インタビューツアーの行程:

2月15日ー22日 ベルリン(ドイツ)

2月22日ー23日 ケルン(ドイツ)

2月23日ー3月2日 アムステルダム(オランダ)← 今ここです!

3月2日ー3月9日 コペンハーゲン(デンマーク)

3月9日ー3月16日 ストックホルム(スウェーデン)

3月16日ー3月23日 ヘルシンキ(フィンランド)

3月23日ー3月30日 オスロ(ノルウェー)


▼リターンについて

リターンは受け取った方が「日本にもこんな活動が広まったらいい!」と思っていただけるようなヨーロッパのプロジェクトならではのものを厳選して用意しました。

 

また、リターンを受け取った方々にも周囲にリターンにまつわる「社会問題 × ビジネス」の活動を伝えていただくことで、日本にも新しい「社会問題 × ビジネス」が生まれるきっかけになれればと思っております。

 

▼最新情報をSNSで配信中!フォロー&シェアお願いします!

TwitterやInstagram, Facebookで最新情報を配信しています。共感していただけたらシェアしていただけると大変ありがたいです!


Twitter: @akihiroyasui_

 

Instagram: akihiro.yasui

 

 

Youtube: Akihiro Yasui 

 

Youtubeレシピチャンネル: Aki's Japanese Recipes for Vegans

 

Facebook: Akihiro Yasui






 

▼応援メッセージ (50音順)

 

阿部 亮太 様(ベルリン在住フォトグラファー・ビデオグラファー)

ベルリンの難民支援プロジェクトや廃棄食品ストア、スタートアップとのインタビュー等、あきからいつも撮影をしようと声をかけてくれる。

撮影でいつも本当に不思議に思うことがあって、インタビューする人と、まるで昔から知っている友達のようにすぐに打ち解けていること。初対面なはずだけれど、すごくフレンドリーな雰囲気がいつもある。彼の人柄がまさに出ていると思う。

好奇心の塊のような人物で知らないことは貪欲に学び、得た情報やアイデアはどんどん発信して他の人と共有する。あきのTwitterやYoutubeレシピチャンネルでも、実際に話しても、惜しみなく持っているものを与えてくれる。

そんな彼が進行中の今回のプロジェクト「社会問題を改善するビジネスをインタビューをして回る」というテーマがとても興味深いです。

SNSを見れば、きっと、まるで一緒に旅をしているかのようにこのプロジェクトを楽しめると思います。これからが本当に楽しみです。

 
Ryota Abe: www.facebook.com/ryotavideocreator 

 

 

井出 留美 様 (食品ロス問題専門家・ジャーナリスト・博士(栄養学)) 

Akiさんは単身でドイツに渡り、
日本語・英語・ドイツ語の3ヶ国語を駆使して
食品ロスなどの社会問題の現場を取材し、発信してきました。
その行動力と発信力には目を見張るものがあります。

”ハチドリのひとしずく” こそが、世界を変えていきます。
小さな積み重ねこそが、改革を実現できます。
2030年のSDGs(持続可能な開発目標)達成を目指し、
心地よい社会と未来を一緒に創っていきましょう!

井出留美:https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi


  

鴨志田 純 様 (無農薬農園 鴨志田農園 園主)

 

ヤスとは東日本大震災の石巻でのボランティア活動を通じて知り合いました。まだ大学生だった当時からしっかりとした考えを持ち、自ら率先して世の中を良い方向に進めていく気概を持ち合わせた稀有な人です。

ヤスがドイツの大学院に進学してからもその姿勢は変わらず、当農園にドイツの環境ジャーナリストや日独ヤングリーダーズを紹介していただきました。社会と環境をよくするためにまさに「日独の架け橋」となる活躍を行なっています。

ベルリンに開店した「賞味期限切れのものだけを販売するストア」など、ヤスが発信するヨーロッパの「社会問題 × ビジネス」についての最新情報には、いつも新鮮な刺激をもらっています。

「社会問題 × ビジネス」は、これからの日本にとってもあらゆる領域で必要だと確信しています。欧州の先進的な取り組みを日々取材し、発信するヤスの活動を応援しています!!


鴨志田農園:www.facebook.com/kamoshida.farm

 

 

木村 和貴 様 (株式会社ブラーブメディア AMP.review 共同編集長) 


Akiさんは欧州のスタートアップや起業家の情報を記事や動画で発信することで、読者・視聴者へインスピレーションや刺激を与えている方です。

特に「社会問題 × ビジネス」といった切り口での注目企業や起業家の情報を発信しており、ソーシャルグッドな価値観を社会に広げる活動をされています。

より良い未来を創るために先端の情報発信を行うAkiさんの活動は共感する点が多いです。Akiさんの活動を応援しています!

AMP.review: https://amp.review

 

吉良 さおり 様(キラジェンヌ株式会社 雑誌veggy編集長)



エコロジー、エシカルな視点、世界の変化に敏感なレポート、 今後の素晴らしい活動に期待しています!

veggy: http://veggy.jp  

 

 


松尾 沙織 (NGO 350.org Japan Divestment Communicator)

Akiさんに、欧州のスタートアップのリアルな情報を発信していただくことで、日本にもっと「オーガニックビジネス」や「エシカルコンシューマー」が増えてくれたら!そんな風に思っています。

Akiさんはカメラマン出身ということで写真も上手で、御自身でビーガン和食のレシピ動画を発信するなど、とっても熱意を持って活動する素敵なライターさんです。記事もとってもわかりやすいです!

NGO 350.org: https://350.org




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