皆様はじめまして、平松祐太郎と申します。
まず初めにこのページをご覧頂き誠にありがとうございます!
現在、私は札幌北口駅前のクラフトビアバー「ヒニニツカ」にて店長代理をしています。
この度、地元函館にて歴史的建造物をリノベーションし、自身で醸造したビールや国内外の美味しいビールをセレクトしたクラフトビアバーを開業させるべくプロジェクトを始動しました。
是非ご一読下さい!!
【自己紹介】
東京から地元の函館へ戻り約9年間、金融機関で勤務。
元々大好きだったクラフトビールの道に進み、ニセコにてビール醸造の経験を積みました。
・International Beer Cup2022(ビールの世界大会)にてブロンズ受賞
・ジャパングレートビアアワーズ2023(国内大会)にてゴールド受賞
現在、札幌北口駅前クラフトビアバー「ヒニニツカ」にて店長代理として勤務をしております。
2022年12月、北海道の若手ブルワーの醸造技術育成・意見交換の場という名目で発足されたEBA(Ezo Brewers Assemble)に飲食店として参加し、Vol.2 リリースイベントを当店にて開催。
道内若手ブルワー「EBA」2バッチ目仕込み
2023年3月、当店が周年を迎える為OEM(委託醸造)を始め、自身が考案したレシピ2種類を醸造。
ヒニニツカ周年ビール仕込み 倶知安BLACK FOX BEERにて
【クラフトビールを通じて函館をもっと盛り上げて行きたい!!!】
ビアバーを作りたい・醸造をしたいというのは
「手段であって目的ではない」という事です。
クラフトビールが好きな人の多くは、お目当てのビールを狙って来るというのもありますが、新しい出会いや交流を求めて店に足を運ぶという方も沢山いらっしゃると思います。
ビールの事は勿論、お互いの情報を交換し交流するといった機会があります。
私も実際にそのような経験が多々あり、国内外問わず沢山の方と親交を深める事ができ、美味しいビールを飲むだけではなく人との繋がりが魅力的な文化だと感じています。
クラフトビールと人が繋がる「場所」を函館に作りたい。
【なぜ函館西部地区なのか?】
函館と聞くと、五稜郭公園や函館駅前の朝市、函館山の夜景などが有名です。
西部地区は函館山の麓、レンガ倉庫などの歴史的建造物が立ち並ぶエリアの総称です。
函館西部地区・レンガ倉庫街
観光地として賑わっている地域ですが、近年は若い方のUターン・Iターンが非常に活発なエリアです。
中には、観光で訪れた事によってこの地域特有の魅力に引き込まれ、移住を決めた方もいます。
そこに魅了され住み始めた方と観光客の人々が行き交い、年々新しい流れが出来つつあります。
何でも揃っている都会とは違いますが、日本各地や世界を舞台に活躍されて来た方々が移住し、自由で新しい生活スタイルを送っているのはいつも私の刺激となっています。
先輩や友人が歴史的な街並みを舞台に、新しいフィルターを通して盛り上げているこの地域を、自分の得意な分野で加担し、一丸となって盛り上げていきたいと考えています。
函館LOFT前
「大好きな函館という街の活性化の一端を担いたい」という想いは昔からずっと持っていましたが、当時の私にその術はありませんでした。
歴史的建造物の良さを生かした地域活性化が進む中、様々な方の力を借りながら自分が培ったビールというフィルターを通して函館に貢献するチャンスがまさに今やって来たのだと思っています。
その為にも今回のクラウドファンディングは成功させなければなりません!
【お店がオープンすると】
地方にお住まいの方で、昼飲みをする場所が少ないと感じた事のある方はいらっしゃるかと思います。
私が思うのは、人の目を気にせず昼から好きなお酒を飲んで欲しいという事です。
土日休みの方だけでは無いですし、シフトや夜勤の方もいます、家庭の都合がある方もいます。
地方は特に平日の昼からお酒を飲むのが悪い事と思われてしまいますが
そんな事は全くありません。
そういった方の強いサポートの出来る店にしたいと考えています。
ヒニニツカの外飲みスペース
私が勤めてから、ヒニニツカの営業時間を週末は昼からに変更しました。
すると、今まで夜は行けなかったから昼営業してくれて本当に嬉しい!
といった初めてのお客様が次々に来店するようになりました。
「札幌駅で買い物を済ませて晩御飯仕度までのスキマ時間を使ってようやく来れた!」と喜んでくださる方も多く、早い時間からの営業ニーズを身を持って感じました。
函館でも同じように、色々な生活スタイルが存在しているはずなので
毎日お昼から夜遅くまで店を開ける
という事を絶対に実行します。
・忙しい生活の中での僅かな息抜きの時間
・週末を楽しく遊びたい方の集まれる場所
・様々な交流の生まれる場所
を作り、そこに新しくクラフトビアバーがオープンすると、
クラフトビールを媒介に色々な方が繋がっていくのが考えられます。
これまで関係性の無かった方々の繋がりが新しく出来ると、西部地区にとても面白い科学反応が起きる事も予想されます!
そんな可能性を秘めた店を皆さんと一緒に作り、お昼から楽しく飲める文化を新しく根付かせ、この地区の活性化に繋げたいと思います!
【プロジェクトを立ち上げた背景】
個人で始めるこの事業ですが、単にビアバーをオープンさせたい、醸造をしたいといった内容ではありません。
今回、先輩で大工の中澤さんから
「函館の歴史的建造物をリノベーションして複合テナントを造るから、そこでビアバーをやらないか?」
というお話を頂いたのがきっかけでした。
中澤さんは世界数十カ国で旅をしながら現地で大工をしてきた、とても素晴らしいキャリアをお持ちの方です。
会うたびに素晴らしい活動をされていて現在函館で活躍し、尊敬する先輩の一人です。
海外では大工仕事を終えるとクラフトビアバーに立ち寄り、軽く飲んで帰る生活をしていたそうです。
以前から自分でクラフトビアバーを造れたらと仰っていたので、今回のプロジェクトを始動する事が出来ればとても面白い事が起きる!と二人で興奮しています。
【プロジェクトで実現したいこと】
肝心の内容です。
自身の経験を活かせる内容として、大きく分けると2つあります。
①クラフトビアバーの開業
函館には既に醸造所・ブリューパブ・クラフトビアバーは存在しますがその中で、趣のある西部地区にて地元の方や観光客の方や海外の方が入り交じり、美味しいビールを飲みながら気軽にコミュニケーションを取れる場所を作りたいと考えています。
皆さんも旅行や出張先等でその街のグルメを調べる事はあるかと思いますが、やはり地元の方に教えて頂けると心強いといった経験はありませんか?
私がオープンさせたい地区には素晴らしい観光地や飲食店が沢山あります。
素晴らしい景観を眺めに散歩をしたり、色々なお店をハシゴする等を楽しめるエリアです。
皆で情報を共有し合い素晴らしい滞在や、生活する方が楽しめるお手伝いを率先します!
皆で楽しくクラフトビアバーに集まる様子
お店で取り扱うビールの種類は
・自身が醸造したビール
・北海道に来ないとなかなか飲めないビール(直営店を持っていない地方のブルワリー等)
・函館では珍しい海外樽のクラフトビール
を予定しています!
あまりクラフトビールが分からないけど飲んでみたい!といった方も安心して下さい。
冒頭に記載の通り私は現在、北海道のブルワリーだけを取り扱う札幌駅から徒歩2分のクラフトビアバーでの勤務経験を活かし美味しいビールを提供する術は心得ています。
クラフトビールの世界は、醸造は勿論ですが提供も本当に奥深い世界です。
美味しいビールを醸造するのと同じ位、提供店での管理や注ぎ方、グラスの選定で味が決まります。
ここをしっかりと理解し、美味しいビールを最高のコンディションで飲んで頂けるお店を必ず作りあげます!
②ファントムブルワーとして活動
ファントムとは(幽霊)という意味です。
幽霊醸造家とは何???と思われるかもしれません。
今はあまり認知されてませんが
醸造所を持たない醸造家
です。
皆さんはMikkellerというブルワリーをご存知ですか?
2006年にデンマークで誕生した小規模ブルワリーで、醸造所を持たずミッケラーが醸造したいレシピに合う醸造所を世界から探し、そこで独自のビールを作り出す事で知られています。
その独創的な感性から醸造されたビールは今や、クラフトビール好きで知らない方はいない!
という位に世界で認知され成功を納めています。
引用元:Mikkeller
私はミッケラー程の規模と言わずとも、色々な地方で沢山の醸造家と意見交換しながら美味しいビールを作り、完成したビールを自身のビアバーで提供したいと考えています。
私の醸造したビールが
International Beer Cup2022 ブロンズ受賞
ジャパングレートビアアワーズ2023 ゴールド受賞
を受賞しています。
受賞したから必ず皆が美味しいと言う訳ではありませんが、私の醸造のキャリアの中で大きな自信となったのは言うまでもありません。
ファントムブルワーとして、各醸造所の特性を見極めながら自分の得意なビールはもちろん、様々なスタイルの醸造に挑戦したいと思っています。
【自身で醸造したビールを自分で注ぎ提供するというのは、私自身そしてお客さんにとっても喜ばしい事と考えています!】
既に作りたいビールのレシピを数種類作り溜めているので、始動した際は皆さんへの感謝の気持ちを胸に素晴らしいビールを醸造することを約束します!
【ビアバーの店名の由来】
【White Seed】
Seedとは【種】という意味で、直訳すると【白い種】です。
現実には白い種というのは無いかもしれませんが、雪深い北海道の地中から雪に見立てた白い種が根を張り発芽していくというイメージからネーミングを決めました!
この白い種が函館という街でどのような芽を咲かせ、花開くかを楽しみにしています。
資金の使い道・実施スケジュール
まず、ビアバー開業の際に必要となるのは冷蔵庫等の機材費や施工費、店内設備費です。
家庭用の物では無い為どうしても高額になってしまいます。
今回、他のお店にはあまりないお金をかける部分の一つは
グラスです。
店内グラスイメージ画像
管理やサービング(注ぎ)に関しては、醸造・提供を経験してきたので問題ありません。
北海道内でも顕著にグラスにこだわった提供をしているお店は少ないです。
グラスの違いでこんなにも味が変わるのか!という体験を是非皆さんにして頂きたいです。
リターンのご紹介
このファンディング支援に参加するとお得なリターンを早急に受け取れる!
という商品は残念ながらご用意出来ません。
商品でのリターンも出来る限り期待に添えるよう努めておりますが、歴史的建造物や街並み・新しいカルチャーを楽しんで頂きたいので、オープン予定のお店での体験や
一緒に醸造したりといった原体験を重視した内容がメインの内容となってます!
プロジェクト実現の為にも皆さんの協力を是非お願いします!!!
最後に
これまで長く、色々な事を書いてきましたが私がお伝えしたいのは、再三になりますが
【クラフトビールを通じて函館をもっと盛り上げて行きたい!!!】
【手段であって目的ではない】
という事です。
これを見てもし共感して頂けるというのであれば、どうかご支援賜われたらと思います。
必ずや期待に応え、美味しいクラフトビールを醸造し、沢山の方が足を運んでくれる店を作ります!!!
そして地元の方や観光で来られる方、海外からのお客様が集まり楽しい交流の場にします!!!
皆様の温かいご支援をどうか宜しくお願いします!!!
ご一読頂き有難う御座いました。
<募集方式について>
プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
【応援コメント】
㈱BEER CELLAR SAPPORO代表取締役〈札幌〉
森岡祐樹
街に根差したお店をつくるということは簡単ではないです。
数多ある飲食店が苦しく厳しい最中に気概を持って挑もうとするその姿勢、そして提供するお酒への愛情、そのどちらも彼は持ちあわせていると感じます。
周辺地域のリサーチやマーケティングなども大事でしょうが、その周辺の人々にとってどうか、そしてそこで働く自分たちにとってどうかという大事なことに向き合って彼はお店づくりをしていくことでしょう。
私は常々、自分たちとその周辺の人達にとって良いことを考えることができて初めてその地域や街のことを考えてみて良いのではないかと思っています。その手順が「普通」ではあるのですが今その普通をできているところは決して多くない気がします。
彼はその「普通」をより遠い範囲まで押し広げていくことができるのではないか、そんな期待を抱きながら応援の言葉としてここに記しておきます。
忽布古丹醸造 醸造責任者(兼 BIXER BREWING)〈上富良野〉
鈴木栄
分け隔てなく誰とでも仲良くなれる根っからの人好きであり、サウナ好きであり、湧き水好きであり、ラーメン好きであり、そしてビールをこよなく愛する平松さん。
私にとって良きライバルでもあり、尊敬できるお兄さんでもあります。
人生を楽しく、豊かにするヒト・モ ノ・コトを発掘する好奇心と、それを深掘りしていく探求心に溢れています。
彼の居るところでは新しい出会いや交流が活発に起こります。
そんな平松さんが築き上げるビアバーはきっと美味しいビールが飲める以上の楽しさや、豊かさに溢れることでしょう。
受賞歴もある彼のつくり出したビールは多くの人を幸せにしてきました。
そして、これからも「ビールをつくる立場」でも「ビールを提供する立場」でも、多くの人を幸せにしていくことでしょう。
皆様からのご支援を私からも深くお願いいたします。
シエスタハコダテ統括責任者 / Local Revolution代表〈函館〉
岡本 啓吾
函館の西部地区になにやらまた素敵な場が出来るらしい。
地元客も観光客もクラフトビールを介して交われる場が出来るらしい。
クラフトビールが好きな人もそうではない人も。
函館に住んでる人も、住んでないけど函館好きって人も。
そんな場づくりを一緒に巻き込まれてしていくことが、
その街を自分で楽しくしていくきっかけになるのかと思う。
『IN&OUT -ハコダテとヒト-』編集長〈函館〉
阿部光平
いいクラフトビアバーに出会うと、「こんなお店が地元にもあったらな」と思う。
具体的には、気軽に立ち寄れるリラックスした雰囲気で、まだ飲んだことのないビールがたくさんあって、店員さんもお客さんもフレンドリーなお店だ。
美味しいビールが飲めるだけでなく、そこで知り合った人に地元のスポットを教えてもらい、自分では辿り着けなかった場所で街のディープな一面に出会えたりする。
そういう体験をした街のことは忘れないし、思い出すたびに「あんなクラフトビアバーが地元にもあったらな」と思う。
祐太郎が働いている『ヒニニツカ』も、まさにそんなお店だった。
彼が故郷・函館に作る『White Seed』も、きっとたくさんの人の交流地点となるだろう。
地元の人間のひとりとして、ビール好きな人たちと出会えるのを楽しみにしている。
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