▼4月18日追記
この度、初めてのクラウドファンディング挑戦でしたが、皆さまの温かい応援・ご支援に本当に感謝感激しております。
目標金額100%も無事達成いたしまして、ご協力頂いた皆さまに深くお礼申し上げます。
このバスにまた人が集まれるようにするために尽力いたします。
まだまだ挑戦は始まったばかりです。
先日レッカー移動を行なったのですが、道中に色々破損したり、当初の置き場を変更しなければならなくなり再度レッカーすることになったりと、想定外の事件が勃発し現在踏ん張りどころであります。
最後まで頑張りますので、引き続きの応援・ご支援よろしくお願いいたします!
▼はじめにご挨拶
はじめまして、『バスBarを存続させる会』発起人の立花佳奈子と申します。
この度は数多くのプロジェクトの中から目にとめて頂きありがとうございます。
私の大好きな場所であり、多くの人に愛される大切なバスを残したいという想いで今回のプロジェクトを立ち上げました。
▼このプロジェクトで実現したいこと
現在のバスBarのマスターは70歳の南さん。アートと音楽をこよなく愛する方です。いつもニコニコ、会った後はほんわか幸せな気持ちになります。
大型のバスをオリエント急行風に改造し、横浜の海のそばで30年バーを営業してきました。
私は6年前にこのバスを運河越しに見つけ、引き寄せられるように辿り着きました。
中に入ってみると、異空間に迷い込んだような感覚を覚え、心を奪われました。
そこはアートを愛する人や、デザイナー、建築関係者など常連さんが足繁く通う大人の秘密基地でした。
私も横浜に友人が来たときは、「とっておきの場所」として連れていき、皆に大変喜んでもらいました。
ところがこの2018年3月で、現在の場所から移動しなければならなくなり、なかなか場所が見つからず、マスターから「このままでは残念だがスクラップするしかない」と聞き、「この雰囲気を、皆に愛された場所を無くしてしまってはいけない!」とバスを存続させるプロジェクトを立ち上げる決意をしました。
バスの新たな置き場探しにはたくさんの方にご尽力頂き、最終的に静岡県沼津市の海のそばに決定しました。
沼津は「オーセンティックバーの町」と言われていたり、このバスはもともと遠州鉄道のバスだったりと、このバスが沼津へ行くこともなんだかご縁に導かれた感じがします。
沼津では、町を盛り上げる活動をしている方々と一緒に面白いことができそうで、ワクワクする隠れ家の雰囲気は残しつつ、まちづくりの一端を担う場所として運営していきたいと思います。
そして新たな屋号は『The Old Bus』として出発することにしました。
▼資金の使い道
今回ご支援頂いた資金の使い道についてご説明いたします。
このバスは自走できないので、レッカーで次の場所まで移動させなければなりません。そのレッカー代としてまず30万円が必要になります。
その他、雨漏りする屋根の防水工事や、30年という長い年月を営業してきた老朽化に伴い床や壁が朽ちている部分の修復工事。
営業のための水道や電気引き込み(または太陽光発電システムの導入)などの設備工事。
営業に向けての備品の準備金。
リターンにかかる費用。
CAMPFIREへ支払う手数料。
ご支援頂いたお金は以上の内容に大切に使わせて頂きます。
▼リターンについて
追記「全てのリターンにおいて、今回ご支援頂いた方のお名前をバスの入り口に飾る支援者一覧プレートに記載させていただきます。(希望しない方は掲載しません。)」
The Old Busでドリンクを楽しめるチケットや、バス貸し切りチケットなどをご用意しています。
貸し切りプランでは、仲間でのパーティー、撮影、個展やバーテンダーごっこなど使い道は様々です。
このバス、実は小さなピアノも載せているので、小規模なライブなどをやっても楽しそうです。バスBar時代は落語をやったこともあるとか。
また、現在のマスターが横浜で新たに始める移動式アートギャラリーバスバー(こちらもすごく楽しみ!)のご招待チケットも数量限定でご提供頂きました。
沼津の西伊豆に近いエリアにある、築90年の歴史ある家をリノベーションした一棟貸しの宿「ゲストハウスSEKINO」の宿泊付きのプランでは、ローカルな沼津を満喫して頂くこともできます。
▼最後に
この素敵な空間に連れて行きたい人はまだまだたくさんいるので、ぜひ引き継いで新たな場所で人が集まれるバスにしたいと思います。
応援よろしくお願いいたします!!!
最新の活動報告
もっと見る改修作業も大詰め。いよいよ完成へ。
2018/09/03 14:548月頭にバスを移動してから、8月中は改修に明け暮れました。 改修の様子をダイジェストでご覧ください。 バスを設置する地面に凹凸があり、バスがかなり傾いていたため、凹んだ部分にアスファルトを敷設し、全体をジャッキアップして傾きを無くしました。 水で固まるアスファルト補修材、初めて使いましたが頑丈にできてかなり良いです。 屋根の雨漏り対策をします。 剥がれかけたビニールシートを全て剥がしました。屋根の全貌が明らかに。錆により穴が開いている箇所がたくさんあります。浮いた錆を削り、ファイバーテープと金属コーキングを使って穴を埋めていきます。 雨漏りしたら穴を探して埋めて、また水が漏ったら埋めて…を何度も繰り返し、徐々に雨漏りが減ってきました。 猛暑のシーズン、屋根の上はアツアツに熱された鉄板。目玉焼きが焼けそう。足元の熱さをしのぐため、お風呂マットの上に乗って作業しています。日焼けしすぎて肌に水膨れができた人も… 錆の進行を防ぐため、錆封じを塗り、錆止め塗料を塗り、全体にアイボリー色のペンキを塗って、ひとまず完成しました。 屋根が…まぶしい…!ように見えますが、実際に見ると、アイボリー色はそれほど違和感なく。すぐに馴染むでしょう。何度か見た人にも意外と気づかれていなかったり。 雨漏りが収まったので、車内の壁づくりの続きをします。 透湿防水シートの上に板を打っていきます。昔のバスバーについていた装飾と近い形にしたいと思い、腰壁の上の部分の見切り材モールディングを沼津の家具職人さん『やまぶき工藝社』さんに作っていただきました。これがあるだけで古き良きバーのイメージが蘇ります。 窓の間の壁は、ベニヤで埋め、漆喰風の左官塗り壁仕上げにします。 次は床を直していきます。 床の塩ビ製フローリングシートを剥がしていくと… 穴があったり、 下に敷いた木材が朽ちて腐葉土のようなフカフカの土に還っていました…!30年という年月を感じます。 これを全部剥がします。 剥がした上に合板を敷き詰め、その上に無垢板を張ることにしました。 ブカブカして抜けそうだった床が、頑丈になりました。 無垢材ならではの木の質感がいい感じです。 昔の雰囲気をあまり変えたくなかったので、近いイメージで改修しましたが、昔のバスバーとどこが変わったか気づかれないかもしれませんね…!笑 ときどき、富士山が顔を出して応援してくれているような気がします。 ある日のマジックアワー。バスの窓から、というより船の窓からのような景色です。 まもなく、キャンプファイヤーでご支援頂いた方へのリターンの『The Old Bus乗車券』の受付を開始します。 個別メッセージでご連絡いたしますので少々お待ちくださいませ。 もっと見る
バスの移動が完了しました!
2018/08/06 18:09ついに、最終的なバスの置き場へ移動することができました! 綺麗な海のそばの、とても眺めのよいところです。(詳しい場所は後ほど…) 場所探しにご協力頂いた沼津の方々には、大変お世話になり本当に感謝しております。 引き続きバスの補修・改修を進め、インフラも整えて、今年の9月ごろから利用できるように進めたいと思っています。 ご支援頂いた方には予定が立ちましたら別途ご報告させていただきます。 ひとまずご報告まで。 今後ともよろしくお願いいたします! もっと見る
引き続きバスの補修と設置場所への移動予定について
2018/07/20 19:32更新の期間が随分と空いてしまいました…。調整に長らく時間がかかってしまいましたが、沼津の方々の多大なるご協力の末、今月末あたりにバスの置き場所が決まり再レッカーができそうです。予定地は、海のそばの眺めが最高に素晴らしい場所です。こちらは確定次第、またご報告いたします。 改修の方は、徐々にですがコツコツやっております。車体の鉄が錆びて穴が開いている部分を埋めるのに色々試してみています。まずは錆びている部分に錆転換材というものを塗り、錆びの進行を止めます。そして雨漏りの原因になる部分の穴をアルミテープ、金属用コーキング、ガラスクロス+FRPなどで埋めます。どれがやりやすいか、耐久性があるか、コスパが良いかなど試行錯誤し様子を見ながらですが、ひとまず窓から下部分は雨漏りがおさまりました。屋根部分は穴が大きいのでまだ防水シートを被せているのですが、後日挑戦してみます。 車内の方は、壁の腐って朽ちた木材を引き続き外していきます。無事な部分がほとんど無く、結果、全て剥がすことになりました。けっこうな量でした。 鉄の骨組みと断熱材がむき出しになりました。バスの内部ってこうなっているんですね。 こちらも鉄が錆びた部分に錆転換材を塗り、穴を塞いでいきます。 建築用の透湿防水シートを貼って、外からの水が内側に入ってこないようにしました。 鉄の骨組みとフワフワの断熱材の上に貼っているのでシワが寄ってしまいました。。最終的に隠れるので良しとします。この上に、解体現場で頂いた古材で板張りにしていく予定です。 暑い日が続きますが、引き続き頑張ります…! もっと見る
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