【一般社団法人くちなしの紹介】

こんにちは!

瀬戸内果実酢(せとうちかじつす)のプロジェクトページを見て下さり、ありがとうございます。

実行者の一般社団法人くちなし代表理事 杉原未来(スギハラ ミライ)です。

私の出身地は、島根県。幼いころから自然を身近に感じながら育ち、「地のもの」「旬のもの」を飲むこと・食べることが大好きです。田舎で育ったことから、大学では農学を専攻し、農業害虫を中心に水稲、野菜、果樹、花卉、畜産などの様々な学問に触れました。

就職を経て岡山県に移住すると、まず「岡山県の果物文化」に感動したことを覚えています。岡山県では、贈答品としてしか見たことのなかった大ぶりのブドウやモモを「お裾分け」でいただくことができるからです。以前の職場では仕事柄、農家さんのお宅に訪問することもありましたが、どの農家さんもよそ者の私に大変あたたかく接して下さいました。

しかし、地域の農業は高齢化による離農者の増加や、後継者不足で悩みの種が尽きない状況です。農家さんの笑顔の奥にある苦労をお聞きする度、「私でも何かできないだろうか」と考える日々が続きました。前職からの独立をきっかけに、「身近な“おいしい”をカタチにする」をビジョンに掲げ、2022年「一般社団法人くちなし」を設立。現在は果物や野菜を使ったジュースやジャムの企画開発・小ロット生産・販売をワンストップで行っております。


【クラウドファンディングに挑戦する理由】

●お酒を飲む人も、飲まない人も、同じ味を楽しみたい!!


私は2022年Miss SAKE okayama初回大会に(農家さん方からの推薦を断り切れず…)出場し、準グランプリにも選んでいただけた、自他ともに認めるお酒好きでもあります。

そんな私がなぜ「ノンアルコール」をコンセプトに「瀬戸内果実酢」を作ったのかと、不思議に思われる方も多いはず。

実は、私を女手一つで育ててくれた大切な母親が、体質的に「アルコールが苦手」な人。飲み放題付プランだとソフトドリンクばかり飲んでいるから少し損をした気持ちになる、もっとお酒を飲めたら私も楽しいのかしら、と母が言っていた意味が大人になってから理解できました。飲めない人や、あえて飲まない人の中には、宴会の席を「楽しむ」というよりも「何とか、やり過ごす」ような感覚を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

加えて、小学校の頃からの親友や、私の旦那さんもお酒を沢山飲むことができません。(「一杯でいっぱいいっぱい」とよく言っています)

大変恥ずかしながら、最近になってからやっと、私にとって身近な人、大切な人は、意外にも「お酒が飲めない人」ばかりだと気がついたのです。

飲める人と飲めない人が同席すると、双方が相手を大切に思うあまりに、「お酒を飲み過ぎないようにしよう」「頑張って一杯くらいは付き合おうかな」と配慮を始めます。

ただ、飲むものが違うというだけで「お互いにちょっぴり気をつかう空間」ができあがってしまうのです。

「お酒を飲む人も、飲まない人も、同じ味わいを楽しむことができる新たな飲み物」が欲しいと考え、このビネガーを企画しました。そこで、倉敷市真備町のブドウ農家さんと一緒に開発したのが「瀬戸内果実酢」です。地域の農産物を活かし、「美味しさ」や「健康」にもこだわったドリンクビネガーをご提供することで、地域農業の活性化にも貢献したいと考えています。


●風化させたくない被災の過去


ところで、皆さんはブドウの樹が一人前になる年数をご存じでしょうか?

ブドウの樹は、約5〜8年で美味しくて安定した「実り」を開始します。

さて、今年に入り、2018年の西日本豪雨による倉敷市真備町の水害からちょうど5年以上が経過しました。水害からの復興に際して植え直したブドウの樹々たちが、一番フレッシュで美味しい果実を生らせ始めたのです。

このブドウのたちは人間でいうとやっと成人式を迎えた二十歳くらいの元気な子たち。瑞々しいブドウを、贅沢にもドリンクビネガーにいたしました。

人や土地の復興は数年でひと段落しますが、果樹園が本当の意味で復興するのは今年の実りから。

「復興の第一歩」を一人でも多くの人に味わっていただくため、西日本豪雨で被災した「たけまさ農園」のブドウを使用し、「瀬戸内果実酢」をリリースしました。


【瀬戸内果実酢の3つの魅力】

●これまでの試行錯誤とこだわり


「たけまさ農園」のお手伝いは、ブドウや干しブドウを細々と販売する活動からスタートしました。美味しいブドウを、より多くの方に、より長い期間、楽しんでいただきたいと考え、今回のドリンクビネガー開発に至ります。

また、ビネガー開発には、アルコールにもノンアルコールにも合うこと、果実感をはっきりと残すことにこだわり、約1年の試行錯誤を重ねました。ビネガーの中にブドウの実や皮をあえて残していることが「瀬戸内果実酢」の大きな特徴です。お酒で割っても、炭酸で割ってノンアルコールとしても、ブドウのフレッシュな甘みをお楽しみいただけます。


●美容・健康のためにも嬉しいビネガー


「ビネガー」という商品を選んだのは、ノンアルドリンクでありながらもお酒好きの方に喜んでいただくためです。

酸味を効かせることで、ハイボールやジンソーダといった強い味や香りを持つお酒にも負けることなく「ブドウの味わいと香り」を感じることができる商品に仕上がりました。

ただ甘いだけのシロップでは出せない爽やかな後味と、お酒の個性に負けないフレッシュなブドウの風味を感じていただきたいです。お酒を飲まない方は、「瀬戸内果実酢」を炭酸水で割って、ノンアルカクテルを楽しんでください。

加えて、お酢には血圧の急激な上昇を抑制する効果や腸内環境を整える効果もあるとされており、美容と健康を大切にお考えの方にもおすすめです。


●原料へのこだわり


「岡山県産のブドウ」のみを仕様しているため、輸送中の品質劣化の心配もほとんどなく、新鮮な状態で搾った果汁のみを使用しています。果実のポテンシャルを生かし、自然な甘みのビネガーに仕上げました。

白ブドウは、

贈答用の高級フルーツとして有名なシャインマスカットと、岡山県民が「実は一番好き」と口々に言う品種である瀬戸ジャイアンツを使用。華やかな甘みと広がりある香りが特徴です。

赤ブドウでは、

希少な品種であるオーロラブラックと、ピオーネから種を無くして更に美味しく品種改良したニューピオーネを使用。奥ゆきのある甘みと深いコクが特徴です。

どのブドウも、通常では贈答用に選ばれるような名のある品種ばかり。多くの方に、長期間楽しんでいただきたいと考え、贅沢にもドリンクビネガーに仕上げました。

支援してくださった方々へ、私たちの「瀬戸内果実酢」をお届けします。また、更に特別なリターンとして、原材料にも使用しているシャインマスカット等の贈答用高級ブドウもご用意しています。


【ライフスタイルにあったご利用方法】

☑ 日々の晩酌、お風呂上がりのくつろぎタイムのお供に。

☑ ホームパーティーやBBQの気軽な手土産に。

☑ 瀬戸内海周辺へ旅行に行かれた際のお土産に。

☑瀬戸内海周辺から他地域へご出張される際のお土産に。

「お酒が苦手…」という方も、「今日は飲めない…」という方にも、ノンアルドリンクとして最適です。ソフトドリンクの選択肢としてお茶やジュースとだけでは物足りないという時にも大活躍。お酒好きは、プレーンサワーやハイボール、ジンソーダ等で割って、いつもの晩酌をもっと華やかに!

日常の様々なシーンで、ぜひ「瀬戸内果実酢」を思い出してください。


【さいごに】

「大切な人の悩みを解決したい」という個人的な想いから、このプロジェクトは始まりました。

瀬戸内果実酢が一本あれば、飲む人も飲まない人も、無理なく美味しく、誰とでも一緒に同じ味わいを楽しむことができます。

一般社団法人くちなしのビジョンである「身近な“おいしい”をカタチにする」には、身近にある食材で美味しい物を作るという意味と、身近な人に美味しいと感じてもらえるものを作るという意味の2つの想いを込めました。

瀬戸内地域を拠点に皆様の「美味しいと感じる体験」をフォローアップし、食卓に小さな幸せを添える存在になれればと考えています。

地域農業の応援のため、身近にある美味しいものを発信するため、私たちはクラウドファンディングを続けていきます。加えて、皆様のご支援が倉敷市真備町の果樹園の復興、災害があったという事実の風化の抑制にも繋がると信じています。

ぜひ、私たちのドリンクビネガーをお手に取っていただければ幸いです。

あなたと、あなたの大切な人に、乾杯。


【今後のスケジュール】

2024年3月31日…クラウドファンディング終了
2024年4月上旬…リターン(ビネガー)発送準備
2024年4月下旬~5月上旬…リターン(ビネガー)発送
2024年8月上旬…シャインマスカット等収穫、順次発送

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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