2018/11/22 00:02
11月21日(水) 事件は地下室で起きていた


朝どうしても起きられなくて(筋肉痛で)

洗濯物が2回転するまで横になって出発。

11時前にアトリエ(仮)到着。


すると土間前に置き去りにされた物が。

「袋では収集できません。かご・バケツ等の容器に入れてお出しください」

僕たちが作業の合間に飲んでた飲み物の空き缶である。

バケツに入れないと持って行ってもらえないらしいが

そのバケツはこちらに出動していた。


地下室!



時は前日11月20日の夕方。

見学に来られた方がいつものように地下室へ入って行った。



その時である。

地下室から見学者の声がした。



「水が出てるよ!」

お分りいただけるだろうか・・・

下の土の色が違うことを・・・

つまり

濡れているのだ!!!!!



原因はコイツ。

いにしえの水道管である。(11/20の写真)

どうやら前の住人が潰して行った様だが潰しきれていない。

水が勢いよく飛び散っていた。。。


奥の方まで水が飛び散った形跡が…。(11/20夜の写真)

写真に写っていないが床板まで湿っていた。。。


見学者の方が気づかなかったら永遠に漏れ続けていただろう水。

(未だに僕は一人で地下室に入らないので気付かない…)

何かの拍子に圧がかかり水が出て来てしまったようだった。


とりあえずこの日は水道の元栓を閉めて帰宅した。



ところが。



翌日来て見るとまだまだ俄然元気に放水中だったのだ!

どういうことやねーーーん!!!!


とりあえず応急措置として

10mのホースを買って来てテープでぐるぐる巻きに。

(だが接合部がテープな為、隙間から漏れてしまいバケツは続行…)

古いガス管が通っていた穴から地上へ。

床をはわせ・・・ (↑床が着々と出来上がって来ている…!)

ホースの先はキッチン(があった場所)の排水口へ。(キッチンは解体した)



しかしだ。

元栓を閉めたのに水が出るとはどういうことなのか…?

しかもメーターも止まっている。

配管が違うのではないか…?



そんな仮説を立て、僕は大工さんから

"給水の配管図"を役場でもらってくる指令を受け

青梅市役所へ向かった。

(しかし"給水の配管図"は市役所には置いておらず

更に10分先の違う水道施設へと向かったのだった…)


水道施設で受付を済ませ"給水の配管図"をもらう手続きをして待つこと数分。

担当のお姉さんが申し訳なさそうに言った。

「申し訳ありません、記録がありません。」


ー僕は瞬時に悟ったー


大正時代の建物ゆえ、屋内の配管図が残ってなかったのだ…!


あまりの衝撃に帰り道、笑いが込み上げて来た。




アトリエ(仮)に着いて大工さんに残念なお知らせをし、水道局に電話。

建物に引いている水道の大元の栓を止めてもらうことに。


ところがまたしても事件が…


大元の栓が古すぎて、水道局の人が触れた途端

折れてしまった。。。。


oh…


仕方がないので

水道局の人にチューブを借りて更に処置を施す。

接合部は完全にカバーした!

地下室はやっと水漏れから解放されたのである…!


この日、僕は役所や水道施設をまわり、

水道局の人との話し合いや立会い、大家さんへの連絡等で走り回っていた。

(この日は水曜の為不動産屋さんが定休日なのが痛かった)


その結果

予定していた作業が何一つ終わらないどころか

全く手さえ付けられなかった。


これは大変だ。休日返上になってしまう。

そう思いひとり居残って作業を進めた。


水道の元栓を閉めている為、トイレが使えない。

暖房器具がないので寒く、トイレに行きたくなって作業終了。


19時半頃のことである。

ふと地下室の水が気になったので覗いてみたのだ。


漏れとるやんけーーーーーー!!!!!!!!

バケツの再登場である。。。。


嗚呼。。。

翌日には水道の大工さんが来てくれることにはなっているが。

心配と筋肉痛で今夜も眠れそうにない僕であった…