こんにちは!
International Volunteer –YUI-結ののりおです。
僕からはラオスの歴史について前後半でご紹介します!
現在は自由で穏やかな国ですが、実は他国に支配され続けた歴史があります。
今の平和の背景を知ることでまたラオスの魅力に気づけるはずです。
極力短く、わかりやすくまとめたので、是非覚えていってください!
昔1353年、今のラオスの原型となる国は「ランサン王国」。
「百万頭の象の国」という意味を持ち、ファーグム王によって統治されていました。
その都の場所は私たちの支援地でもあるルアンパバン。
この王国は300年以上続き、最大で東北タイにまで支配が広がるほど勢力があったのです。
ビエンチャンに建造されているファーグム王の銅像
国外支配が始まるのは18世紀から。
内乱により、ランサン王国は3王国(ビエンチャン、ルアンパバン、チャンパサック)に分裂。 さらに隣国の勢力拡大で弱体化がすすみ、1770年代には3王国ともシャム(現在のタイ)の支配下となります。
続く、19世紀後半には、フランスはナポレオン3世のインドシナ出兵により、ベトナム、カンボジアを侵略し、隣接する3王国をも狙い始めます。
ついには3王国に宗主権を有していたタイも屈服し、バンコクで3王国の宗主権を放棄するフランス=シャム条約を締結し、1899年にフランス領インドシナ連邦に組み入れて植民地支配にします。
この時にラオ族から名前をとり、ラオスという国名が付けられました。
ラオスの主値ビエンチャンのパトゥーサイはフランスのシャンゼリゼ通りに影響を受けていると言われている。
後半は次の投稿で!!