こんにちは。「家具乃診療所」院長の河野です。本日は「プレミアム診察券」のご案内です。すでにご支援して頂きました皆様へはお知らせ致しました「プレミアム診察券」!この診察券は、クラウドファンディングでご支援いただいた方を対象に発行いたします。ご支援順のナンバリングや、お名前(本名または支援名)がレーザー加工で入るものです。通常の診察券もありますが、プレミアム診察券は材質が異なり高級感があります。今のところはサクラの木を使おうと思っていますが、その時に一番いい材料で、制作をする予定です。診察券のイメージは、こんな感じです。スケッチを描きました。一生懸命描いたのですが、いつもゆがんでしまいます。普段のデザインもこんな感じで始まり、形を変えていきます。生まれて初めて、診察券をデザインしました。その際にホスピタルデザインを調べているうち、家具やクラフト品にもホスピタルデザインが取り込めるのではないか・・・と妄想がふくらみました。また、クラウドファンディングをご支援いただいた方に対して、もう一つ特典を考えています。それは「プレミアムマイスリッパ(お名前入り)」。いつか、診療所が完成して、お越しくださった際にご支援いただいた方に使っていただきたくて、設置する予定です。スリッパのイメージは、地元・埼玉県の「ほねつぎ」という診療所で使われていたスリッパが理想です(笑)。歩くとペタペタするやつです。上側に、お名前が印刷される予定です。 診療所の立ち上げ時にご支援頂いた感謝を込めて。いつまでもこのご恩を忘れないように、ご用意させて頂きます。お越しの際は、「プレミアム診察券」を忘れずに、お持ち下さい。クラウドファンディングの挑戦も1週間を切り11月30日(金)までです。やりたい事が、どんどん浮かんで来ます。なんとか、良い診療所を作りたいです!皆様のお力、ご支援を宜しくお願い致します!
こんにちは! 「家具乃診療所」助手です。先日、下川町のご近所さんである興部町に行ってきました。目的は、「家具乃診療所」クラウドファンディングのチラシをデザインした「デガラシさん」と、院長・河野がお世話になっている「North Plain Farm」の吉田さんを取材するため!診療所のアイディアについて、ものを直して使うカルチャーについて、などなど話題は多岐に渡りました。今日はその様子を、ご紹介します!・参考:【お知らせ】「家具乃診療所」クラウドファンディングのチラシがあちこちに配架されています!「診療所の構想ができる前から、河野さんは家具を“診療”していたのかもしれない」デガラシさん(左)と吉田さん(右)※以下敬称略── まずはお二人と「家具乃診療所」院長・河野の出会いを教えていただけますか?デガラシ:5年前に、友人の家に遊びに行ったときに、河野さんがそこにいて。初めて会ったのはそのときですね。ちょっと喋ったけど、ずっと連絡を取り合っていたわけではなくて。今年の7月に下川でやった「森ジャム」に河野さんが「BEARD FOLKS DINER」っていうチームで出店していたときに「森ジャム」会場で再会しました。ちゃんと話をしたのは、今回のクラウドファンディングのチラシ作りをするために会ったときですね。吉田:僕が河野さんに初めて会ったのは2015年の11月8日です。「North Plain Farm」で「旅するカフェ」というイベントを開催したんですね。そこへ出店してくださっていました。それ以降、河野さんが下川へ移住する前から時々イベントで顔をあわせることがあって。アトリエへ遊びに行ったこともありますね。そしてちょうど2018年の春に、河野さんにうちのお店(North Plain Farm)のカウンターテーブルを作ってもらいました。North Plain FarmさんのInstagramより── 河野の第一印象は……?デガラシ:第一印象かぁ……。吉田:職人さんだから、近づきがたいかなと思ったけど、気さくな人だと分かって安心しました。デガラシ:僕の友達の友達が河野さんだったので、きっと突き詰めて(ものづくりをして)いるんだろうなと感じました。── 「家具乃診療所」のクラウドファンディングが2018年10月中旬から始まりましたが、このプロジェクトを聞いたときは、どんな感想を持たれましたか?デガラシ:家具と、診療所っていう言葉の組み合わせがすごくちょうどいいなって思って。何かかっこいいことが始まるんだなと感じました。── かっこいいことと言いますと……デガラシ:家具を使い込んで育てていく良さを、ちゃんと提案してくれそうだなって思いましたね。── デガラシさんは何か長く使っている家具、ありますか?デガラシ:大学時代、自宅から4つくらい先のゴミ捨て場にロッキングチェアが落ちていたんです。その時は自転車だったので持ち帰れないしな、と思って通り過ぎたんですけど、その日の夜ふとんに入って眠ろうとしたときに、そのロッキングチェアを思い出して。すぐに拾いに行ったんです。── お布団に入っていたのにわざわざ外へ出て取りに行ったんですか?デガラシ:はい、その日からずっと大切に使っています。── すごい……きっとそのロッキングチェアに呼ばれたんですね。吉田さんは、どうですか?吉田:僕はもともと物はあんまり持たないんですよね。いま持っているものを長く使い続けたいなと思うので、診療所のコンセプトはおもしろいなと思いましたね。あとは、僕個人のものというよりは、店にある家具で眠っているものもいっぱいあるんですよね。それらを買った金額以上のことができていないのが悲しいなと思っています。いま思えば店に来て家具のことを相談した時も、河野さんは手にとって、触ってみたり裏側を見たりしていて……。診療所の構想はまだ聞いていなかったんですけど、あれはすでに“診療”していたなって、思います。── 今回のクラウドファンディングのアイキャッチや、チラシのデザインはデガラシさんによるものですが、どういう経緯で今のものに仕上がったのか教えてください。デガラシ:河野さんから、ロシアっぽいデザインでって言われたんですよね。アメリカっぽい感じ、北欧っぽい感じ……いろいろ話したんですけど、最近の河野さんの趣味が、Googleマップのストリートビューでロシアや樺太近辺を旅することらしくて(笑)。── ああ!以前言ってました(笑)。デガラシ:僕も、ここ2、3年でロシアのデザインや雰囲気に興味がわいてきていたところだったので、良いなって思って。ひび割れたコンクリートと、水色っぽい屋根というのが僕にとってのロシアのイメージだったので、色味はこんな感じに。あと、道具がたくさん並んでいるとワクワクするので、このようなデザインになりました。“リビング感”がある場所に人は集まる── 「家具乃診療所」は一の橋という、下川町内でも小さい集落でオープン予定です。市街地から離れており、興部町へ行く途中にある地域なので、オホーツクエリアの方々との連携も院長(河野)は考えているようですが、なにか一緒にできる仕組みのアイディア、ありますか?デガラシ:すでに一緒にいろんなことができているな、と感じますね。お互いにフットワーク軽く、ないものを補い合いたいなと思います。吉田:地域の診療所って、主に町に暮らしている人たちにフォーカスしますよね。だから「家具乃診療所」も、まずは下川町に暮らしている人たちに向けてやるといいような気がします。デガラシ:僕が知っている下川町の方々は「家具乃診療所」のコンセプトに近い価値観を持っていそうだし、そういう人が集まるのが下川の良さだと思います。下川でやり続ける価値が、あるような気がしますね。吉田:そもそも家具を直すという発想がわかない人も多いだろうけど、若い人の方が、ものを長く使うことに価値を感じているような気がしますね。すでにそいういう価値観を持つ人が「家具乃診療所」を目的地にして来てくれるといいんじゃないかな。吉田:下川はオホーツク側からも名寄側からも来れる立地だし、一の橋には「SORRY KOUBOU」さんがいたりする。立ち寄る場所の選択肢が多いと、人は何度も訪れたくなると思います。デガラシ:その人が釣りが好きなのか、食が好きなのかで動くルートって変わるから、その中でも「家具乃診療所」に共感してくれそうな人に発信する方法を考えると、お客さんは来ると思いますね。吉田:まあ、家具を診療してもらう、してもらわないに関わらず、居心地のいい場所だと人に紹介したくなりますからね。僕も、自分の店は自分が居心地がいいところになるようにって考えています。自分が一番居心地がいいと思う場所を、突き詰めればいいんじゃないかな。デガラシ:確かに、うち(デガラシさんのご両親が営業しているCafe日和「キキトキ」)に来るお年寄りも、友達を連れて来てくれたりとか。自分が居心地がいい場所……家のリビングみたいな、リビング感がある場所だとリラックスできて通いたくなるのかもしれませんね。自分の孫の世代になって活用できる場所に── 以前、院長・河野が「ものを長く使うことが絶対に正しいとは思わない。持っているものを直して使うという、ものの使い方もあるということを知ってほしい」というようなことを話していて。デガラシ:ちょうど僕らの世代って、ユニクロとかが出始めた世代で。お金をかけなくてもまあまあお洒落ができたんですよね。だから安く買って捨てるっていうことが、当たり前だという人が多いのかもしれない。そういう意味でもこれからは「『家具乃診療所』みたいな場所が必要なんだ」っていう価値観を持っておくことって大事だなって。吉田:いまの僕らの世代のことを考えても、メンテナンスしながら長く使うっていう文化はあんまり根付いていないように感じますね。でも、あるイベントで包丁研ぎの方がワークショップをしていたんですけど、すごいいろんな人が参加していて。僕も隣でチーズを切っていたナイフを研いでもらいました。だから、大多数ではないけど「家具乃診療所」の良さを理解している人は、確実にいると思います。デガラシ:きっと、僕らがおじさんとかおばさんになって、いま使っているものを直したいと思ったときに「家具乃診療所」が求められる場所になるんじゃないかなって思います。僕らの孫の世代とかになったら、「おばあちゃんの机を使うのがイケてる」っていう価値観になっているかもしれない。いますぐに直してほしいものはない人にとっても、未来のためにはすごく必要な場所だなって思います。おしまいクラウドファンディングも残りラストスパート1週間!ご支援・ご声援、よろしくお願いいたします!
こんばんは!「家具乃診療所」助手です。先日、「家具乃診療所」ができる北海道下川町に暮らす、院長・河野の友人たちと、Facebookでライブ動画配信を行いました!登場するのは「薪屋とみなが」の富永紘光(トミー)さん、80年の歴史を持つ「やない菓子舗」の矢内啓太さん。それぞれものづくりをしているメンバーで集まり、「お客さんにどうやって自分の作ったものを届けるか」「クラウドファンディングってぶっちゃけどう思う?」といった話題を、気張らない雰囲気でおしゃべりしていただきました。また違う日には、下川町の移住施策を進める「下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部」部長の長田拓さんと、NPO法人「森の生活」代表の麻生さんとフリートークに挑戦。院長・河野が下川に来る前は「行政が町を引っ張っているカタイ地域……」というイメージだったそう。けれど、いろいろな人がSNSなどで発信する情報を見て、楽しそうな暮らしをしている様子を感じたといいます。他にも、なぜか家具の話から宇宙やバイオテクノロジーの話にまで(!)トピックが発展してゆきました。*どちらもちょっと声が聞き取りづらいので、イヤホンでお聞きください。どちらもほぼ完全自由演技(!)で始めた動画配信でしたが、それぞれが違う角度から「家具乃診療所」や木工、下川のこと、モノ選びなどジャズセッションのようなトークになりました。リアルタイムでなくてもコメント等は大歓迎です!ぜひラジオ感覚で、お楽しみください!
こんにちは、「家具乃診療所」院長の河野です。「家具乃診療所」のクラウドファンディングのチラシですが、友人や応援をしていただいている方々のご協力頂き、各所へ設置をしています。 ありがとうございます!デザインは、北海道の興部町という町在住のデザイナー・橋本タイキさん(アーティスト名デガラシくん)に依頼をしたものです。 ロシアの田舎町にある診療所をイメージして、絵本風にお願いしました。皆さんにカワイイと言っていただけ嬉しいです。家具乃診療所では家具のカルテ(診断書)や処方箋袋(メンテナンスオイル・ワックス)もご用意します。こちらのデザインも橋本タイキさんにお願いする予定です。今日も治療のご相談を頂きました。 来年春開業なのですが嬉しいご相談です。 クラウドファンディングもあとわずか。 いい診療所になるよう頑張ります。かわいいチラシは以下の場所に設置いたしました。ご自由にお持ち帰り下さい。【おむすびとつみきのお店 ころりん】東京都大田区多摩川1丁目20−1【堤方4306】東京都大田区池上4丁目30番地6【DO LIVING ISSSEIDO星が丘テラス店】愛知県名古屋市千種区星が丘元町14-25 星が丘テラス WEST 2F【galerie arbre】宮城県仙台市青葉区一番町1丁目11-27【カフェ日和キキトキ】北海道紋別郡興部町興部330【nido】北海道上川郡和寒町南町81(閉店しました)【MILK HALL ノースプレインファーム】北海道紋別郡興部町北興116-2【コーヒーと洋食 アポロ】北海道上川郡下川町錦町76【はるころカフェ】北海道上川郡下川町錦町23 マルウささき【矢内菓子舗】 北海道上川郡下川町錦町81【駅カフェイチノハシ】北海道上川郡下川町 一の橋603-2【まちおこしセンター コモレビ】北海道上川郡下川町共栄町2【下川町民会館】北海道上川郡下川町幸町95番地1206
こんばんは! 「家具乃診療所」サポートチームです。 このクラウドファンディングが始まった、2018年10月15日(月)に、東京都大田区にある「堤方4306」というイベントスペースをお借りして、ワークショップ&公開取材という名の動画配信を行いました! テーマは「いま求められる家具とは」。 お話のトピックとして出てきたのは…… ・効率よく作る家具は実は効率が悪い? ・一つの家具が、一人の所有物である必要はない ・今後は変化すること前提のモノが求められる ・誰でもものづくりができるようになるのは職人にとってプラス? などなど。 「どういうこと?!?」と気になった方、ぜひ動画をポチッと見てみてくださいね。 話し手は、「家具乃診療所」院長・河野と、「家具乃診療所」をはじめ河野と様々なプロジェクトを協力して進めている鍋谷さん、そしてMCはウェブメディア「灯台もと暮らし」を運営する(株)Waseiの代表・鳥井さんです。 ・参考:「家具乃診療所」のチラシを東京のおむすびとつみきの店「ころりん」さんへお届けしてきました ・参考:本当は捨てたくない─使い手の思いと家具を救う「森のキツネ」河野文孝【北海道下川町】|灯台もと暮らし ・参考:白衣で家具をつくる「ライトな世捨て人」のコミュニケーション哲学|BAMP あちこちを転々とする暮らしを、ナチュラルに実践する人々が少しずつ、増えています。 その上、新しいモノや魅力的なモノが多すぎて、何を選べばいいのか分からない、とお手上げ状態になっている方もいるはず。 それでももし、自分の暮らしに合わせて、モノ自体が変化してくれるとするなら? 「長くモノを使う」という価値を正義として押し付けるのではなく、「モノの新しい使い方」を知ることができる──「家具乃診療所」は、そんな場所です。 新しい「モノと向き合うワクワク」を、動画を通じて感じてみてくださいね。 クラウドファンディングも引き続き、ご支援よろしくお願いいたします!