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「台湾自転車一周の旅」の映像制作! ~義援金200億円のお礼を伝えに台湾へ~

現在の支援総額

76,500

12%

目標金額は600,000円

支援者数

11

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2014/06/10に募集を開始し、 2014/07/31に募集を終了しました

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「台湾自転車一周の旅」の映像制作! ~義援金200億円のお礼を伝えに台湾へ~

現在の支援総額

76,500

12%達成

終了

目標金額600,000

支援者数11

このプロジェクトは、2014/06/10に募集を開始し、 2014/07/31に募集を終了しました

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台湾に来るまで台湾の事を何も知りませんでしたので、この旅は『台湾を知りたい』という気持ちでスタートしました。 初めて自分の意思で来た海外。言葉の通じなければ、今いる場所がどこなのかすら分かりません。来た時は不安しかなく、とりあえず走るしか出来ませんでした。 台湾の地を自転車で走り、だんだん買い物もなんとなく出来るようになってきたころでした。それまでさまざまな台湾の人たちと会って来たものの、『ただ走っているだけのままでは感謝の気持ちを十分に伝えられていない、変わらなければいけない』と思うようになりました。 それからは自分から台湾の人に声をかけるようになりました。そうすると誰もが『ありがとう』や『頑張って』という言葉をくれました。また『台湾に良く来てくれた』、『来てくれただけでも感謝の気持ちは伝わってきてるよ』と快く僕の事を受け入れてくれたのです。ただただ嬉しかったです。僕のやって来たことは間違っていなかったと、自信が持てた瞬間でした。 そして、今でも日本語を話すことが出来るおじいちゃん達からは『昔いた日本人はみんな優しかった』、『日本人と台湾人は気が合う、だから友達になれるんだ』という事を聞くことができました。もしかしたらこれが昔から続いていて、今の関係が続いているのかと思わされました。 今は政治などもあり、なかなか単純に仲良くする事も困難な場面もあると思います。ですが、台湾に来て純粋に台湾、そしてその文化、人たちが好きになってしまいました。 この苦しくも楽しいかった思い出は消えません。その思いを伝えることはいつでも、どこでも出来ると信じています。伝えることでより僕らの関係も今よりもずっと良くなるはずです。   僕は日本に戻りますが、さよならとは言いません。台湾、ありがとう。また会える日まで。


22日目 基隆 晴れ 今日は基隆の市街地を観光がてら散歩してみました。 いまいち台湾の人たちの生活ぶりが把握出来ていないので分からないですが、昼間でも町中には人がたくさんいます。学校は夏休みに入っているせいか若い人とか、観光客も多くいました。 ただ、場所によってはアメ横みたいな雰囲気で、そこは現地の人でいつも賑わっているなと思いました。魚や野菜、フルーツなどが色とりどり並び、中には日本ではなかなか見かけない鶏の丸焼きだったり、捌いてあるカエルなどがあり見て回るだけでも楽しかったです。まぁ、一人でそれらを頼む勇気はいろんな意味でなかったのですけどね…。 そしてそこから少し移動し基隆駅前に行くと港があります。漁船だけではなくフェリーも停泊中で先ほどまで感じていた雰囲気からガラッと変わって、また異国に来たよう。突然景色が変わってビックリさせてくれるのも台湾の魅力の1つですかね? 夜はまた夜市へ行ってきました。台北の夜市と比べると小規模ですが、それでもたくさんの屋台が並ぶので毎日来ても飽きることはなく楽しめそう。 今日はなぜか美味しい海産物に混じり、カエル料理が並びました。昼間も食材としてみたので普通に食べる文化があるみたい…。皮付きのカエルをおそるおそる食べると意外と美味しい。見た目に騙されてはいけないといういい経験です。 明日にはとうとう台北の松山空港に到着します。長いよう短かった3週間も、もうすぐ終わります。最後まで台湾の良いところを探して、日本に持ち帰りたいと思います。


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21日目 基隆 晴れ  走行距離:41km 積算距離:1217km 今日は台北に来た日本人旅行客がよく訪れるという台北から電車で1時間ほどの九份とその近くの猴硐へ。 九份には「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の屋敷のモデルとなったと言われている茶屋がある、ノスタルジーな町です。テラス席では美味しいお茶と山の上から望む景色を楽しむことが出来ました。 猴硐は猫が至るところにいるいわゆる猫村。全く逃げる様子はなくむしろ足にすりよって来るほど。建物からお土産、標識にまで猫と猫好きにはたまらない空間になってました。 両方とも非日常的な空間でゆっくりしたい人には是非行ってほしいスポットです。 夜はホテルのオーナーのお母さんのお誘いでご飯に。お母さん、お孫さんそして僕の3人で楽しい一時を過ごさせてもらいました。基隆でとれた魚など、まさに地元の味で食卓は賑わいました。 そこで今までの旅の中で聞きたくなったことを聞いてみました。それは、なぜ台湾人はみんな優しいのかと言うことです。それにお母さんは『優しいのに理由は無い』と答えてくれたのです。なんと素晴らしい言葉であり、なんと重い言葉なのでしょうか。僕は旅の最中、どれだけの台湾の人たちに助けられたのか分かりません。そしてその人たちにどういう形で恩返しできるのか、よりいっそう考えなければなりません。 旅が終わるまで残り僅かになってしまって考える時間がほとんどありませんが、なんとか1つの答えを出したいと思います。


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20日目 南澳~蘇澳 晴れのち曇り 走行距離:27km 積算距離:1070km 今日は南澳から蘇澳を走りました。 出発する前に台湾の先住民、タイアル族の運動会が偶然にもやっていたので見に行ってきました。 どうやら地区対抗の競技会の様なものだったのですが、先住民の運動会だけあって昔から伝わる踊りをいろんな種類の民族衣装を着た子供達が踊っていたり。そうやって貴重な文化を残していってるのですかね? そして宿のおじいちゃん情報通り、日本語を話せる人がたくさんいてびっくり。僕の名前を言ったらお前はヤクザか?と言ってきた面白いおじさんから、『台湾人はみんな優しいんだ。もちろん日本人もだ。そして気が合う。だから友達になれるだ』と言ってもらえました。嬉しいですね。もしかしたらこれが今の日本と台湾とに関係に繋がっているのかも知れないですね。 踊りを見終わってから出発です。危険だと言われてきた海岸線は今日で終わりでしたが、もしかしたら今までで一番上り坂の角度が厳しいかもしれません。それでもどうにか蘇澳に到着。今日の目的地ではありませんが、ここには冷泉があり、どうしても入りたくて寄りました。汗をたくさんかいた体を一気に冷やしてくるだけでなく、不思議とそのあとはあまり汗をかきませんでした。 空の様子が悪く、今日はここまで。これで明日の道のりがこの旅で最長になるのかもしれませんが、危険な場所は通過したので何とかやれそうです。


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19日目 花蓮~南澳 晴れ 走行距離:81km 積算距離:1043km 今日は花蓮から太魯閣国立公園を通り南澳まで走りました。 海岸線に沿って行くとまた日本語を話せるおじいちゃんに遭遇。『ここら辺には日本語を話す人はほとんどいなくなってしまったが、南澳という町だとたくさんいるはずだ』と教えていただきました。残念ながら71歳だったといのもあるせいか昔のことは良く思い出せないとのことでしたが、日本語はすごく上手でした。何か覚え方のコツとかあるんですかね? 狭く曲がりくねった険しすぎる道と大型車にビクビクしながら、スタートしてから1000km達成。皆さんが危険だから迂回した方がいいと言うのが身に染みて分かりました…。なんとか無事に今日の目的地である南澳に到着。 たまたま始めに寄った宿にも日本語を話せるおじいちゃんが。こちらもなんと80歳で子供の頃は思い出せないと言いつつも、楽しそうに『今度日本に行くんだ』とか、『昔日本人がこの町に来たんだ』と懐かしそうに話してくれました。そして『日本人は皆優しかった』と言ってくれたのが日本人として嬉しかったです。 夜は宿のおじいちゃんオススメの地元の海産物を出すお店にわざわざオートバイで案内してもらいちゃいました。海が近いお陰か新鮮な食材が激安価格で楽しむことができました。  明日も険しい道が続くようですが、今日に引き続き最後まで諦めずに頑張りたいと思います。