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「台湾自転車一周の旅」の映像制作! ~義援金200億円のお礼を伝えに台湾へ~

現在の支援総額

76,500

12%

目標金額は600,000円

支援者数

11

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2014/06/10に募集を開始し、 2014/07/31に募集を終了しました

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「台湾自転車一周の旅」の映像制作! ~義援金200億円のお礼を伝えに台湾へ~

現在の支援総額

76,500

12%達成

終了

目標金額600,000

支援者数11

このプロジェクトは、2014/06/10に募集を開始し、 2014/07/31に募集を終了しました

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18日目 玉里~花蓮 晴れ 走行距離:94km 積算距離:962km 今日は玉里から東海岸の最大の都市、花蓮まで走りました。 宿の近くに朝市を見つけたのでそこで朝食を取ることに。   たまたま入ったのはなんだか夫婦漫才をしてそうなご夫婦2人が営む、麺とお粥のお店でした。 注文したお粥を待っていると笑顔全開のご主人が『お前たちは日本人か?』と英語で声をかけてきました。楽しそうにいろいろな話をしてくれるご主人の顔を見ながらそれに応える僕らもつられて笑顔に。こういったひとときが温かい気持ちにさせてくれます。 僕らは自転車で台湾1周をしている最中でこの町を通る道で花蓮まで行くつもりだと言うと、突然立ち上がり、僕らの渡した地図を指差しながら『その道は山があまりにもキツイ。遠回りにはなるがこっちの道だと平坦だから、絶対こっちのほうがいい!』とアドバイスをくれたのです。 そして迷ったときに使える様にと中国語で書いた道先案内のメモまでくれました。美味しいお粥を頂き、おじさんたちとの別れを惜しみながら花蓮に向け出発。 アドバイスに従い、遠回りの道を行くと、追い風のせいもあってか普段では考えられない位に脚が軽く、ペダルを漕ぐのをやめてもどんどん前に進むようです。       そして15時、予想以上の早さで花蓮に到着。明日のためにたっぷりと寝れそうです。 明日は台湾を1周する中で最も過酷と呼ばれる太魯閣渓谷に突入します。 あらゆる人から太魯閣渓谷は車の往来が危ない、やめたほうがいいと助言され、少し緊張してます。 しかし明日を乗り切らなければ台湾一周したことになりません。逃げたらダメだ。 最後一漕ぎまで諦めずに行こうと思います。


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初鹿~玉里 晴れ 走行距離:65km 積算距離:868km 今日は初鹿から玉里の65kmを走りました。道中、『台湾のコシヒカリ』と呼ばれる米どころ池上があります。朝からそのお米を食べることを楽しみにしながら出発しました。 今日は最初からアップダウンの連続。しかし途中から景色は豊かな田園風景に変わってきました。 台湾の稲作は二期作で今の時期は稲穂がたわわに実っているので、まさに黄金色の絨毯の上を走っているかのような気分にさせてくれます。 そして池上駅に到着。 駅のホームでは日本の古き良き時代を想い出させる駅弁売りのおばちゃんが弁当を売り歩いていました。 おばちゃんの高らかな声がホームに響きます。 『ビェーンターン、ビェーンターン』 そうです。日本もかつては『弁当〜弁当〜』と売り歩いてましたよね? 日本ではなくなってしまった文化が台湾には数多く残っており、池上駅の駅弁売りも、まさにそのひとつだと言えます。 弁当をひとつ買い、駅を出ようとした瞬間、『お兄さん、テレビに出てたわよね?』と突然、台湾女性から声をかけられました。 台北から電車でやってきたという婦人、久々の日本語に話が弾みました。 僕としては、まもなく台湾自転車一周の旅が終わろうとする中で、まだまだやり残した事がたくさんあるんじゃないかな?と思っていたのですが、ご婦人は『そんな事、ないですよ。来てくれただけでとても感謝してますよ』と笑顔で返してくれました。 そして『これからもっと暑くなるので健康にはくれぐれも気をつけてね』と労われ、思わず涙腺がゆるくなりました。 昨日の牧場の方といい、これまで数々の人たちから温かい声援と励ましの言葉を頂いて、『僕がやってきた事は、間違ってはいなかったな』と勇気づけられました。 この気持ちを胸に最後まで精一杯がんばりたいと思います。


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16日目 台東~初鹿 晴れ 走行距離:25km 積算距離:803km 2週間経って初めてのストップがかかりました。カメラ担当のディレクターがスタート直後から体調不良を訴え、次の休憩のタイミングでギブアップ。 位置的にはレジャー施設はあるものの山の中のこじんまりとした集落で、想像通り宿探しは難航しました。地図上にいくつもあった民宿は廃墟になっていたり、そもそも見当たらない…。 もうお手上げ状態で近くにあったコンビニび駆け込み、スマフォを指差し宿がないか尋ねたところ、たまたま日本語が少し話せる店員さんがいました。    この地域に住んでいないという彼は分からないと言うだけでなく、周りの店の方々や周囲にいた人たちに何度も聞いてくださり、ようやく民宿のオーナーにたどり着くことが出来ました。正直僕の人生の上では優しい人と括れない、まさに僕にとって救世主でした。もう彼に足を向けて寝れません。  その後は彼の勧めですぐ近くにあるという初鹿牧場に行ってきました。台湾にの傾斜地牧場として最大級で勿論眺めも抜群。 ところが、一番の思い出は入場前の事でした。入場料を渡そうとすると、「よく来てくれた、楽しんでこい!」と言わんばかりにWelcome!と満面の笑みで言ってくれたのです。どうやらレーシングウェアを見てくれたようでした。 後ろから新しいお客さんも来ていたので、先に進み休憩していると、先程の場所から笑顔で追いかけて来て一緒に写真。別れた後にすぐfacebookに一緒に撮った写真をアップロードして、興奮したような言葉と日本語で「ありがとう」というコメントを残してくれました。台湾に来てから今まで彼ほど、ありがとうという感情を全身であらわしてくれた人はいませんでした。 明日はディレクターの体調を見ながらになりますが、宿に着くまでは彼らの為だけに走ろうと思います。


15日目 大武鎮~台東 晴れ 走行距離:55km 積算距離:778km 台湾の東側に来て1日目は大武から台東まで1本道を北上するルートになりました。 今までの西海岸側は大都市が多く、めったに海を見ることがなかったのに、東海岸側にくると熱帯地方特有の広葉樹、そして道の先までエメラルドグリーンのオーシャンビューが続きます。なだらかな海岸線の下り坂を滑走していると、まるで自分がカモメになって空を舞っているような、そんな錯覚に陥りそうになりました。 そして高雄以降増えてきたサイクリスト達は今日もたくさんいました。手を挙げると相手も必ず挙げてくれます。励ますつもりがいつの間にか励まされているのに気がつきました。  自分たちのステッカーを作って配りながら走っている男の子4人組や、先日とは別な女の子が1人で自転車旅をしている子もいました。その中でも高雄に住んでいるという女の子4人組はなんと中学生で、彼女たちも僕らと同じく台湾を一周すると言っていました。その行動力にも驚かされましたが、それ以上になんだか凄く楽しそうに話していたのが印象的でした。きっと台湾という国がそうさせているのだと感じさせられました。 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうようで、気がつくと今日の目的地である台東に到着してました。明日は100kmほどの予定です。また良い出会いがありますように。


13日目 恒春~大武 晴れ 走行距離:70km 積算距離:723km とうとう台湾の西側から東側に突入です。そのために山越えを強いられることになりました。 選んだルート上で見つけた温泉街。何でも四重渓温泉は1800年代後半の日本時代に作られた温泉街のようで、いたるところに温泉宿がありました。 町を散策すると何と、無料の公共浴場を発見。汗だくの身体を洗い流すにはもってこいです。 入浴後、再び登り坂をのぼります。再び汗だくに…。 休憩しつつやっとの思いで登りきった時には温泉を出発してから既に3時間近く過ぎていました。 それでも何とか夕刻には、大武郷につき、本日はこれにて終了です。 コンビニ横にあった旅社(安宿)に入ると、おばあちゃん『お二人様ですか?部屋はありますよ』と流暢な日本語で応えてくれた。 これまで台湾東海岸でも、ちょいちょい日本語の挨拶『ありがとう』『さよなら』『がんばって』は良く耳にしました。 しかし会話として普通に日本語を話せるご老人に会ってみて、改めて、かつて日本の教育が台湾に入ってきていて80歳を過ぎた現在でも覚えてるんだなと敬服しました。 久しぶりの日本語に、いろいろ話が弾み、数年前に東京や大阪に旅行にいらっしゃった事や、この町の老人はたいがい日本語を覚えてるのではないか?と言う話を伺いました。 最後におばあちゃん『日本はいい国ですねー』と言ってくれたことが印象的でした。 いい国、日本の代表として僕は 台湾ありがとうを伝えに来たのです。 その事を再び思い出させてくれたような気がしました。