プロジェクトの何でも屋赤松です。
先日の選定会でとても象徴的なことがあったのでちょっと聞いてください。
今回の選定会に参加している東京の大学生は、日本酒を飲んだことが無い20歳の新成人で募集し参加いただきました。
そして、記念すべき初めての日本酒を飲んだ時、「うぇw」って顔して、その後のお酒もちょびっと舐める程度で、明らかに距離を取り始める。
・・・まぁあまり、お酒自体も飲まないと言ってた子だったので、ある程度予想(覚悟)してましたが、「あー脱落しちゃったかなぁ」と思ったのをよく覚えてます。
が、そこで嬉しい誤算が。
2軒目で、とある日本酒を飲んだところ、凄く美味しかったようで、そこからは他のお酒も積極的に飲むようになりました。
あとで理由を聞いてみたんですが、最初に飲んでたお酒は「かーっと喉元が熱くなって「うっw」って感じで苦手」と思ったけど、その日本酒を飲んでからは、「あ?美味しい、こんな飲みやすい日本酒ってあるんだ。」と気づき、興味が沸いたそうです。
※「かーっと喉元が熱くなる」は、一つの判断基準になってたようです。
こういう直感的な感想って、参考になりますよね~。
そこからは、色々と飲んでみよう!と思ったようで、その後選定会では自ら他のお酒に手を出し色々と試す姿も。
彼女の中で、日本酒が飲める女性は、大人の女という軽い憧れに似たイメージがあったようで、「チャレンジしてみるのも良いかな?って。飲まないで避ける人生より、飲めた方がいいな!」と。
蛇足ですが、彼女の日本酒のイメージは、お酒くさい。
「お父さんが日本酒を飲んでるとお酒臭いので寄らないで」と思ってたとか。
ちなみに、遠い昔の僕のイメージも同じでしたw
偶然なのか必然なのか。
今回参加した広島大学の日本酒サークルの子たちが日本酒に興味を持ったのも、何かのきっかけで美味しい日本酒に出会ったことで日本酒を好きになったとのこと。
恐ろしい程、全員が同じ答えで、『台本あるんちゃうん???』って疑われそうですが、一方で自分たちの取組みへの手ごたえに思わず拳握り締めちゃいました。
この子たち、この日本酒は何と食べれば美味しいかな?って白熱した議論をしてました。
ぜひ一緒に飲んでみたい。絶対面白いはず!
自分にとっての最高の一本と出会える若者を一人でも増やしたい。
改めて思った初冬の週末でした。