▼現地、企業チーム僕自身が現在オフのトレーニングで協力をしてくれている現地の企業チームがあります。そこではトーナメントへの参加に呼んでもらい、毎日のようにトレーニングをさせてもらっています。本当にありがたい限りです。▼彼らとの出会いそれは、2年前に遡ります。僕の投稿によく登場するママドゥの紹介により、僕は彼らと出会いました。彼らはアカデミーの育成にも力を入れており、様々なカテゴリーがトレーニングをしています。▼サッカーボールの不足僕は彼らのアカデミーにも混じってトレーニングをする機会があるのですが、そこで気付いたのはボールが不足していることです。もっとボールがあれば、彼ら一人ひとりがよりボールに触れて、トレーニングすることができます。そこで、彼らにボールを購入するべく協力をお願いいたします。▼2,000円でボール1つ購入します。今回、リターンに一つ項目を追加します。そちらに支援いただいた場合は、ボールを購入させていただきます。そして、ボールには支援いただいた方のお名前やメッセージを添えさせていただきます。ぜひ、よろしくお願いいたします。
▼今回のクラウドファンディングへ協力してくれる『水野 輝』選手千葉県出身、1991年生まれの27歳。FC琉球、アルビレックス新潟シンガポールを経て、カンボジアのスヴァイリエンへ移籍。その後、同国人気クラブのボンケットFCへ。主力としてプレー。豊富な運動量と激しい守備でチームを支えた。出身校である市立船橋高校ではキャプテンを務めました。今回のクラウドファンディングのリターンとしてユニフォームを提供して頂きました。タイに滞在していた僕は今年の夏に、カンボジアへ渡り、彼に活動への協力を求めました。彼のプレーや、周囲から聞く人間性の素晴らしさもあり、ぜひ一緒に活動できたらなと思いました。また、カンボジアでのプレー経験も長く、人気選手でもあります。彼がこのカンボジアでの活動に関わってくれることは、より素晴らしく必要なことだと考えたからです。▼活動の輪を広げる活動を続けていく中で、僕が嬉しく思う瞬間というのがいくつかあります。その一つは、仲間が増えることです。活動へ共感をしてもらい、一緒になって取り組める仲間の存在は心強いです。これまでも一人では解決できない問題が多くありました。その都度、そうした仲間の存在が手を差し伸べてくれました。▼自分にできること自分にできること、できないことというものは必ずあります。おそらく、できないことの方が多いと思います。しかし、できないことを並べるのではなく、自分にでもできることに挑戦していきたい。そして、問題にぶつかった時に一人で考えるのではなく、周りの多くの仲間たちとともに考え、乗り越えていく過程というのは、僕にとって貴重な経験です。これからも、活動の輪を広げ、それぞれが自分にもできることを重ねていく、束ねて大きな力としていけたらと思います。
▼カンボジアサッカーの人気カンボジアリーグには現在12のクラブチームが参加しています。そして、代表チームには絶大な人気があります。代表戦となると、スタジアムが超満員となることも珍しくはないです。▼クラブチームの人気代表の人気と比べると、本当に寂しいくらいです。あまり人気がないチームでは観客数は約100人程度。シェムリアップに本拠地を移転したアンコールタイガーFCが、観客動員数獲得のために努力を重ねて、今では4,000人ものサポーターが押しかけることもあるようです。地域に根ざした人気のあるチームというのはプレーをする選手にとってもとても幸せな環境ですし、スポーツを通して、観客に喜びや夢を与えられる素晴らしいものだと思います。そうした努力というのは、クラブだけではなくプレーする選手としても何かできることがあるのであれば取り組みたいものです。▼その中で僕らにできることもっと選手として現地の方々に知っていただきたいですし、子供達にとって身近な憧れの存在として認知されていく必要があると思います。その一環として、僕は孤児院の訪問、またその子供達に実際に選手が体を張ってプレーをしている姿を見てもらいたい。それは子供達にとって、とても刺激的な体験であるとともに、選手にとっても貴重なものになるはずです。そして、そこから感動や夢を得てもらいたい。だからこそ、昨年から取り組んだ「子供達を試合に招待する」という活動を今年も実現したいし、子供達に少しでもサッカーを楽しんでもらいたいと思っています。
▼多国籍なカンボジアカンボジアでは多くの外国籍選手がプレーをしています。その中でも多くを占めるのが日本人、アフリカ人選手です。僕はその中でも、アフリカ人選手との関わりが多いです。そこで、僕が感じた彼らの人種による違いを紹介したいと思います。(あくまで僕の感じたものです。)▼国籍による違いガーナ、ナイジェリア、コートジボワールといった国籍の選手と触れ合うことが多いのですが、僕が触れ合った中では一番日本人に近い印象を受けましたのがガーナ。すごくフレンドリーで、常に明るいです。そして次にナイジェリアの選手ですが、彼らは言い方は良くないですがナルシストな選手が多い印象を受けます。(笑)これは、アフリカ人選手からも言われるのですが、自分が大好きな印象を受けます。それに関しては僕はある意味羨ましくも思います。よくも悪くとも自分のことが大好きで、自分の能力を強く信じている印象です。そして、コートジボワールの選手。ナイジェリアのような強さとガーナのような協調性を感じます。これらの違いというのは地図で位置関係を見るとまた面白い発見があるのではないかなと思っています。僕がタイにいた時のタンザニア人選手はものすごく優しくて面白かったです(笑)僕はアフリカ人の彼らというのが本当に楽しいし、大好きです。いろんな国々の選手たちと触れ合うことができるのも海外で生活する楽しみでもあります。また、海外での日本人に対しての印象というのもあります。そこに関しても思うことが多くあります。海外の方々が思っている日本人への印象。とても良い印象を持ってくれています。しかし、現状はどうでしょうか。危機感を持たなければいけないと思います。その辺りに関しても今後紹介できればと思います。
▼「プロ」 サッカー選手って何?僕が小学校に上がる頃にJリーグはスタートしました。身近に柏レイソルというクラブがあり、そこで活躍する選手たちは僕にとってヒーローそのものでした。そこには、つまり『憧れ』がありました。そんな僕のヒーローは僕に夢を与えてくれました。だから、僕の中でプロサッカー選手というのは単にサッカーが上手いというだけではなく、夢を与える、憧れの存在だったのです。▼東南アジア、あまり名の知れていない国とはいえどんなカテゴリーであれ、僕らはそれぞれの国で活動するプロのサッカー選手。プロでなければいけないと思います。試合で活躍することはもちろんです。ただし、試合で活躍したとしても現状どれだけの子供達が試合に駆けつけてくれるでしょうか。▼一人でも多くの人たちにサッカーを観に来てもらいたい自分たちの存在を知ってもらうためには、試合を観てもらう必要があります。観たい、応援したいと思ってもらうことがとても大切だと思います。スタジアムに足を運ぶ理由ってなんだろう。僕はそこに夢があるからだと思います。興奮や感動、そう言ったものがそこにあるからこそ足を運んでくれるのだと思います。▼そのために僕らができること自分自身、少しでも上のカテゴリーでプレーをしたいですし、まだまだ成長をしたいです。それと同じくらい、自分が関わった国々のサッカーの発展の力になりたい。そして、自分と同じように各国でプレーする選手を知ってもらい、その価値を少しでも高めることができたら嬉しく思います。スポーツの素晴らしいところというのは、誰でも感動を与えることができるということじゃないかと思います。▼今回の活動では約40名の孤児院の子供達をサッカーの試合に招待し、サッカー教室を開催したいと思います。そこには現地アカデミーの子供達にも参加してもらいます。