2017/03/19 再生計画(環境要因配置)に基づき、フィールドワーク-基盤整備を実施しました今回基盤整備を実施した対象サイトは、原状では、高茎草本(ネザサ)の全面過剰繁茂域だった田面で、この全面繁茂する高茎草本を有効活用して、湛水による抑草効果に関する検証実験を計画しています湛水構造を創出するため畦畔築堤を行いました詳細はこちらをご覧ください
当基金の自主研究事業で進める「環境要因によるため池環境(ため池の生物多様性にとっての環境)の評価方法の構築」研究が、公益財団法人 トヨタ財団の研究助成プログラムに採択されました。 当基金の調査研究事業や自然再生等のプロジェクトについて外部主体によりご評価・ご期待頂いておりますことに感謝致しますとともに、より一層の研鑽に努める所存でおります。 この研究は、大阪市立自然史博物館の外来研究員として継続研究中の「近畿地方中部のため池の水生・湿性植物の分布」「近畿地方中部における自然再生効果の高いため池(ポテンシャルハビタット)の抽出」という研究の部分研究として進めるものです。 中間報告のようすは下記よりご覧頂けます。 ・第3回目報告(2017.03) ・第2回目報告(2016.10) ・第1回目報告(2016.03)
2017.03.19 奈良市青少年野外活動センタとのコラボ企画として、当基金が大柳生地区で進める自然再生事業を実際に体験頂ける機会を設けました奈良市環境教育フェスタ(2017.02.12)を受けてのアンコール企画です 小学校低学年×25名、学生を中心に大人×27名が参加。自然再生サイトに突如15mを超えるバケツリレーの列が出現しました泥を堀り、バケツをリレーし、堤を積み上げ、あぜを塗り、瞬く間に約6mのあぜが完成です参加者は全員、これが生きものたちの棲処を創るための作業の一環であり科学的な理論に基づく手段である、というレクチャーを事前に受けていますその甲斐あってか、子供たちからは「これでカエルが卵産めるようになんねん」「ドジョウもでてきたらええのになぁ」といった発言が口々に聞かれ、生きものたちのためにという動機付け、目的と手段、或は、理論と実践の関係性についての意識付けが図られているようすが伺われます加えて、土に触れる・生きものたちのために何かをするというのは、大人たちにとってもなかなか経験できない体験だったそうです
2017.03.05 地域自然史と保全研究発表会2017(於:大阪市立自然史博物館・主催:関西自然保護機構)において、「環境要因を用いたため池環境(ため池の生物多様性にとっての環境)の評価方法の構築 ~ 奈良県内における試行報告」と題して研究発表を実施致しましたこれは、大阪市立自然史博物館の外来研究員として一昨年から継続研究中の「近畿地方中部のため池の水生・湿性植物の分布」「近畿地方中部において自然再生効果の高いため池(ポテンシャルハビタット)の抽出」という研究の途中経過をまとめ昨年に引き続き報告したものです本研究報告では、奈良県内のため池における実地調査結果(14タイプ46箇所)を用い、評価手法を検証し、課題抽出を行った内容を報告しています詳細は当基金サイトをご覧下さい
2017.03.19 奈良市青少年野外活動センタとのコラボ企画として、当基金が大柳生地区で進める自然再生事業を実際に体験頂ける機会を設けます 奈良市環境教育フェスタを受けてのアンコール企画です 使われなくなった耕作放棄地を活用して、野生生物たちの生息地(サンクチュアリ)へ再生し、自然保護区の設置を進めています 場 所 奈良市青少年野外活動センタ日 程 2017.03.19 10:00~11:00 子ども向け企画に成人も含め既に定員を大幅に超過するエントリを頂いており公募は終了しておりますが、当基金では、自然再生・二次的自然保全・サンクチュアリ・トラスト・退避&復帰の各プロジェクトへ投下するノウハウ、及び、これらの事業を通じ蓄積される知見・実績を元に環境教育カリキュラムを開発し、教育機関・公共機関・民間企業・NPO・NGO等へ提供していますので、別途お問合せ下さい 同日午後からは、小学生~大人を対象に自然再生活動(基盤整備)を実施します(参加者公募中!)同活動センタでは、当基金が大柳生地区で進める自然再生事業を紹介したパネル展(常設)も開催中です