見てください!このカラフルで美しい食べ物を!これはオープニングでギャラリーの方が用意してくださったお菓子(クロワッサン)です。ひとつひとつにささっているスポイトにソースが入っており注入して食すというもの。お味も甘すぎずに美味しいものでした。粋な逸品ですね。

金原寿浩さんの作品の前で、ギャラリーオーナーご夫妻と作家による集合写真。

展示風景です。一枚しか掲載できないため一部ですが作品のボリュームもちょうどよく、すばらしい展示になったと自負しております。現地の方よりとても優しい印象の展覧会だと感想をいただきました。学生さんからは作品のパワーを感じるとも。今回は震災当時の様子を伝える作品も多かったため、当時の様子を想像していただけたのではないでしょうか。
現地の外国語大学芸術コースの学生さんが数名、設置のお手伝いをしてくださいました。今回、大学院生の日本語通訳の方がお手伝いしてくださったので(彼女は日本に来たことがないのですが本当に優秀でした!)コミュニケーションや掲示物の翻訳など大助かりでした。オープニングが終わった後に、学生さんと作家たちによる交流会が開かれ、彼らからの作品に関する質問を受けたり逆に彼らの夢を聞いたり、熱心なやりとりが長く続きました。意欲ある中国の若者像を垣間見ることができました。将来が楽しみですね。

同日後半は内覧会でした。日本のオープニングパーティは作家とのおしゃべりや食がメインで、時折作品をあまり見ていただけないこともあります。が、今回は嬉しいことに大勢のお客様が思い思いに作品と向き合ってくださいました。特に越後さんの繊細なドローイングや金原さんの大作など、やはり手の跡が残る作品は親しみやすいようでした。白濱雅也の不思議な祭壇風の展示も人気でした。