保健所の立入検査というと「食中毒でも起こした?」とネガティブな想像をされがちですが、公衆衛生の観点からごくふつうに行われていることで、まじめに食品工場を稼働しているなら「むしろいつでもウエルカム」なアドバイザーです。
こちらは自分たちの工場のことしか知らないのですが、保健所の方々は全国の最新の「こうすればより良くなった」情報を知ってますからね。
上の写真は足で踏むと水がでる手洗い場。となりにはジェットタオルもあります。
工場というものは建てるときには(予算に限りはあれど)その当時の最先端の衛生管理の考えに基づいて造られますが、時代が過ぎるにつれどんどんより良い設備が普及してきます。
ハード的には簡単には建て替えられませんので、運用(ソフト面)でアップデートしていきます。
そんなとき保健所の方々のアドバイスはためになります。
こちらはそのひとつ、手をかざすとスタートするタイマー。
ふつうのキッチンタイマーだと手を洗うまえに触れたスイッチに、手を洗った後また触れることになるのですが、これだとその必要が無い優れものです。
こういったものを利用しながら衛生的で安全な商品を作っています。