昨日からお伝えしている3つの場所に込める思い、2回目は「シェアハウス」です。
気仙沼市には、看護学生や就職で移住してきてくれる子たちがいます。来年には調理専門学校が開校予定で、より移住してきてくれる若者が増えることが予想されます。
しかしながら気仙沼の一人暮らし用のアパートは、数が少なく家賃も高い。市街地以外の場所だと、車をもっていないと生活範囲がとても狭くなってしまいます。
「知らない土地に移住」
新しい生活に希望もありますが、不安なことも、うまくいかないこともたくさんあります。
そこで移住した後の生活がより楽しく、より快適に送れるようにサポートを受けながら生活できる若い女の子向け(4名定員)のシェアハウスを作りたいと思います。
日々過ごす中で、時には故郷を思い出したり、課題にぶつかったりする事もあるかと思います。そんな時に、同じシェアハウスの仲間やスタッフ、そしてママや子どもたちといった様々な人との繋がりを通して、何かきっかけや前を向ける道筋を見つけて欲しいと思いますし、そのような環境を作りたいと強く思います。
また、シェアハウスに入ってくれる女の子たちは、いつかママになる、子どもと関わる仕事に就くかもしれません。若い頃から、ママや子どもとの触れ合いを持つことはとても素敵なことではないでしょうか。
併設ではありますが一時預かりとは部屋が分かれているので、集中したい時には勉強ができる環境が整っています。また自転車や徒歩でいける「気仙沼図書館」や「気仙沼まち・ひと・しごと交流プラザ」、「シェアオフィス」等もあります。
徒歩圏内にコンビニやドラックストア、市役所、バス停もあり、アクセスや利便性も良い場所です。
親御さんのもとを離れての新しい場所での生活、そんな女の子たちの心と身体のサポートをシェアハウスでお手伝いします。時には居間でこたつを囲んでおしゃべりをしたり、子どもたちと遊んだり、ちょっと元気が無い時にはお互いを気遣ったり・・・。
一人ひとりを尊重し、困ったときには相談したり支えあえる、それはシェアハウスならではの良い所だと思います。
夢と希望をもって移住してきてくれた女の子たちを応援したい。
気仙沼市を好きになって欲しい。
時に壁にぶつかったとしても、学業や仕事が実りある充実したものになって欲しい。
そんな想いがこのプロジェクトの1つを支えています。
残り40万。残り15日。
沢山の温かいお言葉、そしてご支援をいただきありがとうございます。
一つひとつがスタッフたちのより頑張ろうという力になっています。
もう少し、ゴールまでの道のりがあります。
どうかお力を貸してください。
よろしくお願いします。
村松ももこ 村上和佳奈