クラウドファンディング、いよいよ残り28時間になりました!!ネクストゴールまで残り22名の仲間。今日は気仙沼の今の現状と、私の思うことについて少し書かせていただきます。「少子化」よく聞く言葉だけど、なんとなく遠い世界の話でした。でも最近、自分の子どもを産める「リミット」を考えるようになったことで、すごく身近に感じるようになりました。気仙沼で昨年生まれた子どもは300人をきりました。人口約63,000人のまちで、年間生まれてくるこどもの数が300人。同じ学年になる子どもが300人しかいない。仮に市内に小学校や中学校が1つしかなくても、7クラスか8クラス。現状十数ヶ所学校があるから、1クラスはあたりまえ。小学校、中学校の統廃合がどんどん進んで、クラス減り、部活は団体スポーツがどんどん廃部になっているそうです。ちなみに今から16年前の2002年には600人生まれていたんです。16年で300人減った。じゃああと16年したら1人も生まれなくなるかも。そんなことはないことはわかっているけど、でもそのくらい、どんどん減っています。いつかまちがなくなってしまうかもしれない。じゃあなんで生まれる子どもの数は減っているのだろう。よく言われるのが、「女性の非婚化・晩婚化・晩産化・社会進出」昔よりも女性が子育て以外に、生きがいややりがいを見出せるものが増えたからこそ起きることだと言われています。生きがいややりがいを見いだせることが増えた。これはすごく素敵なことだと思います。昔より幸せを感じられるものが多くなった。豊かになった。でもだから子どもを産まなくなった訳ではないと私は思ってます。問題なのはその先で、やりがいと子育てのどちらかを「天秤」にかけて「選ぶ」必要があることだと思います。両方を選べない社会が問題です。両方選べたら、女性は子どもを産むと思うんです。私は両方を選べる社会を作りたい。両方選べる社会に必要なもの。それは「社会の理解」と「みんなで子育て」だと思っています。今回私たちがつくる場所の未来は、そこにつながってます。リノベーションもシェアハウスも、一見子育てとは関係のないものに見えます。でもそこに関わる人たちが子育てママに向ける視線、理解は、子育てをする上ですごく重要なものです。子育てママがやりがいと子育てを両立するためには、会社であり、街であり、社会全体が変わる必要があります。子育てにとにかく少しでも触れてほしい。誰であっても、たくさんの人に仲間になってほしい理由はここにあります。そしてみんなで子育て。やりたいことをやりながら子育てをするためには、必ず第三者の介入が必要だと思っています。昔はおじいちゃんおばあちゃん、近所の人たちの力がありました。でもその繋がりがなくなっている今、みんなで子育てできる環境をもう一度作ることが大切です。私たちの託児は、その第三者だと思っています。ママ、パパと同じように愛情を注ぎ、ママパパと一緒に子どもを育てていきます。困った時は相談にのります。ママのゆったりスペースを使って、できる限りママのやりたいことを応援します。一緒に子育てしたいと思っています。私はまだ血の繋がった子どもはいませんが、気仙沼には私の子どもと思える子達がたくさんいます。そんな状態をつくり、みんなでみんなの子どもを育てていきたいと思っています。女性が、結婚してもママになっても、一人の人間としてやりたいことも、子育てもどちらも選ぶことができる社会。そしてもっともっと幸せに生きることのできる社会を作れたらいいなと思っています。みなさん、私たちの仲間になってください。子育てのことをもっと知って、温かい社会を一緒に作ってください。よろしくお願いします。村松ももこ



