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対話を促すジャーナリズムが支持される国、オランダのメディア事情を取材したい

オランダを中心に、社会の分断にアプローチし、対話を促す新たなメディアやジャーナリストを取材して回ります。“しなやかな社会をつくる”を掲げるメディア「UNLEASH」にて取材記事を、個人のnoteやSNSでも得た情報や気づきを発信していきます。

現在の支援総額

392,500

137%

目標金額は285,000円

支援者数

61

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/04/04に募集を開始し、 61人の支援により 392,500円の資金を集め、 2019/05/06に募集を終了しました

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現在の支援総額

392,500

137%達成

終了

目標金額285,000

支援者数61

このプロジェクトは、2019/04/04に募集を開始し、 61人の支援により 392,500円の資金を集め、 2019/05/06に募集を終了しました

オランダを中心に、社会の分断にアプローチし、対話を促す新たなメディアやジャーナリストを取材して回ります。“しなやかな社会をつくる”を掲げるメディア「UNLEASH」にて取材記事を、個人のnoteやSNSでも得た情報や気づきを発信していきます。

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長らく更新が滞ってしまい申し訳ありません。

本日、記事の文脈をテキストブロックで埋め込めるツール「NewsChain」を開発したオランダのジャーナリストJolien van de Griendtさんにインタビューしました。

Jolien氏「社会をより良い場所にするには、人々が『今世の中に何が起きているか』を信頼に足る情報や知識から理解し、意思決定を下していく必要があります。

誰もが叫んでいるような状況のなかで、社会で起きている事象を、文脈や背景も含めて理解するのは、より困難になっている。だからこそ、可能な限りNewsChainをやり続けたい。そう考えているんです」

https://unleashmag.com/2020/11/09/newschain/

インタビュー中に連想したのは、ジェフ・ジャービスが『デジタル・ジャーナリズムは稼げるか』のなかで述べた、ジャーナリストは単なる「コンテンツクリエイター」ではなくなっていくという主張でした。

彼は、インターネットで個人が情報が送り手にもなれる時代、情報過多の時代に、ジャーナリストは従来のように「マスに向けて記事を書く」だけでは、高い価値を発揮できないと述べていました。

もちろん、ジャーナリストが価値を発揮できなくなるかというと、決してそうではなく。ジャービス氏は、記事を書く以外にも、データを整理する、ツールを開発する、イベントを開催するなど、ジャーナリストは多様な手段によって、「コミュニティが知識を広げ、整理する」のに貢献できると強調していました。

Jolien氏は、まさに「読者にとってニュースをアクセシブル(より手に届きやすいもの、アクセスしやすいもの)にするため」に、記事を書く代わりに、ツールを開発しました。その取り組みは、まさにデジタル時代にジャーナリストが果たし得る役割の広がりを示しているように思います。

また、米国のメディアスタートアップのような急成長を目指すわけではなく、信念に沿ってプロダクトを地道に育てていく。いわば“ジャーナリズム領域のスモールビジネス”といえるようなプレイヤーが多くいるのは、オランダのメディア業界の良さなのではないかと、取材を重ねるなかで強く感じています。 (以前取材をしたSVDJのように。彼らをサポートする公共団体がいる点も興味深いです)

引き続き随時更新していけたらと思います。

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