ナマステ!
8期広報渉外事業部の中村絢です。
私たちKIVOは現在ガイクール村の4つの小学校を支援しております。
そして1年のうち夏と春の2度にわたり、実際に現地へ足を運びます。春はメンバー全員が訪れ、私たちの活動の軸である本の寄贈、その他にも文化交流や読み聞かせ、授業といった国内で準備を進めてきた様々な企画を支援先の小学校にて行います。夏は少人数にて春の渡航の調査を目的とし現地を訪れます。
この春と夏の渡航に共通すること、それはどちらの渡航の際も私たちが現地の"生の声"を聞くということです。
現地に行った際、私たちは学校の先生、生徒、村人たちに対してインタビューやアンケートによって今必要としているものは何か、ということを調査します。
震災から1年が経とうとしていた昨年の春、支援先の学校は未だに仮設校舎で授業を行っている状況でした。そんな学校の生徒にインタビューをした際、多くの生徒から"新しい校舎がほしい。"と聞いたことを私は忘れません。
そして今年の夏。再びガイクール村へ訪れた際、支援先4校のうち、2校で新たな校舎が再建途中である様子をみることができました。そしてその中には昨年度KIVOが送ったお金も含まれていると先生から聞きました。しかしその校舎だけではまだまだ足りないということ、未だに危険な校舎とみなされた校舎で教育を行っているということもまた事実です。
私たちが掲げるVISION、"子どもたちが思いのままに可能性を広げられる学びの場"を達成するには安心して使える校舎が必要です。
私たち学生ができることは小さいことかもしれませんが、無力ではない、そう信じこれからも活動に励んでいきます。
皆様の温かいご支援ご協力、よろしくお願い致します。