こんばんは!9期の天羽隆太です。円が全体企画の本 について話していましたが、今回は長期目標、そしてその1つである長期目標"本"について話したいと思います。
KIVOでは1年間で出来ないことを次の代に引き継ぎ、その積み重ねによってKIVOが出来ることを大きくするため、(VISION達成のために具体的に達成すべき目標として)長期目標を立てることにしています。
5月に『不変の長期目標 再建』と『暫定の長期目標 本 学習意欲 学習環境』を設け、そこから『不変の長期目標』は年間目標を立てます。そしてメンバーは必ず『暫定の長期目標』の3つの内1つに入り、各班他団体やNGO・NPOからの情報集め、GWを通し、暫定の長期目標がふさわしいのかどうかを考え、SP(study project 〈夏の渡航〉)で現の声を直接聞いたり現地を調査したりします。それをもとに長期目標を変える必要があるかを判断し、なければ長期目標、今年果たすべき年間目標を具体的な数値まで決めていきます。
僕は本班に入りました。本班も他団体さんやNGO・NPOから情報を集め、実際に赴いてお話を伺い、GWを通して本の長期目標は必要だと判断しました。
本班は現状の、①KIVOが送った本が現地で十分に読まれていなく、②図書館環境が十分に整備できていないという2点に着目して長期目標を立てました。そして【本に対する意欲】と【本が読める環境】に分けて考えていたのですが、話し合いの結果、【意欲】の長期目標は設けず、【環境】の長期目標として『SP・MP間の役5ヶ月で貸出しノートのB5、3ページ以上埋まること。』としました。
そしてこれらの[長期目標]と長期目標のゴールである[長期目標の結果達成される状態]とそれに対する[アプローチ方法]を設けました。
僕はこの長期目標を通して4つ大きなものを得られたと思っています。
1つ目はガイクール村の現状を知れたことです。長期目標を立てる上でガイクール村の現状が知る必要があり、それを知ることはこれからのKIVOでの活動をより深いものにしてくれました。
2つ目はここでの深いGWを通して"考える力"を養えたことです。長期目標を決めるにあたって、現状、アプローチ方法、理想の状態等決めるべきことが一つではなく、それらの論理的構造を作らなければいけません。当時の僕にとってこれはとても複雑で困難でした。しかし先輩に上手く先導してもらい、様々なことを構造化し、中身を決めることも出来ました。長期目標によって自分が成長出来ました。
3つ目は本に関する知識を得られたことです。KIVOの活動の軸である本に関しての知識を得られたことをNPの企画などに活かしていきたいです。
4つ目はKIVO、ガイクール村への教育支援に主体的に取り組める様になったことです。
長期目標に関する話し合いは毎回少人数でのGWなのでKIVOに入ったばかりの9期も主体的に考え、発言する必要があり、その機会を8期の先輩が作ってくださいました。そして僕は長期目標本班の9期のPLだったので、『どの9期よりもこのGWに貢献してやる!』といった気合いで臨んでいました。また9期PLとして自分の中で初めて全体ミーティングでプレゼンを行いました。至らない点は有りましたが、これを機に、より主体的にKIVOの活動に関わっていけました。
皆さまの温かいご支援、ご協力をよろしくお願いします。