ああ、ようやく、5月21日23:59が過ぎました。まずは、入力フォームなどの煩雑な手続きをしてまで、ジョインしてくれた、169名のみなさま、ありがとうございます。僕たちを知ってくれているみなさんだけでなく、今回はじめて土門さんの文章を読んでくれた人がとても多かった。本当にありがとうございます。そして、土門さんの文章を拡散してくれたみなさんも、ありがとうありがとう。うれしいです。これからも、応援してくれるとさらにうれしいな。土門さんの文章を読んでくれた人もありがとう。今日、京都にてインタビューを終えて、あとは(リターンを除けば)ひとりのインタビューを残すのみとなりました。長いようで短いような、連載の日々よ。クラウドファンディングは今日で終わったけど、ファンになるのはいつまでも大歓迎。土門蘭とその文章を、これからもご贔屓いただけるよう、編集部一同より、重ねてよろしくお願いいたします。ではではー!!
【限定2枠 土門蘭のインタビューを受ける権利】に!!申し込みがあった!!!!!すっごくドキドキするー!!今日、土門さんは「蛙輪唱法」という新しいインタビューテクニックを身につけたところ。さっそくそのテクニックが使えるかと思うとワクワクします。土門蘭のインタビュー道は更なる展開を見せてきたぞ。(蛙輪唱法とは、インタビューのセッションを広げていく、土門蘭の超絶テクニック。何が超絶って、全く普通に見えるところだヨ!)
土門さんの手元に『経営者の孤独』の著者校が届いています。インタビューに応じてくれた経営者の皆さんの赤字を反映して、必要があれば土門さんの文章を書籍として整えていく作業。土門さんにとっての書籍化の最初の山場とも言えますね。京都・三条烏丸のカフェでクッキーをかじって、お手拭きを探して、コーヒーを飲んで、またゲラに赤字を入れるっていうことを繰り返し繰り返しの土門さん。それを見ていると、ああ、ようやくここまで来たなあって思います。そして、とても現代的な著者校のスタイルだ。(シティな感じ!)さて、今日はこれからインタビューです。SCRAPの加藤さんと同様に、京都でのインタビュー。土門さんのホームではあるけれど、インタビュー前の土門さんは緊張して、やはり、ちょっとふわふわした感じ。いつものことです。いつものインタビュー前の土門さん。今は打ち合わせとか全くできない感じ。インタビュイーのことしか考えてない感じ。インタビューは京都の呉服「矢代仁(やしろに)」さんにお願いをしました。来年、創業300年という老舗です。「経営者の孤独」では、経営者に(もちろん話の流れで必要なことはあるけれど)経営のことを聞くわけではなくて、孤独について聞くわけです。経営という(ある意味)偏った状況に身を置く場合、孤独という状態が標本として分かりやすくなるわけです。京都という街で仕事をするということ、事業を継ぎあるいは継いでもらうということ、そんなことが聞けるといいなと思っているのですが、インタビューはセッションですから、テーマが変わってもいいとも思っています。これからお会いする矢代さん、どんな方か、とても楽しみです。また、ご報告しますね。
書籍版『経営者の孤独』本文の初校ゲラ、出ました。これが地の文。そしてこれがインタビューパート。デザインをしてくれるのは文平銀座の寄藤文平さん。今回はゲラになるまでを特別公開させていただきます。(寄藤さん、ご協力ありがとうございます!)まず、BAMPで公開中の「経営者の孤独」をWordに縦組みで流して改稿を行いました。その原稿を、寄藤さんの指定に沿って「本文フォーマット」に流し込んでいきます。いわば、この本の「設計図」がこちら。この通りに印刷所で組んでいただいたのが冒頭のゲラなのです。(ただWordに流し込んだものより圧倒的に美しいしアガりますね!)ここからはさらに特別公開なのですが、寄藤さんといえば特徴的なイラスト。実は、初回の打ち合わせでも鉛筆片手にデザインイメージを描き出してくれました!このスケッチが「本」のデザインになっていくわけですね。これからどんな「紙」を選ぶのかも決めていかねばなりません。いやはや、「本」をつくるのってやっぱりおもしろい。ぜひぜひ、完成版をお楽しみに。文:天野
やっと入稿したよ!来週ゲラになるよ!新規の原稿は間に合っていないけど大きな前進。「本」という形態に、またひとつ近づきました。寄藤文平さんのデザイン、とてもいいです。ウェブとは違うフォーマット、お楽しみに。それはさておき、久しぶりにウルフの本を開いたらこんな言葉に出会いました。「傑作というのは、それのみで、孤独の中で誕生するわけではありません。何年もかけてみんなで考えた結果、人びとが一体となって考えた結果として誕生します。」(ヴァージニア・ウルフ『自分ひとりの部屋』片山亜紀 訳/平凡社ライブラリー)『経営者の孤独』はウェブと書籍、それぞれの領域で活動する者たちが、土門さんを中心に知恵を出し合って作ってきたものです。なにより、インタビュイーのみなさまの人生あってこその作品です。ある意味「孤独」の集合知。それぞれが持ち寄った「孤独」が、土門さんというフィルターを通して編まれていく。そんな1冊になるのではないでしょうか。なんてことを思いつつ、来週から忙しくなります。クラウドファンディングも気づけばのこりわずか。どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。文:天野