表題の通りですっ
今回、2作目の写真集を制作するための資金調達の方法の一つとして利用させていただいている「クラウドファウンディング」で、支援者が60名、集まった支援金は50万円を超えました
ご賛同いただきました支援者のみなさま、本当にありがとうございます
週末は友人の結婚式があったり、子供たちとの時間を過ごしたりしながら少しずつ制作を進めている今回の写真集作成プロジェクト。
フィルムで撮影していた時代から、約15年間に渡り撮り貯めた膨大な数の作品たち。
(このまま私のPCや押入れの中に眠らせていたくない!)と一念奮起して写真集制作を始めたのですが・・・
「本を制作は、甘くはない 」
ということは前途の通り。
中でも「資金調達」という動きは、これまで大きなリスクを背負わずにゆる〜くぬる〜く生きてきた私の写真家人生で初めての経験で、おそらく今後の人生にも大きく影響する経験になることだと思います。
その手段の一つとして選んだ「クラウドファウンディング」という方法。
ITにはあまり長けていない私自身がその名前を聞いたのは数年前のことで、また近年友人の写真家がこの方法を使って夢を実現させており(もちろんそれだけではないはず!!)、資金調達の手段としては気になる方法でした。
けれど実際に自分が挑戦するとなると...
目の前にいない相手に対してどれだけ自分のプロジェクトをわかりやすく説明して賛同していただくか、最初は全く不安だらけのスタートでした。
しかも、自分の夢の実現のためにインターネット経由でお金を乞う姿勢にも正直少し抵抗があり、「だったら先行予約販売をすればいいんじゃないか。」と思ったり。
それが、プロジェクトを相談して賛同してくれた周りの仲間達や、ITに強い協力者のおかげでなんとか私自身も「クラウドファウンディング」の仕組みを理解し、挑戦してみようと思えたんです。
今回私が資金調達の方法の一つに「クラウドファウンディング」を利用することにした理由は
・ 年内に写真集を発行する!と一念奮起した(9月初旬)ものの、なかなか制作が大変でどんどん時間がなくなってしまったこと
・ 先行予約販売用のサイト、及び支払システムを作る時間と技術がなかったこと
・ プロジェクトに賛同し、ご支援していただける方たちが支援してくれた瞬時にメールで連絡が入ること
・ ご支援いただける方からの応援メッセージを受け取ることができること
・ ご支援に対するリターン(お返し)ごとに、支援者の名前(私が使っているシステムではニックネームのみですが・・・)が分かること
・ 直接お互いに連絡先を知らなくても応援のメッセージやご支援をしていただくことができること
・ 目標金額や達成までの期日などのスケジュールを管理してくれること
などなど、私一人の力では到底(大変!で)できないことを代わりにやってくれる、とても便利なシステムだったからです。当然手数料はかかりますが、上記を全部一人でやるとなると、写真集の制作どころではありません
まるで「クラウドファウンディング」の宣伝をしているようですが(笑)
時代は便利になったな、と。
「"このボタンを押したら・・・(詐欺に合うんではないか)"と思ったらなかなか先に進めなくて。」と数人の同世代から連絡をいただいたりということも、あります。
確かに、私の世代(40代)ではまだまだこのようなシステムに対して懐疑的であることも事実ですし、おそらく私もそんな一人です。顔を合わせて話したいタイプ
でも、すでに50名を超える支援者の方々から温かいメッセージをいただき、その言葉のおかげでPCの前に一人で篭りがちな編集作業も前へ前へと進んでいます。
「え〜っ!こんな人まで私のことを… 」と考えながら涙して作業がちょいちょい止まりますが
編集作業は最終段階を迎えました。
ただいま、300ページにわたって作ったレイアウトページを、写真の差し替えやら、バスッと写真を削除されたり などしながら完成に向かっております。
当初からの目標だった、年内中の発刊は、残念ながら、断念することになりました。
最速で、年明けの連休前には発刊しようと、現在いろんな方々の協力を経て頑張っています。
でも!!もう一つの目標、3000部の発刊はぜひ実現したい
そして!3000部の全てが世界中の雪山が大好きな人のお手元で繰り返し鑑賞していただけたら…
引き続き、皆様の応援をよろしくお願いいたします。
写真集を楽しみにしてくださっている方には、今しばらくお待ちください。
また、この活動にご賛同いただける方は、ぜひ、ご協力をお願いいたします。
クラウドファウンディング
http://camp-fire.jp/backers/14542