いつも応援して下さる皆様へクラウドファンディング、残り 8日 となりました。みなさまの温かいご支援のおかげで、現在 目標金額 76% を達成することができました。誠にありがとうございます。今日は、応援して下さる皆様に、公式ホームページで公開している「撮影日記」を紹介させて頂きます。私が試みているのは「可愛い・綺麗・珍しい」といった、見かけが良く、一部分を切り取った写真ではなく、ドキュメンタリー撮影 で「命」を表現することです。一枚一枚の写真が、生き生きと、まるで言葉を発するような作品にしたいと心がけています。ほとんど毎日取材し、野生動物たちの素顔 を観察しています。そんな彼らの生命の物語を、ブログで公開しております。● 2019タンザニア ンドウッ撮影日記 1〜 連載中● 2018 東京 オオタカ繁殖撮影日記 (全11話)● サバンナ・ストーリー (全9話)● 2018タンザニア撮影日記 タランギレにて (全4話)● 2018タンザニア撮影日記 ンドウッにて (全10話)● 2018タンザニア撮影日記 アビシニアコロブス ーーーーーーーーー今日は、今週公開しました最新の撮影日記を紹介させて頂きます。宜しければ、ご覧頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。【 2019タンザニア ンドウッ撮影日記 3 】● 乾季…… ● ◯ 27/MAR/2019 ◯ 絶不調…風邪の症状がピーク。なおかつ、初日にぶつけた右膝が、がっつり腫れあがりまともに歩けない…強烈な痛みでまともに眠れず、仕方なく4時に起きて、星空とマイホームを撮影。 星空とマイホーム (PENTAX K-1/FA28mmF2.8) 遠いところでハイエナの声が聞こえる中、ふと思う...「野生動物たちは痛くても薬なんて飲まねぇんだよなぁ…」ということで、自分も我慢してみる。 痛みをこらえて6時出発。すぐに昨日のチーター母子に出会う。自分たちのキャンプサイトと直線距離にしたら100m程だろう。夜明け前 (PENTAX K-1/DFA70-200mm F2.8) この時間帯に出会うと、面白いのは光の変化。刻一刻と見逃せない光が、創造意欲を高めてくれる。 痛いのも忘れていた。その5分後 (PENTAX K-1/DFA70-200mm F2.8) 太陽も昇りきり、明るくなって来ると、チーター母子は、崖を越え消えていった。 さぁて、乾季の暑くなったこの時間帯に捜すのは厳しいなぁ…と思ってるそばから、目の前をエボシクマタカが横切る。草むらの中に降りたはず… 車を停めて待つ。出て来た!しっかりとネズミを捕らえている!丸呑み? (PENTAX K-3/DFA150-450mm F4.5-5.6) しばらくして林の中に飛んでった。誰にも見つからないような木の上で食べるのだろう。 昼食 (PENTAX K-5/DA18-135mm F3.5-5.6) 草原、湖、林、川至る所を走り回ったが、本当に全て乾ききっている…いったいどうなっているのか? 日本で雪が降らなくなれば水不足になる。同じくここタンザニアも3~4月は大雨季。 この時期に雨が無いということは死活問題なのだ……元キリン (PENTAX K-1/DFA70-200mm F2.8) 異常気象と言う言葉だけが、頭の中を駆け巡る……元ヌー (PENTAX K-5/DA18-135mm F3.5-5.6)ーーーーーーーーー●もしよろしければ、twitterでのリツイート、facebookでのシェアも大変有難いです。ラストスパート、どうか宜しくお願い致します!プロジェクトページ: https://camp-fire.jp/projects/view/153739Twitter: https://twitter.com/serengeti922/status/1134012882469806080Facebook: https://www.facebook.com/ndutu1977tanzania/
【 御礼メッセージ と リターン追加のお知らせ 】みなさまの温かいご支援のおかげで、現在 目標金額70%を達成することができました!! クラウドファンディングのアドバイスを頂いたり、リターンに上乗せでご支援を頂いたり、SNSの記事をシェアして下さったり、また、私が気が付いていないところでも、きっと皆様がお力を貸して下さっていること、 本当に感謝しております。ありがとうございます。クラウドファンディング残り11日となりました。最後のラストスパート。皆様からリクエストを頂いたこともあり、リターン品を3つ追加致しました!①カンガ(2500円)○東アフリカで使われている布、カンガ(1枚)をお届けします。②カンガバック(2500円)○東アフリカで使われている布カンガで作成したエコバッグ(1個)をお届けします。③スマートフォンケース(3500円)4つのデザインからお選び頂けます。======クラウドファンディング残り11日。twitter、facebookでのシェアも、どうか宜しくお願い致します!!プロジェクトページ: https://camp-fire.jp/projects/view/153739
撮影日記① ビックリまさかの東京でキツネ!![ 6/14(金) AM4時45分 ] ヤバい寝坊した!慌ててカメラバッグだけ持って自転車に乗り、いつもの撮影場所に向かう。国道を渡り左カーブを曲がると、左手に「あら、首輪してない犬?」まだ頭が起きていない…はっと我に返る。キツネだ!しかもよく見りゃ、3頭!「ここで止まったら逃げられる...」と思い、知らん顔して通り過ぎ、相手との距離を十分に取ってから、ゆっくりとカメラを出し撮影を始める。 (PENTAX K-3/DA★300mm)5分程して、キツネ達は近くの林に消えて行った。そして私は辺りの散策を始める。所々に糞もあるし、林に続く獣道もあるし、そして何よりも3頭。間違いない。子育て中だ、と確信してこの場所を後にする。後日。まだ薄暗い中、林に隣接する川沿いを探す。 フェンスの下をくぐった獣道がある…恐らくはここに水を飲みにやってきているはず…案の定居た。けれどフェンスの向こう側で写真は撮れず...すると畑の方でカラスが随分と騒ぐので現場に急行! 居ました!! (PENTAX K-3/DA★300mm)そして、トウモロコシ畑に消えた。再度、巣のある林に帰ってくると思い、身を潜めて待つ。帰って来た!3頭皆出て来て、じゃれあい始める。 (PENTAX K-3/DA★300mm)そして、林の中からもう1頭出て来た。全部で4頭のようだ。 だが、すぐに新聞配達のバイクが来て、驚いて林の中へ隠れてしまった。多分反対側の川沿いの方に。現れると予測して先回り。遠目からじっと待つこと10分。現れた。 (PENTAX K-3/DA★300mm)朝陽を浴びたキツネを撮りながら、「ここは本当に東京か?」と自分自身も思ってしまった…撮影時間わずか1時間。キツネ達は林の中に消えた。もう日中は出て来る事はないだろう...しかしながら自宅から歩いて5分程のちょっとした雑木林の中で、まさかキツネが子育てしてるとは.... 全く考えてもみなかった…でもよく考えてみると、この雑木林、誰も立ち入る事は出来ないのだ!何故ならば民家に囲まれていて、更に後方は川だし、周りには小さいながら畑もあるので、キツネにとっては最高の条件なのかもしれない。アスファルトとコンクリートに囲まれた東京....そんな中でもこの様な生物が生息している。そして今後、私たちはどの様に共生していくべきなのか?未来を担う子供達が、「命とは何なのか?」を考えるきっかけになって欲しい。そして散歩する親子の方々や年配の方々が、自分達の暮らすすぐそばに、こんな素晴らしい生物が居る事で、少しでも幸せになれたならと願っています。========クラウドファンディング、いよいよ残り 13日 です。●もしよろしければ、twitterでのリツイート、facebookでのシェアも大変有難いです。どうか宜しくお願い申し上げます!!プロジェクトページ: https://camp-fire.jp/projects/view/153739Twitter: https://twitter.com/serengeti922Facebook: https://www.facebook.com/hiroaki.kaneko.376
(写真は「暑〜い」 と言わんばかりのライオン家族)私の大切な仲間の一人である 薬剤師 心理セラピスト 長岡はるみ 様より、応援メッセージを頂きました!! 本当にありがとうございます。この活動報告でご紹介させて頂きます。ぜひご一読頂ければ幸いです。======美しい景色を探すな。目の前の景色の中から、美しさを見出せ。これはゴッホの言葉で、彼は美しさを追求する中で狂気に囚われていったがその言葉を思い出したのは、『 おれ、死んでも良いんだよね。この世界にこの写真たちを残せれば。』と言う彼と飲んでいた時。『 なんでそこまで、野生動物写真に拘るの?』 という私のしつこい質問に、ポツポツと答えていた彼が、最後に言った言葉。『 子どもたちに、この景色を残したい。見せたいんだ。』 事情があって、彼が自分の子どもを残せないという事を知ったのは、16年前だったか。私がタンザニアでの植林ツアーに参加した時。20代前後の大学生達が主な参加者で、キャピキャピした雰囲気の中、1人、異色の存在として彼がいた。大工をやりながら、稼いだお金を全て、タンザニアへいく渡航費に当てて、ひたすらに写真を撮り続ける。笑っちゃうくらい、悪人ヅラなのに(ごめん)、人一倍、面倒見が良くて。 島根の田舎から、東京に出てきて、ロックバンドのボーカルをやっていたのに、歌うメッセージが、『この自然を大事にしてほしい 』 そりゃあ、バンドも解散になるだろうよ…!ロン毛で、いかにも悪そうな顔しながら、自然への愛をシャウトしてる彼を想像して、吹き出してしまったけど、彼の写真を観たら、意味が分かった。単なる綺麗な写真じゃない。そこに写るのは、喰い、喰われる世界の現実。食べる、という行為から、忘れ去られてしまった命の連鎖が、そこにあった。この写真から、何を見出すかは、観る人に委ねられてる。彼は、チャレンジャーだ。 機械化され、清潔が保たれ、生きる事も、死ぬ事も、すっかり隠されて現実感を失っているのに、 『 思い出せ 』と、彼の写真は、観る人の何かを刺激する。 思い出せ。思い出せ。 思い出せ。 命を。 このチャレンジを、あなたはどう受け止めるんだろうか。 この世界に、同じ大地の上に。 たしかに存在する命の美しさを、あなたはどの写真から見出すんだろうか。 『 死んでも良いんだよね。 この写真たちを、残せれば。』 まあ、そんな事言うなよ、また飲もうよ、と彼と別れてからも、 その言葉を、何度も思い出してる。(似顔絵も提供して頂きました。にっ似てる....)======クラウドファンディング残り16日となりました。twitter、facebookでのシェア、ぜひ宜しくお願い致します!!プロジェクトページ: https://camp-fire.jp/projects/view/153739
プロジェクトを応援、ご支援頂いてる皆様!本当にありがとうございます!!今回は、よく聞かれる質問をインタビューっぽくQ&A方式でまとめてみました。*****Q.野生動物を撮るって、どんなアイテムを持っていくんですか?A.カメラボディ3~4台、レンズ望遠、広角、標準等、約7~8本 全部で15キロくらいになります。 現地ではキャンプ生活のため電気が無いので予備バッテリーを多めに持っていきます。ぎっちり詰め込んだカメラギアQ.撮影する時間帯は季節によって違うんですか?何を撮るのかによって違うんですか?A.時間帯は、動物によって違います。 例えば、ライオンだと日中は寝ている事が多く、主に夜に活動するので早朝や夕方に撮影します。Q.キャンプでの一日のスケジュールを教えてください。A.テントで朝食を食べてから昼の弁当を持って出かけていき、1日中撮影しています。 暗くなったらキャンプサイトに帰るという生活です。テントでの食事はもちろんタンザニアご飯ですQ.どうやって野生動物を見つけるんですか?A.それぞれの動物の習性を知れば見つけやすいです。 例えば林の中だとヒョウが隠れていたり、暑い日であれば水を求めて水場に動物が集まってきます。 鳥たち、草食獣たちが警戒音を発していれば、そばに肉食獣居る可能性が高いので、 そういったこと周囲の状況を確認しながら見つけます。Q.普段、野生動物のどんなところを観察しているんですか?A.動物たちの細かい仕草を見ています。後は、風の動き、雲の動き、光の動きも見ています。Q.動物園にいる動物と野生動物って、やっぱり違うんですか?A.私は、動物園の動物を見たことがないけど、 人から餌を与えられている動物と自ら獲物を捕るのとではちがうと思います。Q.長年やってきた中で、野生動物が変わってきていることって何か感じますか?A.動物の変化というよりは、雨季に安定した雨が降らないなどの気候の変化によって、 動物たちの移動ルートが変わってきたように感じます。 Q.金子さんが観光に行くときって、やっぱり景勝地よりもそこにいる動物を探しちゃうんですか?笑A.当然です笑。かなり近くで撮影することもありますQ.野生動物写真家をやっててよかったと思うこと、辛いことは何ですか?A.よかったことは、一緒に仕事ができて信頼できる10数年来のドライバーとコックの彼等と出会えたこと。 辛いのは、お金が無いことですかね?笑Q.撮りたい写真を考えてそれが撮れるまで待つんですか?それとも偶然的な出会いなんですか?A.習性を知って動きを予測しながら、撮影をします。最大一週間待ったこともあります。 勿論偶然もありますが、偶然を必然にする事が大事です。これが一週間ねばって撮った写真です!*****みなさんの想像していたような回答でしたか?改めて考えた点などあり、自分でも楽しみながら答えてみました。プロジェクトが始まり、みなさんのご協力やご支援など日々感謝、感謝です。フェイスブックやツイッターなどSNS等のシェアで、新たに知って 頂くなど「クラウドファンディング」だけではない、つながりができることもとても嬉しいです。引き続き、ご協力よろしくお願いいたします! 残り22日!