「日本に行くと、みんなお金をもってるんでしょ?」
「日本のメンバーが、たとえば10万とか寄付してくれたら、もっとプロジェクトがラクにすすめられるのに」
フィリピンでの支援活動中、過去に現地スタッフから言われた言葉です。
「日本ってそんな簡単にお金が手に入る国だと思われてるんだろうか…」
今まで一緒に活動してきたスタッフが、日本のことをあまりにも知らなさ過ぎて、
また、あまりにも日本人として活動している僕たちを軽く考えすぎていて、
ショックでした。
同時に、自分たちがあまりにも日本について、伝えられていなかったことを反省しました。また、そのスタッフにとって、日本について実感を持って知る機会が、ほぼないこと、知る機会がないからこそ、このような発言になってしまうことを感じ、何とも言えない気持ちになりました。
私は、フィリピン人スタッフに、もっとよく日本や、そこに住んでいる人たちのことを知ってもらいたいと思っています。
そうすることで初めて、お互いの国をもっとよくするために、対等な立場で考え合うことができるのだと思うんです。
お互いの国をもっと知りあって、その上で、お互いの国について話し合いたいんです。
私は10年以上前にアクセスのスタディーツアーに参加し、以来、アクセスの活動に参加し続けています。
初めてのスタディーツアーで、フィリピンを訪問したとき、自分が今まで考えたこともなかった世界があることに驚き、衝撃を受けました。
その時の衝撃があったからこそ、今社会人として働きながらも、ボランティアベースで活動が続けられています。
フィリピン人スタッフにも大きな衝撃を受けてほしい!
もっと日本のことを知ってもらって、
日本も決して、すごく裕福な国じゃないことも知ってほしい!
その上で、お互いの問題について話し合って、お互いの国をよくしていきたい!
そんな思いで、このプロジェクトを立ち上げました。
これまでご寄付くださった皆さんのご協力に、本当に感謝しています。
ありがとうございます。
あと少しで、フィリピン人スタッフのスタディーツアーが実現できます!もう少しです!
いつもありがとうございます。
引き続きの御協力、よろしくお願いします。