焼ぶりって聞いたことないですよね。3日間熟成した熟成ぶりを、部位ごとにわけ炙って食べる。ほんと焼肉のぶりバージョンです。「焼いちゃうの?お刺身で美味しいのに勿体無い。」いやいや。ちょっと炙って食べると激ウマになるんです。みてくださいこの至福な顔を。片面5秒づつ炙って食べるだけです。とろける食感と溢れ出す旨みに取り憑かれます。部位ごとに合う味付けやカット法を変えて常時70種類くらいのメニューを提供してます。ぶりだけで、です大トロの部分。厚切りにし、まるで霜降りのお肉を食べているかのような食感が楽しめます。そしてやっぱりホルモンです。これも全部ぶり。美味しいです。本当に。肉のホルモンのような獣臭さは全くありません。ぶりって余すとこなく全部美味しいんです!!普通、魚の歩留まり(可食部の割合)は40−60%ほどしかありません。約半分は捨てられているということです。でも、僕達は常時90%を維持しています。これ、業界的に驚異的数字。鹿児島の焼ぶり専門店〝焼ぶり あぶり〟は、ぶりだけで10年も営業してます。専門店だからできる歩留まり90%のビジネスです。コアなファンも多くリピートが8割。特に広告もしていません。一度食べてみてください。ぶりの可能性を存分に感じられるはず!実は僕達が使っているこの養殖ぶり、今海外に大人気で輸出量が大幅に上がっているんです。大人気なのは嬉しいのですが、良いものが全て海外に輸出されるという事態に陥ってます。海外の方が高くで買ってくれるから。そしてもう一つ、日本では漁業者さんによって育て方もこだわりも違うぶりが、市場では全て同じ値段。牛や豚と同じ畜養なのに評価は養殖ぶり一択。味も違えば、脂の差し方から身質、もっと言えば血抜き、締め方までもが違う。それが全て同じなんです。僕達は養殖ぶりにしかできない、焼ぶりという新しい食べ方を広げることにより、きちんと評価ができる市場を作りたいと考えています。
黒たたき。僕達はやばいものを作ってしまったのかもしれない。誰がぶりでぶりを焼こうと考えるんでしょう。表面が真っ黒くなるのは、炭の黒さじゃない。ぶりの脂が燃えたときに出る、煤煙で燻しながら焼くことでこの色がつくんです。この黒は【ぶりのうまみ】そのものなんです。100%ぶりだけでこんな味わいになる。それが面白い。ただでさえうまみを纏わせるのに、素材は熟成をかけた熟成ぶりというこだわりよう。贅沢だ。贅沢すぎる。表面は真っ黒でも中は生。ちゃんとした「ぶりたたき」です。カツオのたたきとは全く違う、濃厚な味わいの黒たたき。味わいが強いため、強めのソースにも相性が良く、カルパッチョなど洋風のアレンジがものすごい美味しいです(写真はわさびのオイルとキウイのソース)一口大にダイスカットをしたものを黒たたきにすると、どうみてもアレにしか見えない。そう【地鶏の炭火焼】。だけど、ちゃんとぶりなんです。食べてびっくり。こんなぶりがあったのかって驚くこと間違いなしです。私たちのぶりはぶり愛に満ち溢れているため、美味しいだけではなく、新しい驚きや発見があります。今回リターンに、このダイスカットの【黒たたきダイス】をセレクトしました。「うわー」とか「すげー」とか「なにこれ!」とか絶対言わせます!ぜひ、私たちのぶり愛と、ぶりの可能性を感じてくださいね!
養殖ぶりでしか味わえない希少部位、ぶりホルモン。一匹から約40gほどしか取れないこの部位を、綺麗に洗浄、さらに2つに分けていきます。右が洗う前、左が洗浄、分割したもの。こんなことするのも、僕達しかいないんですけどね!味付けして焼肉と同じように楽しめたり軽く湯がいてマリネにしてみたり!コリコリとした食感が楽しい。でもこれ【ぶり】なんですよね!僕達は、ぶりの新しい価値を作り出しています。