みなさま、こんにちは。お世話になっております。たいへんご無沙汰しております。お元気におすごしのことと思います。昨年秋には、森の美しい日常を描く絵本『おじいちゃんのまきストーブ』を全国の子どもたちにプレゼントするクラウドファンディングにご参画くださいまして、ありがとうございました。うれしいお知らせです。このたび、みなさまにお約束していたすべての施設・学校へのプレゼントが、完了いたしました。本来でしたら、昨年のうちに完了している予定でした。しかし、ご承知のように、台風19号による全国的な被害と、それにつづくコロナの災禍により、受け入れ側の図書館や学校の態勢が調わず、のびのびになっておりました。このたび、晴れて、未発送であった2件・・・・東日本大震災の被災地3県の公共図書館 112か所・福島県内の小学校(国立私立も含め)432校への発送をすることができました。合計544冊です。みなさまからお預かりしていた、尊い資金によるプレゼント数は、1,169冊です。実際にお届けしたのは、23冊多い1,192冊です(内訳は以下をご覧ください)。これに上乗せするかたちで、・東日本大震災の被災地3県の公共図書館 112か所・福島県内の小学校(国立私立も含め)432校には、「平和の大使」として世界的に知られる講演家プレム・ラワットさんの2冊目の絵本『なりたいなぁ』を、お届けいたしました。これは、文屋が事務局をつとめる「プレム・ラワット日本事務局」が募っている「寄付本プロジェクト」に寄せられた資金を活用したものです。この本は、図書館の分館や、図書館の無いまちの公民館図書室などにも贈ったため、『おじいちゃんのまきストーブ』544冊よりも49冊多い、合計593冊です。****************「三密」を避け、マスクをつける生活が新しい常識になりつつあります。東京へ、東京へと「三密をつくる」ために営まれてきた大都市集中型の人々の流れは、いまも変わることはありません。一方で、森の緑に恵まれた地方暮らしを見直して、移住や、都会との2拠点生活を求める傾向も、出てきているようです。『おじいちゃんのまきストーブ』に描かれた森の暮らし、ゆるやかな家族のありよう、自然の中での深呼吸や語らいが、これからの人類のスタンダードになってゆくことを、信州小布施の里にて、静かに願っております。みなさんにとって、このコロナの災禍が、新しい、すばらしいステージの幕開けになりますように。お健やかなご多幸を祈念いたします。感謝を込めまして★またときおり、お便りをさせてくださいね。文屋 代表 木下豊より****************【2019年12月までの発送を完了】1.全国の599か所の児童養護施設に1冊ずつ2.日本小児総合医療施設協議会の子ども病院 31か所【2020年2月5日に発送を完了】3.文屋のある長野県で2019年10月の台風19号による大きな浸水の被害を受けた長野市や上田市などの公共図書館 18か所【2020年7月8日に発送を完了】4.東日本大震災の被災地3県の公共図書館 実績:福島県31か所、宮城県33か所、岩手県48か所=112か所5.福島県内の小学校(国立私立も含め) 実績432冊★『おじいちゃんのまきストーブ』の プレゼント実績合計1,192冊(予定の1,169冊より23冊+)
「わたしも高い高いしてほしい」児童養護施設の女の子からのお礼状(ラワットさんの本を贈りませんか(^0^)?)****************みなさん、こんにちは。お元気ですか?繰り返しになりますが(何回書いても、お伝え切れませんが)昨年秋には絵本『おじいちゃんのまきストーブ』を全国の児童養護施設や子ども病院などに贈るためのクラウドファンディングに、尊いご支援を賜りまして、ありがとうございました。文屋にはきょうも、児童養護施設や子ども病院からの御礼のお便りが届いております。これらはすべて、文屋宛ではありますが、ご支援くださったすべてのみなさまへの御礼ですね。数百通のお礼状の中には、施設で暮らす子どもたちからのお手紙が同封されているものもあります。きょうはその中の一通、というよりも、子どもの手のひらに収まるほどのかわいらしいメモ用紙に書かれたお手紙をご紹介します。写真の手書きのお便りです。あわせて、文屋がいま、制作中の近刊『呼吸~心の平和への旅』を全国の児童養護施設や子ども病院、そして刑務所、できれば被災地の子どもたちにも贈るための「寄付本プロジェクト」のことも、お伝えしていと思います。みなさんは、絵本『おじいちゃんのまきストーブ』に共感して、ご支援をされたことは承知しております。それ以外の書物の寄贈へのご支援の呼びかけは、この媒体の本来の目的から外れていることも、承知しております。ご気分を害された方がいらっしゃれば、お詫びいたします。文屋としての近況報告として、読み流していただいてもかまいません。ですがもし、あなたが共感してくださるときは、この写真の女の子が喜んでくれる様子を想像しながら、この「寄付本プロジェクト」にもご参加いただけると、幸いに思います。では、以下のメルマガ「美日常の文屋だより」最新号をご覧ください。こちらをクリックしてくださいね。https://e-denen.net/index.php/mailmag?_id=744 みなさまのお健やかなご多幸を祈念いたします。文屋 代表 木下豊より****************
みなさん、こんにちは。お元気ですか?信州小布施の里、きのうは、北西の風に乗って粉雪が舞いました。地面があたたまっているので、どんどん溶けていきます。コロナウイルス撃退には、手洗いなどの予防はもちろん大事ですが、基礎体力を高めて、免疫力・抵抗力をたくましくすることが、肝要ですね。じゅうぶんの睡眠と、バランスのいい食事と、適度な運動・・・心がけたいですね。みなさん、いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、ありがとうございます。◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎信州小布施 美日常の文屋だより vol.751和合と感謝百年本を世界へ未来へ。◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎【きょうのテーマ】「本をくれてありがとうございます」。児童養護施設や子ども病院の子どもたち、先生方に感謝!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*******************★「また本のきぞうをおねがいします」★*******************みなさん、昨年秋には、絵本『おじいちゃんのまきストーブ』を全国の子どもたちに贈るためのクラウドファンディングに、あたたかいお心と大きなお力を賜りまして、ありがとうございました。おかげさまでこの絵本は、無事に出版されました。そして、昨年のうちに、全国の599のすべての児童養護施設と、全国の31の子ども病院にプレゼントすることができました。福島県のすべての小学校と東日本大震災の被災地の公共図書館こちらには、受け入れ体制の関係で、新年度が明けて4月中旬に到着するように、準備を進めております。また、2月5日には、文屋のある長野県で、昨年10月の台風19号による大きな浸水の被害を受けた長野市や上田市などの公共図書館18館に、発送を完了いたしました。写真のように、文屋にはすでに、全国の児童養護施設や子ども病院から、ハガキや封書やメールで、お礼状が届いています。絵本『おじいちゃんのまきストーブ』に込められた大自然と人間の、心あたたまるお話を、一人でも多くの子どもたちに読んでほしい。親の虐待などの理由で、生みの両親やきょうだいと暮らせないで集団生活をしている子どもたちに、絵本を贈りたい。治るのが難しい病気とたたかっている子どもたちにも、絵本の世界に心遊ばせてほしい。こうした願いに共感するみなさまのおかげさまで、こうして、喜びと幸せのおすそ分けをすることができます。「平和の大使」プレム・ラワットさんの日本事務局でもある文屋はすでに、ラワットさんの2つのご著書を、大勢の読者のみなさんのご支援により、全国の児童養護施設や子ども病院、東日本大震災や熊本地震の被災地でがんばっていることもたちと大人のみなさんに、送り届けてきました。そのたびに、児童養護施設や子ども病院など贈り先から、たくさんの心のこもったお礼状をいただくことに、感動しています。きょうは、そうしたお礼状の中から、いくつかのお便りをご紹介しますね。****************「本をくれてありがとうございます。おじいちゃんは、とてもやさしいと思いました。木はおもちゃにもなるし、たきぎにもなってみんなをあたためられるのはすごいと思いました。く○たりゅうより(小学2年生)」りゅうさん、ありがとうございます。君の笑顔も、みんなの心をあたためているよ!★プライバシー保護のため、りゅうさんの写真の一部を加工しています。****************「このたびは、おじいちゃんのまきストーブの絵本をプレゼントしてくださり、ありがとうございました。さっそく、子どもたちへ渡しています。絵本が大好きな子どもたちが多いので、とてもうれしいプレゼントです。読ませていただいて、心がじ~んとあたたかくなりました。子どもたちの感想も、後日送ります。とりいそぎお礼まで」「光の園」の先生より****************「いつも本のきぞう、ありがとうございます。また本のきぞう、お願いします」小学5年生****************「日本語ばーじょんとえいごがあったので、外国の人にもいいと思いました。ありがとうございました。もう一回 よんでもらいたいです」あゆみより****************まだまだたくさん(すでに400通以上!)いただいていますが、今回のご紹介の最後に、つぎの小学校低学年の女の子の1行だけ、お伝えしたいと思います。「わたしがたかいたかいしてほしいと思いました。」これは、この絵本の中で、主人公のやまとが、おじいちゃんと森の奥へ歩いて行き、森の主の大樹の前で、おじいちゃんに「たかいたかい」をしてもらう場面を見ての感想です。この女の子が、もし、生み親や祖父母と暮らしていたなら、いつでも、たかいたかいでも、だっこでも、おんぶでもして、温かな腕や胸や背中のぬくもりを感じられたことでしょう。「たくましく、やさしく、歩んでいって」と願うばかりです。みなさん、文屋では、いま制作中のプレム・ラワットさんの近刊『呼吸~心の平和への旅』(仮称)も、共感してくださるみなさんと協働しながら、子どもたちに贈り物をしたいと考えています。どうぞお楽しみにお待ちください!ようやく春ですね。みなさん、すてきな日々をおすごしください。感謝、いっぱい、込めまして!文屋 木下豊より【写真説明】http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?く○たりゅうさん(小学2年生)りゅうさん、ありがとうございます。君の笑顔も、みんなの心をあたためているよ!★プライバシー保護のため、りゅうさんのお名前と写真の一部を加工しています。
ピカチュウの塗り絵に「えほん ありがとう」のメッセージ。真ん中に幼い5人の子どもの写真が貼られています。左端の男の子は、贈られたばかりの絵本『おじいちゃんのまきストーブ』を掲げてくれています。すてきなお礼のメッセージ。うれしく思います。ですが、ふつうのお礼メッセージとは、一つだけ違う点がありますね。3人の女の子と2人の男の子。全員が背中を向けています。きっと笑顔なのだと思いますが、その笑顔が見えません。残念ですが、これが、児童養護施設の実態です。もちろん、批判をしたいのではありません。児童養護施設は、以前は「孤児院」と呼ばれていました。しかし現在は、孤児は少なく、親はいるが養育不可能になったために、預けられている場合が圧倒的に多いのです。中でも、家庭内暴力、虐待のため、実の親から離れて生活をせざるを得なくなった児童の割合は年々増加しているそうです(2013年2月の調査では59.5%)。こうした事情もあり、子どもたちの笑顔を公開しない方針の施設がほとんどのようです。わたしは素人の部外者ながら、施設長さんをはじめスタッフのみなさんのご苦心をお察しいたします。みなさん、尊いお心とお金を、文屋に託していただき、ありがとうございます。おかげさまでこうして、全国の599軒すべての児童養護施設に、贈ることができました。全国の子ども病院からも、ぞくぞくとお礼状が届いております。文屋では、今、編集中の「平和の大使」プレム・ラワットさんの「呼吸と心の平和」をテーマにしたご著書についても、寄付本プロジェクトを始める用意をしています。こんどは、クラウドファンディングではなく、文屋の公式サイトでの公募の形式です。もし、趣旨にご賛同くださるときは、また、歩みを共にしてください。ようやく春ですね。みなさん、すてきな日々をおすごしください。感謝、いっぱい、込めまして!文屋 木下豊とスタッフ一同より
みなさん、こんにちは。お元気ですか?昨年秋には、絵本『おじいちゃんのまきストーブ』を全国の子どもたちに贈るためのクラウドファンディングに、あたたかいお心と大きなお力を賜りまして、ありがとうございました。おかげさまでこの絵本は無事に出版されました。そして、昨年のうちに、全国の599のすべての児童養護施設にプレゼントすることができました。文屋には、たくさんの児童養護施設から、御礼のメッセージが届けられています。(後日、何通かをご紹介しますね!)福島県のすべての小学校と東日本大震災の被災地の公共図書館こちらには、受け入れ体制の関係で、新年度が明けて4月中旬に到着するように、準備を進めております。また、きょう(2月5日)のうちに、文屋のある長野県で、昨年10月の台風19号による大きな被害を受けた長野市や上田市などの公共図書館18館に、発送を完了いたします。そんななか、先日、文屋にうれしいお知らせが届きました。わたしの友人で、文屋の読者さまである多田勇治さんが、お住まいに近い2つの児童養護施設を訪れて、施設長に絵本を直接手渡してくださったのです。多田さんが訪れたのは、神奈川県相模原市の「中心子どもの家」と東京都八王子市の「こどものうち八栄(やさか)寮」です。写真は、こどものうち八栄の施設長・大村さん(左)と多田さんです。大村さんがお持ちの絵本は『おじいちゃんのまきストーブ』で、多田さんが手にされているのは、文屋からプレゼントさせていただいた「平和の大使」プレム・ラワットさんの絵本『なりたいなぁ』です。多田さんにいただいた文屋へのお便りから、一部をご紹介しますね。「2 か所の児童養護施設を訪問し、どちらの施設でも絵本の寄付を大変喜んで頂きまし た。中心子どもの家の丹施設長には、その場で開封して頂きじっくり読んで頂きました。ベテランの施設長が読んでも、味わい深い本であることを実感して頂きまし た。こどものうち八栄寮の大村施設長にも大変喜んで頂き、未就学児の 児童が生活する棟で保管するとのことです。今回寄付した本を施設の子ども達が読 んでいる姿を想像し、私自身も心が温まりました。(中略)子どもたちは親を選べず、施設も選べない状況です。同じ人間であるにも関わらず、 生まれる前から望まれず、生まれてからも不憫で苦しい環境にて生きてきた子どもた ちが大勢いる実情を目の当たりにしました。この状況を社会全体で認識する必要が あり、また、私たち大人にはこの状況を良くしていく責任があると強く感じました。今回、両施設とも休日での訪問だったため、施設の外の敷地で元気に遊ぶ子どもたちをたくさん見かけました。その子どもたちの多くが、愛する親からの虐待に遭い、家族で暮 らせない生活を強いられていると思うと、大変心が痛みました。その時見かけた子どもたちの心が、絵本を読んで少しでも温まり、良き将来となることを願ばかりです。今回、絵本を施設にお届けさせて頂くという貴重な機会を下さった木下様には大変感謝しております。今後ともよろしくお願い申し上げます。」多田勇治さん、このお便りと、それにつづくお二人の施設長さんにインタビューした詳しいご報告を、ありがとうございます。ところでみなさん、「社会起業・政策学校」として知られるNPO法人一新塾をご存じですか?「志で社会を変える主体的市民を育む」をモットーに、1994年、大前研一さんが創設されました。いまは、事務局長の森嶋伸夫さんを中心に、東京都港区芝で、活発に運営されています。多田さんは一新塾の第37期生、多田さんに同行してくださった上野義一さんは第36期・第38期生です。お二人とも、未来を担う「子ども・学生」への支援をテーマにお仲間で研究し、活動されています。わたしは第6期生として20年ほど前の1999年から一新塾のお世話になっております。みなさんのお心とお力によって誕生したこの絵本を、児童養護施設に直接お届けする、という「行動」をしてくださったお二人に、心より敬意と感謝を申し上げます。一新塾:https://www.isshinjuku.com/ (学びの門戸はどなたにも開かれています)ではみなさん、またご報告させていただきますね!佳き日々をお健やかにお楽しみください!x