Check our Terms and Privacy Policy.

全国のマイノリティ当事者がつながり 未来を描く「知」のコミュニティをつくりたい!

2019年7月より、社会的マイノリティに関する様々な分野で活躍されるゲストの方々と共につくる、未来構想プログラム「LITALICO研究所 OPEN LAB」を開講します。地域・経済格差を越え、マイノリティ当事者をはじめ誰もがオープンにアクセスできる学びの場を作るための「開講サポーター」を募集します。

現在の支援総額

4,163,777

118%

目標金額は3,500,000円

支援者数

418

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/06/11に募集を開始し、 418人の支援により 4,163,777円の資金を集め、 2019/07/07に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

全国のマイノリティ当事者がつながり 未来を描く「知」のコミュニティをつくりたい!

現在の支援総額

4,163,777

118%達成

終了

目標金額3,500,000

支援者数418

このプロジェクトは、2019/06/11に募集を開始し、 418人の支援により 4,163,777円の資金を集め、 2019/07/07に募集を終了しました

2019年7月より、社会的マイノリティに関する様々な分野で活躍されるゲストの方々と共につくる、未来構想プログラム「LITALICO研究所 OPEN LAB」を開講します。地域・経済格差を越え、マイノリティ当事者をはじめ誰もがオープンにアクセスできる学びの場を作るための「開講サポーター」を募集します。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail

LITALICO研究所 OPEN LABクラウドファンディングを応援してくださっているみなさま、ありがとうございます。鈴木悠平です。

本日も、応援メッセージのご紹介です。自閉スペクトラム症(ASD)当事者であり、ライターとして活動されている宇樹義子(そらき よしこ)さんからのメッセージです。特性ゆえの学ぶことの困難さと、地方在住ゆえに情報にアクセスしづらい境遇などをお話いただきました。


はじめまして、ライターの宇樹義子と申します。私は、発達障害のASDや複雑性PTSD(複雑性心的外傷後ストレス障害)を抱えています。働くことや生き方についてずいぶんと苦労や工夫をしてきましたが、自分の経験をエッセイやブログに書いたり、同じく障害や疾患のある方に向けた支援情報を発信するライティングのお仕事をしたり、大学院の聴講をしたりしながら、自分なりの道を探求しています。

今日はそんな私自身の経験から、LITALICO研究所OPEN LABが取り組もうとしている情報保障が、障害のある当事者や地方在住者にとってなぜ重要か、どんなサポートが必要か、お話したいと思います。


地方にはそもそも学べる場が少ない!都会に出ていくのも一苦労

OPEN LABのことを知ったとき、オンライン受講制度や、レポート記事・レポート動画が全ての講義にあると聞いて、地方在住の私としては、とてもありがたいと感じました。

やはり、一流の講師が登壇していたり、最先端のことが学べるレベルの高いイベントなどは、東京をはじめとする都市部に集中しています。私は地方といってもかなりの田舎に住んでいますので、都会に出るだけで相当なお金が必要で、なかなか気軽には参加できません。「ああ、この先生の講義聞きたい!」と思っても、たいていは諦めざるをえないのが現実です。本屋や図書館も、在庫の充実度合いは都心部には及びません。

加えて、私には発達障害の特性による困難さがあります。感覚過敏があるため、行き帰りや会場でさまざまな視覚・聴覚刺激にさらされると、どっと疲れてしまいます。そのため体調も崩しやすく、仮に開催場所の近くに住んでいたとしても講義に参加できない日もあったと思います。外出自体が他の人より大きな負担になるため、体調が悪いときにオンライン受講に切り替えられる、という仕組みはとても助かります。

 

お互いのちょっとの工夫や対話で、気持ちが楽になる

障害がある人たちへの個別の調整として「合理的配慮」という考え方があります。OPEN LABではこの対応に力を入れると言ってくれています。

 

文字起こしやイヤーマフの貸し出し、休憩スペースなどが例として挙げられています。

どんな調整を行うかは、本人と周囲の人がその都度話し合って決めるので、受講生の方とOPEN LAB運営メンバーの方が、どんな相談をしてどんなことを実施したのかも、講義の過程でレポートしてもらえると嬉しいです。

私は東京まで行って参加するのは難しそうなのですが(オンラインで受講予定です)、「もし私がイベント会場にいたら」という想定で、こんな環境があると嬉しいなということを書いてみます。


・飲み物の用意や自販機がある場合、ノンカフェイン・デカフェの飲み物、常温の飲み物など、体調に配慮した飲み物があると、とても助かります(薬剤過敏や過活動膀胱があり、温度刺激で体調も不安定になりがちなため)
・部屋の光量・音量を落としたエリアや教室があるといいかもしれません(個々人の対策としてサングラスをするということもありますし、他のお客さんと会場環境の兼ね合い次第だと思いますが)
・オンライン受講の場合、質疑応答への参加やコメントができるなど、「参加している感」がこちらも周囲もよりリアルに感じられる仕組みやツールを導入してもらえると嬉しいです。


OPEN LABは「マイノリティのための放送大学」

みなさんは、「放送大学」という大学をご存知ですか?自分のペースで好きな時間に学習でき、単位も取得することができる通信制大学です。

OPEN LABの講義内容やコンセプトは、まさに「マイノリティのための放送大学」だと感じました。

社会的マイノリティの当事者が、自分たちが生きる社会を良くしていくための知恵を得ることができる。誰かに助けられたり、支援を受けるだけでなく、自分たちで未来を描いていくことができる。そんな世の中に向けての第一歩となることを願っています。


宇樹義子

Twitter: https://twitter.com/decinormal1

個人ホームページ: https://sorakiyoshiko.com/


宇樹さん、ありがとうございました!

OPEN LABは「マイノリティのための放送大学」という応援メッセージをいただきました。受講生のみなさんと対話を重ねながら、受講しやすい・学びやすい環境を整えていきたいと思います。


まずはそのための資金を集めるためのクラウドファンディング!最後までがんばります。

引き続きご支援をお願いいたします!

https://camp-fire.jp/projects/view/162982

 

シェアしてプロジェクトをもっと応援!