今回は
大使館で話し合った「生姜の需要と可能性」について
Q:日本の生姜は果たして需要があるのか?
A:あります。
農業担当の方によると
生姜を食べる文化はあり需要はあるのですが、中国産がメインで「美味しくない」
と率直な感想を述べてくれました
育てた生姜をお渡ししたところ
「日本の生姜は品質が良くて美味しい!可能性があるし色々なものを組み合わせてみたい」
と仰ってくださいました。
これはたまたまではありません。
3年前に前農業担当者の方とお話したときも同じ意見でした。
バルト三国の方々に市場調査したことも。
また、我が家が元々ホストファミリーであったこともあり
フィンランドやスイス、フランス、アメリカ等々
様々な国の方にも聞いたところ「生姜は薬のイメージで美味しくない」と。
日本の生姜は、
独自の品種改良が行われており美味しいのです。
そして大多数の国で、古くから健康のために食べる文化があります。
ですが
生姜が栽培されていない地域、北半球の欧州やアメリカは
中国産の生姜がほとんどです。
なぜ日本の生姜が
海外では流通していないのか?
1つ目の理由は、生姜の大手でさえ、海外を視野に入れていない現状。
(実際に高知の生姜最大手の社長さんとお話した時に確認しました)
2つ目の理由は、日本の生姜の99.5%が欧州やアメリカの農薬基準に適していない。
が挙げられます。
日本では許可されている農薬が、海外ではNGな場合が結構あるそうです。
だからこそ
農薬を使わない生姜には潜在的価値が十分にあり
更に、需要のある現地で栽培できれば誰もが笑顔になれると考えています。
まだ未開拓のブルーオーシャン
そこへ踏み込む予定です
色々壁はあると思いますが、乗り越えてきますね!
最初は一人で小さく切り開く予定ですが、
是非是非皆様の力もお借りできれば。
がんばります!
だいご