写真はブロゴスから。【メディア情報:オンラインメディアBLOGOSで紹介されました!】おととい(7月5日木曜日)、オンラインメディアBLOGOS(ブロゴス)でPOSSEの支援するフィリピン人留学生の件が取り上げられました!記者の方は本人の話を親身になって聞いてくださり、かなり詳しいレポートになっていますので、是非以下のURLからお読みいただけると幸いです。「夢の国・日本はウソだった」 介護施設でタダ働きの末、帰国を強制されたフィリピン人女性留学生が日本語学校を提訴https://blogos.com/article/389051/記事の中で、本人は「日本の社会は、日本での生活が決して簡単なものではないと教えてくれました。学校や会社は社会的地位のある組織。私はフィリピンから夢を追い求めて来た一留学生にすぎず、闘うのは簡単ではありません。しかし、POSSEと出会い、外国人が声を上げることを支援してくれる団体があることを知りました」と述べており、外国人労働者の支援の重要性を私たちも再確認しました。実際、同じような状況に置かれた留学生はいまも何万人もいると考えられますが、異国の地日本で声を上げるのは容易ではありません。会社や日本語学校側はむしろ「声をあげさせないように」抗議する留学生を強制帰国させて問題を覆い隠そうとしています。まさにそれをやろうとした日本語学校「ホツマインターナショナル」に対しての強制帰国の責任を問う訴訟がこれから本格的に始まっていきます。外国人の権利を守るためにも、この事件を引き続きフォローしていただければと思います。さらに、同様の被害にあっている外国人労働者が泣き寝入りすることがないように、「外国人労働サポートセンター」(https://foreignworkersupport.wixsite.com/mysite)を立ち上げ、英語での相談対応、街頭でのアウトリーチ活動などにも力を入れて取り組んでいきます。ボランティア学生が街頭でアンケートを行い、留学生の働く実態を調査しています。また、ブロゴスの記事ではそこまで触れられていない「強制帰国」に至る具体的な経緯については、ぜひPOSS代表・今野のYahoo!記事をご覧ください。【留学生が「強制帰国」を争って日本語学校を提訴 日本の介護現場を支える違法労働の実態とは(今野晴貴) - Y!ニュース】 (https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20190627-00131899/)
みなさま、たくさんのご支援ありがとうございます。すでに現時点(6月29日23時30分)で66人もの方にご支援いただき、大変感謝しています。繰り返しになってしまいますが、今回の訴訟は本人が訴訟費用を負担することが難しいため、みなさまのご支援があってはじめて闘いを続けていくことができます。ぜひ、お知り合いの方にも、こういう実態があることを教えてあげてください。さて、おととい(6/27)放送された「クローズアップ現代+」で、POSSEが支援するフィリピン人留学生の問題が取り上げられました!「留学生が“学べない” 30万人計画の陰で」(https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4300/index.html)と題された番組では、留学生の置かれた過酷な働き方や日本語学校が教育機関としての役割を果たさず、単に留学生を人手が不足している職場に派遣するブローカー化している実態が描かれました。外国人留学生が日本で安心して学び、働くためには何が必要か、との問いに対して、この事案の代理人を務める指宿昭一弁護士はスタジオで「留学生がひどい目に遭ってもほとんど泣き寝入り。何かあったときに外に繋がれる窓口が必要」と述べました。さらに、今回フィリピン人留学生が日本語学校を「強制帰国」の責任で訴えた件は「NPO法人POSSEに駆け込んで助けてもらったからつながったわけで、普通はこうはならず、ほとんど泣き寝入り。そうならない相談窓口が必要」と、支援の必要性を訴えました。POSSEでは日本語学校の強制帰国の責任を問う訴訟を支援していきます。また、同様の被害にあっている外国人労働者が泣き寝入りすることがないように、外国人労働サポートセンターをたちあげ、英語での相談対応、街頭でのアウトリーチ活動などにも力を入れて取り組んでいきます。なお、事前の予告ではこの問題が詳しく報道される予定でしたが、残念ながら番組ではほとんど触れられませんでした。この問題についてより詳細な情報を知りたい方は、ぜひPOSS代表・今野のYahoo!記事をご覧ください。【留学生が「強制帰国」を争って日本語学校を提訴 日本の介護現場を支える違法労働の実態とは(今野晴貴) - Y!ニュース】 https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20190627-00131899/こちらは、番組で紹介されたシーンの一部です。指宿弁護士の事務所で、訴訟前の最終打ち合わせの様子です。提訴後に行った記者会見には多くの記者の方に参加していただきました。アナさんと外国人支援を行っているPOSSEボランティアの学生メンバー
たくさんのご支援ありがとうございます。今日(6月26日)午後、東京地裁に提訴しました。原告はアナさん、被告は「株式会社ホツマインターナショナル」です。また、その後、17時から厚生労働記者クラブで記者会見を行いました。写真の中央がアナさん本人です。アナさんの向かって左側が指宿昭一弁護士です。POSSEから代表の今野晴貴と外国人労働サポートセンターの岩橋、そして学生ボランティアが参加しました。アナさんは会見で「嘘の情報で日本に呼び込むのはやめてほしい。来日後の労働条件が説明と違っても外国人が声を上げるのは難しい。今回のようにPOSSEの支援がなければここまで来ることはできませんでした。」と発言しました。日本語学校は取材に対して「アルバイト先で違反があり、学則などに基づき退学とした」と答えたようで、全く責任を認めていません。なお、本日の様子はすでにいくつかのメディアが報じています。また、明日(6月27日)はNHKクローズアップ現代+「留学生が“学べない” 30万人計画の陰で(https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4300/index.html)」で、アナさんの事案とPOSSEの取り組みが紹介される予定です。本件代理人の指宿弁護士はスタジオで解説されます。ぜひこちらもご覧ください。比の留学生が都内の日本語学校を提訴へ 労働改善要求に帰国強制https://news.livedoor.com/article/detail/16676083/「日本を夢のような国だと誘い込まないで」フィリピン人留学生、日本語学校提訴https://www.bengo4.com/c_5/n_9809/フィリピン留学生、日本語学校を提訴=「労働改善要求で強制帰国」-東京地裁https://www.jiji.com/jc/article?k=2019062601158&g=soc