もうすぐクラウドファンディングも終了ですね。全ての支援してくれた方共通のリターンの宝石10カラットってどのぐらいって思われる方いると思うので測ってみました。小さな石で7〜8個ぐらい大きい石だと1個で10カラット超えなので、それはつまらないので中ぐらいから小さいので4〜10個ぐらいでお届けできると思います。5万円以上のリターンの鑑定書付き宝石ですが、これはキャンディ(タウン)の資格のある鑑定士のところに持って行って書いてもらうので、それだけで三千円ぐらいかかります。だから石もそれなり以上のクオリティでないとダメという事になりますので、割といい石をお届けできると思います。割といい石がいっぱい出てくれれば良いんですが…その前に採掘許可を早く取らないと。金曜日にオフィスに苦情を言いに行ったら「今から土地を見に行く」と言うのでそこでずーーーっと待ってたらすっぽかされました。本当にスリランカのオフィスは酷い。政府のオフィスは本当に酷いです。月曜日にもオフィスに人を行かせます。
遺跡オフィスのペーパーを終わらせ、農業オフィスのペーパーを取って、それが終わったら宝石公社に持って行って採掘許可が出るそうですが、この農業オフィスのボスがサインしなくて、3週間経ちました。毎日電話して、今忙しいから今週中には、って聞いたのが2週間前。毎日電話してるけど今日はボスが来てないボスがいないと言うだけ。スリランカはこれがあるから、大体予定した時間の3倍〜4倍を見とかないと。今はそのボスが「土地を見に行かないとサインしない」ってゴネ出したのでもっと厄介。もうその土地はあんたの部下がすでに見に来てサインして上にあげてんだよ…全く意味がない…一体一つの土地何回見に来たら気がすむんだよ…これで土地見に来るの3回目だよ…このオフィスだけで2回だよ…効率ってシンハラ語でなんて言うのかな。今回の事で「責任感」というシンハラ語は覚えましたよ。いや正直シンハラ語で「責任感」という意味の言葉があるのが意外でしたけどね。この国でない概念ですしね。あと宝石公社も見に来るから一体あとどのぐらいかかるか読めないよ…そういうわけで、クラウドファンディングが終わる前に動いて本当に正解でした。ファンディングが終わってから動いてたら掘り始めるのが来年になっていた事でしょう。速やかにリターンを届けられるよう準備を進めます。電話じゃラチがあかないので昨日、今日とポロンナルワのオフィスにパートナーに行かせてます。電話だと今週中に土地見に行くよ、明日行くよって言いますから。「明日行くよ」の意味は「行かない」「NO」なんですよ、この国では。「今日行くよ」「向かってるよ」でも確立は50パーセント。後で電話したら、「車が壊れたから行けなかった」「雨が降ってきたから行けなかった」って臆面もなく言うんですよ。油断できません。
宝石採掘許可のためポロンナルワのオフィスから土地を見に来て出されたレターを持ってバカムーナのオフィスへ。ここでも土地を見に来るそうで、正規の料金以外に袖の下をまた求められた…でもポロンナルワですぐレター欲しければって裏金5000ルピーも払わされて挙句2週間待たされた事を考えると、先にお金払ったら負けだなって思ってまだ裏金のほうは払ってません。払わないと土地見に来ないのかな…様子見ます。この後ここから出されたレターを持ってまたポロンナルワの違うオフィスに行って、そこでも土地見に来るかもって。それからレター貰ってナウラの宝石オフィスへ。一体何回土地見に来たら気がすむんだ。つまり何回賄賂払えば気がすむんだって話ですよ。土地ぐらい一回見に来て済ませてくれ。何で3回も。この政府系組織のたらい回しによる搾取構造。スリランカらしいというか…
宝石掘り始めたらどんな石が出るのかというお問い合わせを頂いています。気になりますよね。私もです。そこでこの地方の関係者に聞いてみたのですが、困ったことに、この職業の人と言うかこの地方の人と言うか、全く英語話せないんです。私もゲストハウス建てたので建築用語ならシンハラ語でわかるんですが宝石名となるとさっぱりです。とりあえずプスパラーガ以外の宝石は全部出るらしい。プスパラーガって…何?私の推測では「ダイヤモンド」ではないかと思うのですが…それで知り合いの宝石屋に頼んで、出る宝石のリスト送ってもらいました。Sapphire all clours , starsapphire, king sapphire (pathparascha) catseye, Alexandrite, topaz, spinel, peridot, tourmaline, garnet, aquamarine,以上です。依然としてプスパラーガの謎は解けてないですが…ただ、リストには色々入ってますが、ここ数年この地方の宝石掘りを見てきた私の印象では9割が「赤い石」つまりガーネットです。色がいいのはお守りになるんで、私も一つ磨いて財布に入れてます。滅多に見ないのがムーンストーンとキャッツアイですね。もちろんリターンの磨いた原石1パックには赤い石だけじゃつまらないので色んな色の石を混ぜたいと思っています。売れるか、価値があるかと言われれば、疑問ではあります。裸の宝石(ルース)は普通流通してないですし。ただ自分が宝石掘りに参加して出てきた石であるという価値なら無限大。アクセサリーにも出来ますよ。
先週の月曜日にポロンナルワのオフィスに書類を提出して、1週間後ぐらいに採掘する土地を確認しに来るという事でしたが、昨日(金曜日)来ました。来たというか「行ってやるから車出せ」と言われ、ポロンナルワまでお迎えに行って、この地域の他の申請出てる土地も全部回らされ、食事も提供し、最後にポロンナルワの職員の家で降ろす、までやらされました。普通15000ルピー払ってんだから向こうから来るよね?この後レターをこの視察の人が書くんでそれをポロンナルワまで取りに(!)行き、そのレターを持ってバカムーナのオフィスに行きまた何かの書類を貰ってナウラの宝石オフィスに行き、そこで許可が出るらしいです。気が遠くなりそう。やはり早く動いて正解でした。今回視察して貰ってレター出してもらうのにかかる費用。(やっぱ賄賂の5000ルピー分の領収書は出ないんですね…)採掘許可が出たら、クラウドファンディング終了待たずにすぐに掘り始める気満々でみんな急いでいます。仕事が無くてカツカツだから…これさえ出たらとりあえず5人は仕事をゲット出来そうです。