実は、金魚ねぶたには、背びれがないんです(^o^)先ずは金魚ねぶたのモデルとなった【津軽錦】の話を。金魚ねぶたは津軽錦への想い 津軽錦は、長期間にわたって藩の保護のもとに飼育、改良を重ねた品種として出来た金魚であって、独特の趣きを持ったものであり、金魚を藩の産業としてとりあげ、その成魚を他藩への交易に充て藩財政の一助にと予定したが実現することは無かった。しかし、事業化は出来なかったが金魚灯籠・金魚ねぶたと形を変えて遺され、伝承されていることに救いを求める事ができるであろう。 長い間、飼育・改良を続けていて、それが完成された事について、当時の人々にとっては大いに興味も関心もあった事と思われる。 そして、その現物を見たいという願望が強く、その想いがせめてもの形として作り出されたのが「金魚ねぶた」となったものと思われる。 そうする事が、多くの人の喜びであり、誇りでもあった事と思われる。以上、青森ねぶた祭実行委員会 公式HPより転載と、あります。この津軽錦は、昭和2年(1927)の弘前博覧会でこの金魚を鑑賞した秩父宮殿下によって命名されましたが、その後1948(昭和23)年に絶滅してしまったそうです。しかし、何とかこの品種を復活させようと取り組んだ際に配合されたのが、キャリコのオランダシシガシラである「アズマニシキ」と、背びれのない金魚の代表格である「ランチュウ」でした。そのような経緯から、「ランチュウ」の影響を受けている金魚ねぶたは、背びれなのないものが基本となったそうです。いずれにしても、金魚ねぶたが美しく観る人の心をとらえて離さないのは、そんな津軽人の誇りが隠されているからなのかもしれません。※たまに背びれが付いている金魚ねぶたもあります。
続々とご支援いただきまして誠にありがとうございます。プロジェクトの投稿にもありましたが、こちらが【金魚ねぶた鳥居】完成予想図です!(^^)!下は地面から2mほど離れているため、もちろん鳥居としてくぐることも可能です♪あくまで宮司が描いた完成予想図なので、実際のものとは違いがあるかもしれませんが、予めご了承ください(^^;ただ、この完成予想図よりも、絶対に素晴らしいものにいたしますので、ぜひぜひご支援賜りまして、ご参拝くださいませ!!お待ちしております。
5,000円以上ご支援頂いた方には【金魚ねぶたお守り】を授与いたします(^^)/巾着の丸みを活かしたデザインで、金魚ねぶたの愛らしさそのままとなっています♬金魚ねぶたはその名から、金運をもたらす生き物とされ、幸せを呼ぶ魚といわれています。このお守りもそのような「金運・幸せ」の御神徳が込められたお守りとなっております(^^) 一体一体手作りで職人の方々が奉製しているため、お渡しは11月頃となってしまいますが、楽しみにお待ちくださいませ!
大鳥居に掲げる実物大の金魚ねぶたです(^^♪全長25cmの大きなサイズとなっており、これをなんと130個献灯します!!一個でも煌々とした灯りですが、それが130個ともなると、どれだけの明るさになるか今から楽しみです!(^^)!暑くなり始め街中にも少しずつ金魚ねぶたが泳いでいます。様々な種類の金魚ねぶたがありますので、違いを探しながら街を歩いてみるのも良いかも知れませんね(^^)/
大鳥居に130個もの金魚ねぶたを掲げるのに、吊るすだけでは大変危険です。そのため、鉄骨の支柱を設けて枠を作り、風が吹いても飛ばされないように計画しました。設計はいつもお祭りの装飾でお世話になっている建築屋さんに依頼し、その設計図がしあがってきました!とてもしっかりとした構造となっており、安心して金魚ねぶたが掲げられた鳥居の下を歩けます(^^)/少しずつ形になっていくのが今から楽しみです♬