みなさんこんにちは(^^)
島根大学医学部4年の花城真由と申します。
今はお医者さんを目指して勉強しています。
この度椿プロジェクト2ndseasonのメンバーとして活動させていただくことになりました。
私がこの活動に参加したきっかけは、去年初めて訪れたネパールでの経験が大きいです。
ボランティアとして病院や児童養護施設で手伝いをしていたのですが、初めての外国で右も左も分からない中、現地の方や子どもたちにたくさん優しくしてもらったので何か恩返しがしたいなと思い、このプロジェクトに応募しました。
また、このプロジェクトの主な目的として女性支援と人身売買の現状を理解することが挙げられます。
ネパールでの経験を通して私が感じた事は、国際協力をするためにはその国が辿ってきた歴史や文化、宗教についての勉強が必要不可欠だということです。
ネパールと日本では文化も宗教も価値観も異なる点が多くあります。特にネパールでは女性蔑視の考え方が未だに根強いことや、貧困家庭が多いこともあり、人身売買が法をくぐりぬけ見えないところで行われています。
また、養護施設の子どもたちからは、月経を不浄視する「チャウパディ」という慣習によって、月経中小屋に閉じ込められ、命を落としてしまう女の子たちがいるということも学びました。
今まで日本で生きてきた私にとって、人身売買もチャウパディも、あってはならない、無くすべき事だと捉えていました。しかし、私はネパール人でもヒンドゥー教徒でもなく、ましてやネパールに長く住んでいたわけでもありません。そんな部外者である私が、日本で培ってきた価値観だけでこの現状を評価してしまっては、本当の意味で現地の人に寄り添う事はできないと思います。
そこでまずは、現状を知ることから始め、この活動を通してネパールの歴史や宗教などについての理解を深め、一緒に活動する仲間や現地の方と共にさまざまな考え方を共有できたらと思っています。
みなさん、どうぞよろしくお願いします!