【ご報告】
ページを開いて下さりありがとうございます!
今回は21日に行ったインタビューの報告です。
21日。
僕ら二人は自作したボードと名札を持って、意気揚々とインタビューをするべく六本木へと向かいました。
天気はあいにくの曇り時々雨。
着いてすぐに雨になってしまったため、一度国立新美術館の「話しているのは誰?現代美術に潜む文学」という展示を観てきました。
話はそれますが、この展示とても面白かったです。
全体を通して一つに繋がっているわけではないのですが、それぞれの作者個人の奥にある関心というか衝動というか、作者の原動力となるテーマから様々な作品へと繋がり、それが物語にも見えてきて面白かったです。
感想終わり。時間があればぜひ。
さて美術館を出た我々はミッドタウンの裏にある芝生の広場へと向かいました。
そこでついにインタビューをするのだと意気込んで。
しかし芝生は親子連れが多く、寛いでいる人が多かったので、僕らがやろうとしていた「通りすがりの人に興味を持ってもらって、話を聞かせてもらう作戦」は通用しそうにありませんでした。
なので、すこし場所を変えミッドタウンの出入り口に近い通用口付近で待ち構えることにしました!
その結果……
一人もインタビューできず……。
どことなく遠い目をするショーイ。
やはり六本木は昼間は穏やかな街すぎて、話しかける空気ではなかったのかもしれません。
天気の悪さも相まって、僕らは完全に浮いた存在になってしまっていました。
でも!まだ諦めるわけには行きません!
僕らすぐに六本木での反省を活かし、ボードに何の企画なのか説明を足し、取材してきた映像も横で流すことを決めて、新宿へと向かいました!
新宿駅南口についた我々は早速準備を開始。
ボードを立てて、パソコンを起動し、映像の準備をしていると……。
「わたし福島出身です!」
開始数秒で声をかけてきてくれた人がいました!
その子は被災して仮設で6年暮らした後、現在は都内近郊の大学に通っている子でした。
六本木で辛酸を舐めていた僕らは、あまりに突然のことでうまく説明が出来ず、てんやわんや。
企画説明をして納得はしてくれましたが、今回は予定があり時間がなくてインタビューはできませんでした。ただ話してくれた子は自分の故郷について積極的に話してくれました。本当にありがとうございました!
しかし、さすがは新宿! 僕らは一気にやる気を取り戻し、インタビューするべくボードを掲げました。
新宿を歩く人達は、意外と僕らの事を見てくれていました。
もっと無視されるものかと思っていましたが、六本木とは違い路上ライブが頻繁にある新宿のストリートは街自体が受け入れてくれているような雰囲気を感じました。
僕らの左右では路上ライブが開催されて、隣にいたバルーンアーティストさんと共に苦笑いしたのもいい思い出になりました。
その後1時間ほど粘り、興味を持って下さる方や目の前で止まってくださる方がいましたが、撮影OKのインタビューはできませんでした。
しかしかなりの人が興味をもって見てくださったことに手ごたえは感じました、もう少し情報を整理して提示をすればインタビューもできると自信が持てました!
街頭インタビューに挑戦してみて
今回の挑戦で学べたことがたくさんありました。
まずは人波が穏やかで静かな場所の方が、逆にハードルが高いこと。僕らも街の人も、共に声をかけにくい空気が生まれてしまうことを知りました。
そしてとにかく目を引いて分かりやすい方がいい!
文字を読んでくれたり、特に映像などはかなり見てくれるのですが、何の団体なのか、何を求めているのか(今回は街頭インタビューという文言を入れていなかった)、ということが瞬時に理解でき興味を引くモノでないといけないのだなと反省しました。
以上の反省を生かし、街頭インタビューにはまた再度挑戦したいと思っています!
お願い
そしてこのページを開いてくださった方にもお願いがあります。
読んでいらっしゃる方の中に、お話を聞かせてくださる方がいらっしゃったら、インタビューをさせていただけないでしょうか。
質問は一つ「あの日(2011年3月11日)のあなたの記憶を教えてください」です。
インタビュー方法は直接会う以外にも、メールでのやり取りやスカイプ・ライン通話でも構いません。(その際、やり取りの画面や通話の音声などを作品中にて使わせていただきたいので、使用OKの方のみご連絡お願い致します。)
もしインタビューさせて頂ける方がいらしたら、
ano.amanouzume@gmail.com
までご連絡ください。
僕らの作品に力を貸していただける方、お待ちしております!
クラウドファンディング終了まで残りわずかになってまいりました!
僕らも頑張りますので、応援どうぞ宜しくお願い致します!
シェアやリツイートしていただけたらありがたいです。
ではまたも次回お会いしましょう!
ありがとうございました!