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シリア難民とルワンダの青少年を「戦争を本気で無くす」リーダーに育成する学校を始動

紛争を経験した彼らは、「二度と戦争が起きない、平和な社会を創りたい」という並々ならぬ熱意を持っています。しかし、その思いを遂げるための環境がありません。そこで、不退転の志を持った彼らを、世界リーダーへと育成する最先端IT&リーダーシップの学校を開きます。ご支援よろしくお願いします!

現在の支援総額

1,430,000

71%

目標金額は2,000,000円

支援者数

62

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/01/27に募集を開始し、 62人の支援により 1,430,000円の資金を集め、 2017/03/30に募集を終了しました

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シリア難民とルワンダの青少年を「戦争を本気で無くす」リーダーに育成する学校を始動

現在の支援総額

1,430,000

71%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数62

このプロジェクトは、2017/01/27に募集を開始し、 62人の支援により 1,430,000円の資金を集め、 2017/03/30に募集を終了しました

紛争を経験した彼らは、「二度と戦争が起きない、平和な社会を創りたい」という並々ならぬ熱意を持っています。しかし、その思いを遂げるための環境がありません。そこで、不退転の志を持った彼らを、世界リーダーへと育成する最先端IT&リーダーシップの学校を開きます。ご支援よろしくお願いします!

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(写真:Princess Sumaya 大学の学生)  こんにちは! ヨルダン校代表の落合です。 ついに、生徒募集まで残り一日を切りました。 提携先のPrincess Sumaya University for Technologyや、現地NGO団体のSouriyat Across Borderの皆さんに拡散協力をいただき、順調に募集が集まってきています。   募集はFacebookページ上で行っているのですが、ヨルダン人・シリア人問わずかなりの方(まだ顔も知らない人たち)が投稿をシェアしてくれ、嬉しい限りです。カリキュラムや募集要項に関する質問も絶えず、中には現地のシリア人が作っているFacebook上の「秘密のグループ」に誘ってくれる方もいて、期待を感じます。   さて、本日の活動報告では、前回に引き続き、応募生徒の熱い思いの一部を紹介します。 --- 28歳のシリア難民元学生から:   (ITで何を変えたいか?という質問に対して) 私はITを用いて3つのことを変えたいと思っています。一つは、ITを使って国境を超えることです。ヨルダンでは、仕事がほとんどなく、シリア人として働くことは難しいです。しかし、ITを使ってオンラインで仕事を受注できれば、ヨルダン/シリアといった枠組みは関係ありません。全世界から仕事を獲得することが可能になります。いつでもどこでも仕事が受注できるような仕組みをITの力で実現し、仕事がない人を減らすことができればと思います。二つ目は、ITで日常の雑務の「自動化」を実現し、日常の軽減することです。無駄な書類仕事を減らせば他のことに時間を使えますし、地球環境にも良いです。「自動化」が実現すれば、仕事が人ではなく組織やシステムに従属するようになるので、無用な「特権階級主義」を撲滅することができるのではないかと思っています。最後に、教育です。VRの技術を使って、インターネット環境上でも「顔を見ながら」学習できるような仕組みを作り、物理的に学校に通うことが難しくても、通学できる環境を整えたいです。 22歳のヨルダン人学生から: (ITで何を変えたいか?という質問に対して) 私はITを用いて、オンラインショッピングのサイトを作りたいと思っています。ITはとても便利で、今や人々は商店を直接訪れなくてもモノを買うことができるようになりました。 Amazonやitunesは私もよく使っています。しかし、そのような便利な仕組みができたことで、地元の商店にお客さんが来なくなり、閉店するようなケースが増えたと感じています。私は、ITで学んだ知識を活かし、そのような小さな商店の人もオンラインで注文を受けられるような仕組みを作りたいと思っています。 --- このような熱いアプリケーションに触れる度、早く渡航して、生徒一人一人と会ってみたい気持ちが高まりますね。   リターン③のライブイベントでは、このような熱意を持った生徒たちとオンライン上で生徒と交流する機会をご提供いたします。 是非、ご支援のほどよろしくお願いいたします!


ヨルダン校担当の落合です。 2月11日(土)の生徒募集締め切りまで、残り約一週間となりました。 現地からは、毎日続々と応募が集まってきております。 この授業への志望動機や、ITで世の中を変えたい!という熱い思いが届いていますので、その一部を紹介します。 24歳のシリア難民から: 私はシリアではITを学ぶ大学生でしたが、戦争のため学校を続けることができませんでした。避難先のヨルダンで、幸運にも仕事を見つけることができましたが、自分の専門(IT)とは異なる領域です。もう一度ITを学びなおし、いつかはIT関連の仕事に就きたいと思っています。ITを使って、社会的地位の低い、女性や障がいをもった人、老人や子どもなどの権利向上に貢献できるようなシステムの開発がしたいと思っています! 25歳のシリア難民から: 最先端のITをただ学ぶだけでなく、講師の人たちともたくさん交流し、技術を習得したいと思っています。僕は今、同じくシリア難民の子どもたちにITをボランティアで教えているのですが、この最先端のIT技術も同様に教えることができるように、一生懸命学びたいと思っています。 21歳のヨルダン人学生から: ヨルダンは糖尿病大国で、人口の40%が糖尿病であるか、その予備軍だと言われています。その理由は、ヨルダンの油の多い食事と食習慣への理解不足にあると思います。 なので私は、この糖尿病の問題を解決するような仕組みを、ITを使って作りたいと思っています。例えば、油の多い食事をとりすぎているとき、自動的に警告メッセージが携帯のメールに送られてくるような仕組みです。データを集めて、そのデータを「データサイエンス」で学ぶような知識を用いて分析することができれば、システム作りは可能だと思っています。授業が始まるのが、楽しみです。 ------------ 自分のためだけでなく、周りのためにもITやリーダーシップを学びたい、という応募はとても多く、とても励みになります。こういった生徒の熱い思いや、期待に応えられるよう、こちらも一生懸命頑張ります。 引き続き応援のほど、宜しくお願いいたします!


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(写真:アンマンに住むシリア難民。学校に通えない人が多い) エドテックグローバルスクール、ヨルダン校CEOの落合です。今回はヨルダンにおけるシリア難民の生活状況について報告します。 前の記事にも記載しましたが、ヨルダンには2017年1月現在、シリアから逃げてきた約60万人の難民が暮らしています。彼らは郊外の難民キャンプで暮らしている他、アンマンなどの都市にアパートを借りて暮らしています。 昨年10月、私たちはアンマン市内にあるシリア難民の居住地域を訪問し、生活状況などについてヒアリングを実施しました。 そこでわかったのは、難民生活を続ける人たちの中に、学校に通えていない子どもが大勢いということです。 その理由は大きく分けて ①学校に通う交通費を工面することができない ②戦争で学習に空白が生まれてしまったために、授業についていけない。またブランクを取り戻すためには学年が下の子供たちと共に学習しなければならず、抵抗感を感じた生徒が学校から離れてしまう という2つです。 人道的処置として、ヨルダン政府は就学年齢のシリア難民児童に教育の機会を提供していますが、このような理由から学校をドロップアウトしてしまう子どもが非常に多いとのことでした。 シリアの子どもたちがこのまま教育を受けられず、いわゆる“失われた世代”となってしまうと戦後のシリアの復興はとても厳しいものとなってしまいます。   エドテックグローバルでは、「フィールドワーク」の授業にて、生徒と共にこのような問題の解決に奮闘するNGOを訪問します。そして、そこで行ったインタビュー内容に基づいて解決策を考案し、さらにその実行に必要な資金をエドテックグローバルが開発する「寄付サイト」上で募ります。   私たち部外者が一方的に考えた支援案ではなく、現場の視点を取り入れた解決策を考えることで、より実態に即した援助をしたいと思っています。 また、生徒にとっては現場の声を聴き、それを元に解決策を侃々諤々の議論しながら考える機会をで、社会問題を深く知り、課題解決能力の向上を図ることが可能になります。 技術が一瞬で陳腐化する時代だからこそ、「技術をもちいた課題解決」の能力を育むことが生徒の長期的な活躍に繋がると私たちは考えています。フィールドワークの状況についても、学校が始まったらFacebookページにて共有していきます。宜しくお願いいたします!


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写真:シリア人の子どもたちエドテックグローバルスクール、ヨルダン校担当の落合です。今回はヨルダンに住む、シリア難民の雇用状況について報告します。 ヨルダンには2017年1月現在、シリアから逃げてきた約60万人の難民が暮らしています。彼らは郊外の難民キャンプで暮らしている他、アンマンなどの都市にアパートを借りて暮らしています。彼らは国連や国際NGO等からの支援で水や食料を得ながら、なんとか日々を凌いでいます。しかし、ヨルダン人ですら仕事が無い中で実務経験のない難民の学生が仕事を得ることは難しく、能力ある若者たちが力を発揮する環境がないのが実情です。   ヨルダンには目立った産業が無く、石油などの資源も取れません。そのため、ヨルダン人ですら15歳~24歳の若年層の失業率は27.1%(2009年、世銀)と非常に高いです。この状況を打開するため、ヨルダン政府は特別な投資や資源の要らないIT産業の強化に乗り出しました。2010年にはアンマンにビジネス特区(King Hussein Business Park)を整備し、シスコやマイクロソフトなどのIT企業を誘致しています。誘致した企業は優秀な人材を求めており特にITエンジニアについてはシリア人であっても優秀であれば雇用することがあるようです。アンマンでは、「ITを学べば仕事が見つかる」ということで、アメリカ系のNPOが提供するプログラミングの集中合宿では20人の応募枠に800人が応募(倍率40倍)するような状況です。   エドテックグローバルスクールは、既にある程度の技術・知識を持った方に最先端の技術供与を行います。また、フィールドワークと寄付サイト開発を通じて生徒の実務経験の積み上げを支えます。私たちはプログラミングを1から教える学校ではありませんが、最新の技術の習得により、生徒は他の学生とは違う抜きん出たスキルを身に着けることができます。これにより、私たちは単に生徒の雇用を後押しするだけでなく、雇用された後生徒が自分の独自のスキルを活かし活躍していくことをサポートしていきます。


エドテックグローバルの支援募集ページをご覧いただき、ありがとうございます。ヨルダン校担当の落合と申します。ヨルダン校では、首都アンマンで避難生活を送るシリア難民の方を対象に授業を開きます。本日より、現地NPO「Souriyat Across Border(シリア人によるシリア難民支援NPO)」と連携し、難民生徒の募集を開始いたしました。これから生徒が応募してくると思いますので、経過をまたここの「活動報告」にてシェアさせていただければと思います。 ところで皆さんは、「難民」と聞くとどのようなことを思い浮かべますか?テントで貧しい生活をしたり、危険なボートで海を渡ったりと「かわいそう」といったイメージを持っている人も多いんじゃないかと思います。 難民の人たちが厳しい暮らしをしているのは確かです。でも、だからと言って彼らがすべての希望を失ったわけではなく大変な状況の中でも必死に戦っている人がいます。 僕がヨルダンで出会い、現在カウンターパートとして一緒に動いているイヤッドさんもそんなシリア難民の一人。彼は戦争で体に障害を負った人たちの社会復帰を支援するNPOを手伝っています。 彼も難民なので、自身の生活も楽ではない。だけどイヤッドさんは「いつかシリアが平和になった時、障がい者も含めたシリア人全員で国を再建したい。だから今、僕はこうやって支援活動をしているんだ」と言います。 かっこいいですよね。難民といえば、滞在先で「一方的に支援を受ける」存在であるような印象を受けます。しかし実際は、もちろん彼ら自身も現状を打破するために戦っています。 厳しい環境の中で一生懸命頑張る彼らを、エドテックグローバルスクールの教育事業を通して少しでも支えたい。 ヨルダン校は3月5日(日)スタートです。みなさまご支援よろしくお願い致します!