無肥料栽培では、実践だけでは理解しにくいかと思います。従来の自然栽培、自然農法そして無農薬栽培の農家は理論をあまり考えないので出来なくなると無肥料栽培だと言っても堆肥は大丈夫だろうとか?堆肥は肥料ではないから使っても良いのだとか?完熟堆肥は使っても良いとか?いろんな理屈を言って資材を使います。 一体基準が何処にあるのか?誰を何を基準に栽培しているのか?つい収量が悪いからとどんな農法でも生活ができないと仕方ないからとか理屈にはキリがありません。でも、理屈をしっかりと理解すると使ってもよく出来ない事を知っているので使話ないのです。だから理念や基礎の講座は必要です。今回の無肥料栽培の生産者育成にも講座を開催します。この講座は誰でも参加出来ます。 二月九日に東京青山の国連大学一階にある環境パートナーシップの会場です。詳しくはシードマイスター協会のホームページにて確認して下さい。 宜しくお願いします。
農薬や化学肥料はもちろんの事、有機栽培と言われている野菜でも無農薬とは限りませんし、例え無農薬だとしても遺伝子組み換えトウモロコシなどの餌を使った飼料による厩肥を使っていたりしています。また、自然農法や自然栽培と言われている栽培方法でも農薬の使った米ぬかを使ったりと考えているときりがありません。一般的に売られているF1種の種や遺伝子組み換え品種についても安全性が認められていると学者の先生方は言います。しかし、どんなに安全だと言われていても食べるとアトピーが酷くなる人は沢山いるのも現実なのです。そんな人は特別だと思っている方、決して人ごとではありません。今や日本の30パーセントの人がアレルギーになって苦しんでいるのです。しかも、大人になってからかかる人が増えていて治りにくいのも特徴です。その原因がストレスと化学物質に起因している事だと言われています。今後ますます遺伝子組み換え技術は発展していきます。それに比例して食の安全は脅かされているのです。近未来に向かって誰でも食べられる食材は、なくてはならない食材となります。病気になってからでは遅すぎます。今のうちに農家を育成して、全国何処でも確保できる体制を作りたいのです。