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まちに本屋を残したい!『まちの本屋リノベーションプロジェクト』

まちに本屋を残したい!という想いから、横浜で創業70年を迎える石堂書店が中心となり、これからのまちの本屋のモデルをつくる『まちの本屋リノベーションプロジェクト』を起ち上げました。まちの出版社が入るワークスペースや、本を中心にしたブックスペースなどを中心に、「あたらしい まちの本屋」をつくります!

現在の支援総額

2,215,500

147%

目標金額は1,500,000円

支援者数

337

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/08/08に募集を開始し、 337人の支援により 2,215,500円の資金を集め、 2019/09/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,215,500

147%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数337

このプロジェクトは、2019/08/08に募集を開始し、 337人の支援により 2,215,500円の資金を集め、 2019/09/30に募集を終了しました

まちに本屋を残したい!という想いから、横浜で創業70年を迎える石堂書店が中心となり、これからのまちの本屋のモデルをつくる『まちの本屋リノベーションプロジェクト』を起ち上げました。まちの出版社が入るワークスペースや、本を中心にしたブックスペースなどを中心に、「あたらしい まちの本屋」をつくります!

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日本の〈街の本屋〉が、アジアの本屋から学ぶこと。 これからの〈街の本屋〉はどうすべきだろうか。この問いに答えを出そうと、多くのひとの努力にもかかわらず、いまだ正解は見つかっていないように思います。しかし一方で思うのは、私たちが本屋について語ろうとするとき、経営的・経済的な視点に偏ってしまいがちなことです。その前に、私たちはこんな問いに向き合う必要があるのではないでしょうか。それは、「なぜ、本屋なのだろうか」ということ。書店にとっては「なぜ、本屋をやるのだろうか」、読者にとっては「なぜ、本屋に行くのだろうか」。これらの問いに答えるためのヒントが、隣国・韓国、香港、台湾にあります。日本ほどに自由ではなかった国の本屋は、どうしてきたのだろうか―――。 イベントでは、『本屋がアジアをつなぐ』(ころから刊)に登場する書店の様子をおさめたスライドを交えながら、著者の石橋毅史さんにアジアの本屋を取材したときの様子を振り返っていただきます。また、会場である街の本屋石堂書店の店長・石堂智之さんと、同書店の二階に拠点を置く三輪舎の中岡祐介との鼎談で、これからの街の本屋について語っていきたいと思います。シリーズ〈暮らしの街で本と本屋を考える〉について 本屋はかつて、暮らしの一部でした。 週刊誌や月刊誌を買うために、 または話題の書籍やコミックを買いに、 どこの街にも一軒は営業していた「まちの本屋」へ、 多くの人が定期的に足を運んでいました。しかし、 ネットとスマホが普及したことで、 雑誌や本を本屋で買う人は少なくなりました。 営業を継続してほしいという多くの声は、 けして後押しになることはなく、私たちの生活から、 本屋は徐々に消えつつあります。 私たち石堂書店もまた、「まちの本屋」です。暮らしの街・ 妙蓮寺で70年間、地道に営業を続けてきました。しかし、 時代が急速に変わりゆくなか、 私たちにもそろそろ変化が求められています。 地元のお客さんにとってあるべき「まちの本屋」 の姿とはどんなものか。自分たちの役割を定義しなおそうと、 地域のひとたちと様々な取り組みをはじめています(詳しくは「ま ちの本屋リノベーションプロジェクト」へ) 。 その取組のひとつとして、〈暮らしの街で本と本屋を考える〉 という連続トークイベントを企画しました。「本」「本屋」「街」 というテーマで毎回著者や関係者をお呼びして登壇いただき、 トーク・セッションやディスカッションをおこないます。登壇者について石橋 毅史1970年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。出版社勤務を経て、出版業界専門紙「新文化」の記者、編集長を務める。2010年フリーランスとなる。著書に『「本屋」は死なない』(新潮社)、『口笛を吹きながら本を売る』(晶文社)、『まっ直ぐに本を売る』(苦楽堂)、『本屋な日々 青春篇』(トランスビュー)など。『「本屋」は死なない』が台湾で閲読職人大賞(2013年)を受賞している。石堂 智之石堂書店 店主。1980年生まれ。大学卒業後は朝採れ野菜の配達、飲食業などをしていたが、実家の事情で地元の妙蓮寺に戻った際に、地元の人たちの温かさに触れたことをきっかけに家業の石堂書店の3代目を継ぐことになる。地域に根差し、本を介して人と人をつなぐ場づくりを目指している。まちの本屋リノベーションプロジェクト代表。中岡 祐介株式会社三輪舎代表、編集者。1982年生まれ。カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱に8年間勤務後、子どもの誕生を機に三輪舎を2014年に開業。〈おそくて、よい本〉をモットーに出版・編集した書籍に『本を贈る』など。2019年8月より妙蓮寺の街の本屋「石堂書店」の二階に事務所を引っ越すとともに、「まちの本屋リノベーションプロジェクト」を立ち上げる。開催概要日 時 2019年9月13日(金)19:00開場/19:30〜21:30会 場 石堂書店(横浜市港北区菊名1丁目5−9)最寄駅 東急東横線・妙蓮寺駅徒歩2分入場料 1,200円 ※石堂書店にて本書を購入される方は1000円(書籍は石堂書店店頭で別途ご購入ください)申 込 peatix、または店頭にてお申し込みをお願いします。主 催 石堂書店/三輪舎入場についてチケットはpeatixまたは石堂書店店頭で購入できます。参加費は1200円(税込)ですが、石堂書店店頭で当該書籍を購入された皆様は200円引き(1000円)となります。「入場チケット+書籍購入割引(200円引き)」を選んだ方は、当日の開催10分前までに石堂書店店頭で書籍を購入してください。


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プロジェクトメンバー、三輪舎の中岡さんよりプロジェクトを立ち上げた経緯、想いを執筆いただきました。 執筆 株式会社三輪舎 代表取締役・編集者 中岡祐介好きな本屋が身近にない ぼくは東急東横線の菊名に住んでいる。にぎやかな駅の構内とは打って変わって、外へ出ると街はいつも静かだ。そんな街が気に入って住んだ、……わけではないのだけれど、住んでいるうちに、この街での暮らしを気に入ってしまった。居心地のよい喫茶店が欲しいと思っていたら、駅の反対側にあったマクドナルドが閉店し、その跡地にドトールがオープンした。安い八百屋があったらと思っていたところ、これでもかという破格の値段で野菜を売りさばく「鈴木青果」がオープンした。まだまだ不足はあるけれど、多少の不便はあっても、だいたいのことは満足している。 しかし、ひとつだけ満足できていないことがある。この街には、好きだといえる本屋がないことだった。 ぼくには、好きな本屋がいくつかある。ここ数年の書店開業ブームもあって、その数はますます増えている。まるで、ぼくのために仕入れをしてくれているのでは、と錯覚するほどに、そこへ行くと、たくさんの本を手にとってしまって、ほとばしる購買意欲を抑えきれなくなる。 しかしながら、それらの本屋を訪れるには、電車を乗り継いで1時間以上かかる。出不精で、人混みが苦手なぼくには、好きな本屋へ行くのは、気軽なことではなく、大きな決断である。また、好きな作家さんのイベントを開催していれば、ぜひ行きたいなぁと思うのだが、夜に出かけるのは気後れする。家族のこともある。 近くに、せめて東横線の沿線、多摩川よりこっち側に、選書がすばらしく、定期的にイベントなんかもやっている、いい本屋があればいいのにと思った。できることなら徒歩圏、スープが冷めない距離がベスト。でも、せめて自転車で行ける距離にあったら。本好き、本屋好きなら、誰もが思い描くだろう、夢。実際、そんな暮らし環境を積極的に実現しようと、自分の側から本屋の多い街、例えば吉祥寺や西荻窪、「谷根千」などに移り住むひとは多い。自分はすでに菊名に根を張ってしまっているから、それは当面、実現しない無理な夢である。なくなってもらっては困る本屋 その頃、隣街・妙蓮寺にある石堂書店と少しずつ関係ができ始めていた。三代目である石堂智之店長は同世代で、子どもの年齢もだいたい同じぐらい。そういうこともあって、三輪舎の経営理念や出版物に興味を持ってくれていた。妙蓮寺にはマイ・ベスト・スーパーである「オーケー妙蓮寺店」があって、週に2回はこの街に足を運ぶ。妙蓮寺駅から徒歩3分のところにある菊名池公園には流れるプールがあって、毎夏子どもを連れて毎週末遊びに行く。妙蓮寺は、ぼくにとって隣町どころか、いわば生活圏だった。 保育園へ迎えに行く前に時間があれば石堂書店に立ち寄った。注文を受ければ問屋を介さず直接納品しにいったし、そのついでに本を購入した。お世辞にも、すばらしい選書をしているわけではない。しかし、一度行ったら忘れられないぐらい親しみやすい本屋だ。智之さんのお父さんである邦彦さんに、本屋の昔話をしてもらったら面白くなって、保育園へ迎えに行くのを忘れてしまったことが何度もある。関係が深まっていくなかで、こういう本屋がなくなっては困ると思うようになった。もちろん以前から、少しはそう思ってはいたけど、街の本屋が消えていくことに誰も抗することはできない、避けられないことであると思って諦めていた感があった。石堂書店に通っているうち、自分にできることはなんだろうかと思い始めたのだった。 試しにやってみたのは、インターネット書店「Amazon」で本を買う代わりに、石堂書店で注文することだった。それまでは、ほしい本はいつもAmazonアプリを立ち上げて「ポチ」っていたが、そうと決めてからは、AmazonのURLを、Facebookのメッセージアプリ「Messenger」を使って石堂さんに直接送って、本を注文するようにした。石堂さんがすぐに手配してくれるので、早ければ二、三日で、遅くとも2週間程度で届く。多少遅くても、いますぐ読まなければいけない本はほとんどない。結果、石堂書店での年間購入金額は、積もり積もって10万円以上になった。全体からすると大した金額ではない。しかし、いまAmazonで「ポチ」っているひとの1割でもいいから、街の本屋をつかって購入すれば、本屋をめぐる状況はこれ以上悪くならないと思う。 こういうことをしながら、気づいたことがある。石堂書店の棚は、少しずつではあるが、ぼくが好きになりそうな本を置き始めていた。ぼくが注文した本を2冊仕入れて、もう1冊は棚に指してあったり、直接言及したわけではないのに、ほしい本が並んでいたりもした。これはぼくの勝手な思い違いかもしれない。あるいは石堂さんが意識的にしたことではない、偶然のようなものかもしれない。いずれにしても、棚の様子が変わり始めたのである。もっと直接的な表現で、しかも、かなり高慢な言い方であることを承知で言うが、「本屋が育って」いったのだった。本屋を育てる このことを機に、ぼくは心に決めたことがある。 ぼくは出版社であるから、日常的にいろいろな情報や知識を集めているし、人との繋がりもある。それらを使って、売り場づくりやイベント企画に反映できないだろうか。会社員として8年間、本屋業界の隅っこにいた経験もあるし、多少特殊ながら本屋での勤務経験もある。何より、本と本屋と、そしてこの街を愛している。だから、いい本屋を求めてこの場所を離れることをせず、いい本屋がないことを悲嘆することもせず、ぼくは、この街にいまある本屋、石堂書店を「いい本屋」にするお手伝いをするのだ。そのために、自分ができることを何でもやろうと思った。 そんなことを考えていると、妙蓮寺の不動産屋「住まいの松栄」の社長である酒井さんから連絡が入った。石堂書店の運営について相談があるという。石堂書店の二階で、打ち合わせをすることになった。酒井さんはひととおりの雑談を終えると、こう切り出した。「三輪舎さんの事務所を、石堂書店の二階に移しませんか」〈次回へ続く〉


【ブックファンディングいただいた本のご紹介】石堂書店さんと同じ妙蓮寺にお店をかまえる方より、大切な本をいただきました。"街の本屋さんがこの先ずっと 在り続きますように 心から応援しています。"1冊目の本「マイシャと精霊の木」"綱島のクリニックの先生は写真家でもあります。どう生きていくかという難しい問題に美しいサバンナの写真と 優しい語りかけで私たちひとりひとりの答えを導いてくれます。自然と命について考えるきっかけになればと思います。"2冊目の本「紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている」3冊目の本「おばあさんのひこうき」 "子供が小さい頃に手にして読んだ本です。ものを作ることの楽しさを 物語の中のおばあさんと一緒にワクワクしたり考えたりして読んみてください!!  絵もステキですね。"あなたの大切な本、おすすめの本を石堂書店までお送り下さい。その本を、このクラウドファンディングで出来るブックスペース「こいしどう書店」で販売させて頂き、その売上の一部を「こいしどう書店」の維持運営費に充てさせて頂きます。※ブックファンディングは3冊を上限とさせていただきます。※石堂書店まで直接お渡しいただいても構いません。石堂書店までのアクセスマップ■ブックファンディング送付先〒222-0011神奈川県横浜市港北区菊名1-5-9 石堂書店本と一緒に、以下を同封ください。お名前・ご連絡先(電話・住所)を記載したもの本についてのメッセージ(本の紹介、本にまつわるエピソードなど)※メッセージについては、SNS等でご紹介させていただく場合があります。


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まちの本屋リノベーションプロジェクトが関わるイベントのご案内です。絵本とワインのマリアージュ朗読する絵本の内容や画に合わせたワインを飲んで頂き、リラックスしながら過ごす2時間。下記Facebookイベントページよりお申込みいただけます。https://www.facebook.com/events/636613786858051/会場、古民家HUGさんは、東横線『妙連寺駅』から徒歩2分の古民家。竹の小道、庭の芝生、陽当りのよい縁側など心が落ち着く、どこか懐かしい空間です。そして、今回はフードリサーチャーの木村朋世さんにご参加いただき、ワインに合うおつまみを1皿500円で提供させていただきます。そして、そして、地元から愛される妙蓮寺の本屋さん、石堂書店さんの移動販売コーナーもございます。イベントのお土産に絵本はいかがでしょうか?ステキな空間で、武内マキセレクトの絵本、読み聞かせと一緒に鯖寅果実酒商店セレクトのワイン、美味しいおつまみをどうぞご堪能下さい。【FUTASARA 木村 朋世】イラストレーター・フードリサーチャー。「ほんとうにおいしい食」を求めて各地の食材や生産者を取材しながら、食材・調味料・郷土料理などを研究。素材の味を生かした料理の提案と、食材の構造や料理の作りかたを基にしたイラストレーションを制作としている。【石堂書店】妙蓮寺にて創業70年を迎えるまちの本屋。砂漠の様な世の中にあって、人と歴史をつなぐオアシスの様な本屋、選書を心がけています。【鯖寅果実酒商店】 石川町5丁目で自然派ワインを中心とした果実酒をメインに取り扱っている立ち飲みワインバール【Performer 武内マキ】長年の声楽の経験を生かし、声を使ったパフォーマンスで楽しませる事を目指したパフォーマンスを行っている。現在は朗読、読み聞かせ、ナレーションを中心に活動の輪を拡げている。https://www.instagram.com/t_m_p00/?utm_source=ig_embed日時詳細日時:2019年8月24日(土)開場:17:00 開演:18:00会費:2500円(お子様は無料)※おつまみを会費とは別に1皿500円で提供させていただきます。会場:古民家HUG神奈川県横浜市港北区菊名2丁目17−13https://goo.gl/maps/PBd3XENHH2DBoEFGsponsored by 住まいの松栄ご予約方法2019年8月17日(土)までに下記Facebookイベントページの参加予定ボタンをクリックにてご予約いただけます。https://www.facebook.com/events/636613786858051/ドタ参も大歓迎!ですが、ざっくりの人数は事前に把握しておきたいので、複数名ご参加のお客様はお手数ですが、お子様の人数を含め、コメントかメッセージをお願いいたします。※お子様は無料でお楽しみいただけますが、お飲み物の用意ございませんので、お子様用のお飲み物をご持参くださいませ。素敵な空間で、ゆるりと、癒し楽しい面白い。そんな時間を提供させて頂きます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。


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石堂書店の2階には、14畳程度の会議室と5畳程度の個室があります。会議室は、仕入れ会議や打ち合わせ、本に関するイベントの他、まちの方が利用する俳句や川柳教室、ギター教室として利用されています。今後は、となり町菊名の出版社である三輪舎が2階の個室の方に入居し、1階の石堂書店と二人三脚でまちの本屋を編集していく予定になっています。なお、今回の改装では、2階の床と壁の塗装と、水周りの掃除などを予定しています。どんなオフィスができるか楽しみです!二階シェアオフィスの床貼り完了!6/16のDIYに向けて二階シェアオフィスの床貼り完了しました!6/16にDIYイベントを開催いたしました。地域の方や本好きの方など多くの方にご参加いただきました。DIYスタート!!ペンキ塗り作業、完成!参加者のレポートDIYに参加された方でイベントレポートを書いてくれた方がいました。当日の様子などご興味ある方は御覧ください。三輪舎の事務所移転!6/16のDIYで改修した石堂書店の二階に、三輪舎の事務所が移りました!まちの本屋リノベーションプロジェクトにとっての大きな一歩。二階は三輪舎のオフィスの他、選書会議や、本にまつわる様々な活動に利用していく予定です。少しずつですが、いろいろと企画も打っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。