デジタル言語学とは?
『デジタル言語学』が目指すのは、
文字通りの「ホモ・サピエンス(知恵ある人)」になること
2009年以降、仕事の合間に電子情報通信学会と情報処理学会の研究会発表だけで、
百回を超える高頻度・高密度の研究を行ってきました。
2015年4月以降は、会社を辞めて、独立研究者として退職金や貯金を使い、
20以上の査読付き国際学会に参加してきました。
研究会や学会に参加して、議論を深めることが、最先端の研究を深めるために重要であり、
もっとも効率のよい手法です。
しかし、とうとう資金も底をついてきました。
11月末にネパールで開催される国際言語学会の招待状が届きました!!
どうしても行かなければなりません。
航空券と学会参加費、論文掲載費などが当座必要です。
皆様のご支援を!!
どうかよろしくお願いいたします。
<はじめに・ご挨拶>
2007年以来、たった一人で、『デジタル言語学』の研究を続けてまいりました。
『デジタル言語学』は、コンピュータを使った言語研究ではありません。
ヒトの脳を高性能のデジタルコンピュータのように使うためには、
どういうことに気を付けたらよいのかを明らかにする研究です。
『デジタル言語学』が目指すのは、
文字通りの「ホモ・サピエンス(知恵ある人)」になることです。
研究が進むにつれて、言語的人類(ヒト)の進化は、
三段階の物理層進化
(i 母音アクセントを伴う音節の獲得、ii 文字の発明、iii 検索可能な電子化)
と、
それぞれの特徴を生かしたさらに高次な脳の使い方である論理層進化
(i 片耳聴覚による文法処理、ii 低雑音環境における科学的概念の獲得、iii 言語情報の誤り訂正)
であることが見えてきました。
進化の段階が進むにしたがって複雑度がフラクタルに増加するため、
ヒトのデジタル進化の最終到達地点は、まだ誰も明らかにしていません。
<このプロジェクトで実現したいこと>
私たちは世界中のデータベースが接続したワールドワイドウェブ(WWW)を実現しました。
しかし、そこから得られる言語情報は、信頼性も正しさも不確かであり、
処理するのがほとんど不可能といえるほどに膨大です。
この信頼性も正しさも不確かで膨大な言語情報と、どのように付き合えばよいかについて研究し、
国際学会で発表していきます。
<プロジェクトをやろうと思った理由>
私は2000年から3年間、環境省の財団法人の職員として勤務し、
地球規模海洋汚染の監視システムの構築を担当しました。
その際、13億立法キロリットルしかない地球上の海水は有限であるのに、
あたかも無限であるかのように汚染物質を海洋投棄する人類に絶望しました。
ちょうどそのころ、2002年8月に南アフリカのヨハネスブルグで、
「国連・持続可能な開発のための世界サミット」が開催され、
私は日本のNGOが現地で活動するためのロジスティック(現地受け入れ支援)を担当して、
2回南アフリカを訪問しました。
これがきっかけとなって、人類と言語の起源に興味をもった私は、
2007年4月に自費で南アフリカにある
最古の現生人類洞窟クラシーズ河口洞窟(Klasies River Mouth Caves)を訪問し、
人類の進化は音声コミュニケーションのデジタル化であることを追求する研究が始まります。
これまで10年以上、研究を続けてきた結果、
言語的人類にはまだまだ希望があることがわかってきました。
私の講演を聞いてくださった方々は、
デジタル言語学が人類の未来のために必要であることを理解してくださいました。
それをより明確な形のメッセージにするために、あと少し研究活動を続ける必要があります。
<これまでの活動>
2009年以降、仕事の合間に電子情報通信学会と情報処理学会の研究会発表だけで、
百回を超える高頻度・高密度の研究を行ってきました。
(以下、独立研究者として)
2015年 8月 南アフリカ、11月 日本(大分)
2016年 10月 パキスタン
2017年: 3月 日本(大分)、7月 ロシア* 、8月 ガーナ*、9月 スペイン +、ロシア*、10月 パキスタン*、12月 日本(京都)*、
2018年: 3月 ロシア(論文採択のみ)*、4月 パキスタン、5月 ヨルダン、ロシア(論文採択)*、7月 アイルランド*、9月 日本(松山)、10月 ロシア*、12月 インド*、
2019年: 1月 カンボジア*、2月 イタリア*、3月 東京大学#、4月 台湾(依頼講演・講演料をもらう)、5月 日本(京都大学、依頼講演。旅費と講演料の支給を受ける)
で、査読付き国際学会に参加し、依頼にもとづいた講演を行いました。
また、上の学会のうち、
*印の学会での発表(12本)は国際学術雑誌に掲載され、
+印の発表は本(1冊)として出版されました。
#印はA0版ポスター(日本語)にまとめられています。
2018年からの一年半の活動のために持ち出した費用は約250万円です。
もう退職金も貯金も完全に底をつき、これからの活動がむずかしくなっています。涙
<資金の使い道>
国際学会に参加するための旅費交通費参加費、国際学術論文誌に掲載するための費用にあてます。
<リターンについて>
・最古の現生人類洞窟の写真(22枚、支援者本人が複製する著作権許諾付き)
・国際学術雑誌に掲載された記事の日本語訳を提供します。
・『デジタル言語学』特別講演
・旅先でのお土産(ネパール カトマンズ)
<実施スケジュール>
2019年11月26・27日に開催される、ネパール言語学協会に参加します。
最後に・・・
言語的人類は、まだ進化の途上にあります。
進化の最終段階はどのような状態であるのか、
どうすれば進化の最終段階に到達できるか、を明らかにすることで、
ひとりでも多くのヒトがホモ・サピエンスを目指すことがのぞまれます。
これは、言語的人類にとって、最大の希望です。
皆さんも、やってみませんか。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、できるかぎり計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る日本人全員に南アフリカで生まれた言語的人類の血が流れている
2019/10/20 08:49今日でクラウドファンディングは終わります。全ての言語的人類は、6万6千年前に南アフリカの洞窟で生まれた、下あご(オトガイ)の発達した人類である。だから、今日のラグビー・ワールドカップの日本対南アフリカ戦は、アジアの東端にたどり着いた南アフリカ人と、今も南アフリカに住んでいる南アフリカ人の、対決である。どっちも応援したくなります。こっちも応援してくださると嬉しい!!デジタル言語学のデジタル言語進化の出発点は、2007年に訪れた南アフリカの洞窟でした。(写真は、トバ火山噴火による火山灰の冬の時期に、クリック子音が生まれた南アフリカのブロンボス洞窟) もっと見る
言語的人類の最終進化は間近である
2019/10/20 06:40るゲノム解析すると、ツバメは今から7700年前に種として分化したとでるそうです。ヒトの建てた建物に営巣することで、二次的晩成化、ヒナがひ弱な状態で生まれて、巣の中で親鳥から給餌してもらうようになった。このおかげで、ツバメは、速く、高く、遠くに飛ぶことができるのです。デジタル言語学は、言語的人類がより正しく、丁寧に言葉を使うことで、さらなる知的飛躍をすることを目指します。どの方向に進めばよいかが分かれば、その先は早いと思います。どうかよろしくお願いします。(写真は、大脳皮質。ここで言語処理していないというのが、デジタル言語学の成果です。) もっと見る
あと10人の支援者(一万円リターン)をぜひともお願いします
2019/10/19 18:14今日、一万円リターンを支援してくださった方が現れました。ありがとうございました。以下の4本の英文論文と、2017年8月の第30回西アフリカ言語学会で発表して、論文集に提出したもののまだ印刷できていない「6万6千年前に南アフリカで喉頭降下して言語的人類が誕生した」の5本を和訳してお届けします。あと10人、一万円リターンの支援者が現れたら、ネパール往復航空券が買えます。どうかよろしくお願いします!!デジタル言語学の最新の論文として以下のものがあります。ご参考までRef.1. http://www.hrpub.org/journals/article_info.php?aid=8259An Information Theory of Language (Digital Linguistics)Ref.2.http://www.ijcte.org/index.php?m=content&c=index&a=show&catid=103&id=1510Mobile Neural Networking Hypothesis for Complex Concept and Its Logical Structure (Digital Linguistics)Ref. 3.A Mobile Hypothesis of Neural Networks for Spinal Reflex andLinguistic Processing (Digital Linguistics)ARTICLE_INFO: http://www.hrpub.org/journals/article_info.php?aid=7451Download Info: http://www.hrpub.org/download/20181030/LLS2-19312091.pdfRef.4. FEC of Dogen :Vestnik Kurganskogo Universiteta" (The Herald of Kurgan State University) №2 (49), 2018, pp.97 - 102.dspace.kgsu.ru/xmlui/handle/123456789/5124. もっと見る
コメント
もっと見る