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47都道府県をヒッチハイクで巡ります!

47都道府県各地をヒッチハイクで巡ります。沖縄や北海道に渡る際は、別の交通手段を使わせていただきます。

現在の支援総額

0

0%

目標金額は150,000円

支援者数

0

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/09/01に募集を開始し、 2019/09/19に募集を終了しました

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47都道府県各地をヒッチハイクで巡ります。沖縄や北海道に渡る際は、別の交通手段を使わせていただきます。

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画像は、8月5日に徳島で撮ったものです。

2日目見聞録。

4日の夜中に徳島の鳴門に入った後、人と車がいそうな市内へ足を向けた。

道中、ヒッチハイクを試みるも拾ってもらえず。

黙々と歩き続けた。

5日の午前2時ごろ、バス停で仮眠をとった。

せいぜい2人が座れるボロボロの長椅子はあるが、屋根もない。

見上げれば星が散っていた。

目覚めて車が来たらヒッチハイク、寝て目覚めてはヒッチハイクを繰り返した。

そこで、4台目の方が拾ってくださった。

徳島県民の方だった。

その方とは、徳島について教えてもらった。

盆あたりで行われる阿波踊りを見に行くように勧めてもらったが、花火を47箇所して回ることになっているので断念。たくさんお話しした。

5時に徳島駅前で降ろしてもらって、かわいい猫を撮影してから構内のベンチで座って寝た。

近くの徳島大学なら、同世代の子もいるし面白いのではないかと勧められたので行ってみた。

学食に入って、1年生の男の子が1人いたので、話しかけることに。

彼は、自称友達が少ない。

大卒の肩書きがほしくて入ったが、面白くないそうだ。

立派な好青年だった。

徳島がどんな町か聞くと、川、と答えていた。

その後、小松海岸へ向けて歩き出して、ヒッチハイクが成功した。

5台目、おばあさんだった。

病院の帰りで道が違うけど、重たそうなカバンを背負っていてかわいそうだから乗せたのだそう。

徳島がどんな町か聞くと、川が立派、と言っていた。

3時に小松海岸へ着いて、花火を準備して打ち上げた。

足場がテトラポットのような岩場の上で行ったので、下を見ながら火をつけていた。

付け終えて見上げると、ただただ灰色の硝煙だけがくゆって目を覆った。

線香のような匂いが、海岸で1人の男と岩場に鎮座する無数のフナムシを包んだ。

海岸を出て、再びヒッチハイク。

成功。

徳島のICまでサーファーのおじさんが乗せてくれた。

とは言っても、その日は小さいワンちゃんの散歩に浜辺を歩いていたそう。

その帰りだ。

おじさんは、生まれも育ちも徳島で、大学の頃に大阪で過ごしたそうだ。

徳島はサーフィンと釣りしかやることがないのだそう。

ワンちゃんが大層可愛かった。

どんな町か聞くと、川が多い、と言っていた。

徳島IC前のローソンで降ろしてもらい、ヒッチハイク。

7台目、気のいいおじさんに乗せてもらえた。22.3のころに先輩と、大阪の仕事寮から関東へボロ車を借りて行った。

行き当たりばったり旅。

何も決めずに行くけど、それはそれで楽しいものだ。

同感。

鳴門IC前のイエローハットで降ろしてもらい、ヒッチハイク。

8台目。柔らかい物腰の若い男性が、車から降りて声をかけてくださった。

乗車すると、同じく若い女性のドライバーが1人いた。

男性は鳥取出身、女性は香川出身。

2人は教育学部の方だそうで、 実習などが忙しくなりそうだという。

通っている大学への言い草は散々なものだった。

水族館の話と好きな音楽の話をした。

僕の声のことを褒めてくださった。

初めて言われたから滅茶苦茶恥ずかしかった。ありがとう。

琴林公園で降ろしてもらい、再びスケッチブックを持って、止まってもらえそうな路肩を探しに歩く。

見つけて掲げてみると、2台目で拾ってもらえた。

9台目。気さくなトラックドライバー。

うどん愛が溢れ続けたお話を聞いた。

しかし、今一番好きな食べ物はお茶漬けだという。

香川はお遍路の格好をしたら、ただでうどんを食べさせてくれるお店があると言う。

小豆島ではお寺でうどんを出してもらえるそうだ。

調べてやってみるのも楽しそうだ。

その方が言う、岡じまといううどんやさんに翌日足を運ぶことになる。

この日は、なんだか本当に1日がいい意味で長かった。めっちゃ濃い。

素晴らしい日だった。

感謝。

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