東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSを支援していただきありがとうございます。AS(アナライジングスタッフ) 4年 上原裕貴です。試合前日のアメフト部あるある〜!「ラグビーと似てるやつね!」と言われる〜!!!思ったことあるあなた。はい、ヤバい。アメフトとラグビーはおすぎとピーコくらい違います。伝わるかな?伝わるよね?伝わっていないようなので、今日はアメフトがどんなスポーツなのか、よくある質問に答えていきたいと思います。Q.ラグビーとはどう違うの?A.アメフトとラグビーで一緒なのはボールの形と得点方法くらいで、あとは全く別物です。まず挙げられる大きな違いは「攻撃方法」。ラグビーではボールを持って走る、あるいは横へボールを投げてゴールラインを目指していきます。対してアメフトは1度の攻撃につき1回だけ「前にボールを投げられる」のです。これがアメフトの醍醐味「パス攻撃」。ノーバウンドでボールをキャッチできれば、ボールをキャッチした地点まで一気に攻め込むことができます。反面、キャッチできなければ1cmも進むことができないのでハイリスク・ハイリターンな作戦と言えるでしょう。もちろんボールを持って力強く前進する「ラン攻撃」もアメフトの大きな魅力です!次に「試合の流れ」。ラグビーはボールを持ち続ける限り攻撃が終わることはなく、ボールが外に出たり、反則がない限りはプレーが止まることはありません。アメフトでは攻撃が1回1回仕切られており、明確に攻守が分けられています。オフェンスは4回の攻撃権を持っており、それを使い切ると攻守交代となります。また攻撃の間には「ハドル」と呼ばれる作戦会議の時間があります。このように考えると、ラグビーの他にも似ているスポーツがある気がしてきませんか?そう、3アウトで攻守交代になり、1球ごとにサインが出るスポーツ、「野球」です。例えるなら、アメフトと野球はマツコ・デラックスとミッツ・マングローブくらい似ています。Q.じゃあ野球とはどう違うの?A.野球との最大の違いは「アウトカウントがリセットされる」ことです。アメフトでは4回の攻撃が終わるまでに10ヤード(約9m)前進することで、新たに4回の攻撃権を獲得することができます。(これを「フレッシュ」と呼びます。)これを繰り返してエンドゾーンを目指して行くのがアメフト。エンドーゾーンまでボールを運ぶことを「タッチダウン」といい、これによって得点が入ります。そして、入る得点にも大きな違いが。野球では1度に入る得点は最大で満塁ホームランの「4点」ですが、アメフトではタッチダウンすることで「6点」が入ります。さらにタッチダウン後にはボーナスステージがあり、「1点」もしくは「2点」を獲得するチャンスがあります。つまり最大で「8点」を獲得できるのです。入りすぎ?いやいや、テニスというスポーツは1度に15点入るそうです。どんだけ〜。Q.ディフェンスがかわいそうだ。A.4回で攻撃が終わるかと思えばまた1回目の攻撃が始まり、得点されれば一気に最大8点も持っていかれる…これでは悪質ないじめ、尾木ママに怒られてしまうかも!しかし守備には攻撃を強制終了させる「ビッグプレー」があるのです。それが「インターセプト」と「ファンブルリカバー」。インターセプトとは、攻撃側の投げたパスを守備の選手がキャッチすること。ファンブルリカバーとは、守備がタックルしたことでこぼしたボールを、そのまま守備側の選手が確保することです。これが起こると攻守交代、一気に攻撃に転じることができます。Q.好きなオネエは?A.ナジャ・グランディーバです。Q.アメフト面白そう!A.この記事を読んでそう思ってくれた皆さん!なんと明日!学習院大学目白キャンパスにてアメフトの試合が見られます。東京学芸大学SNAILS vs. 学習院大学GENERALS 17:45 KICK OFF熱く、強烈なフットボールをお見せします。ぜひ試合会場にお越しください!
Enjoy FootBall !!
2019/09/06 21:46
嵐の前の
2019/09/05 22:17
東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSを支援していただきありがとうございます。AS(アナライジングスタッフ) 4年 上原裕貴です。間も無く練習が始まる慌ただしい中で、この文章を書いています。今日はリーグ初戦・学習院大学戦前の最後の練習。いつも陽気なチームメイトの顔にも少し緊張が見えるでしょうか。と書いている横でヘルメットの整備をしている主将・本田稜人はいつも通りの騒がしさ。忙しく手を動かしながら口ずさむRADWIMPS。早くグラウンドに行ってくれ。こんな主将と共に、チームで闘ってきた9ヶ月。それが間違っていないことを証明するまであと1回の練習。過去3年間全敗の初戦が、不安でないと言えば嘘になります。でも、大丈夫。俺たちはやってきた。ピカピカになった相棒を見せびらかせながら歩く主将の後ろ姿を見ながら、初戦が少し楽しみになりました。