東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSを支援していただきありがとうございます。AS4年 上原裕貴です。今日は皆さんに一通の手紙を紹介したいと思います。送り主はダレル・ロイヤル。1957年から1976年までテキサス大学アメリカンフットボール部のヘッドコーチを務めた人物です。「親愛なるロングホーン(テキサス大学アメリカンフットボール部の愛称)へ」で始まるこの手紙はこう続きます。打ち負かされる事自体は、何ら恥ずべき事ではない。 打ち負かされたまま、立ち上がろうとしないことこそ恥じるべきなのである。 ここに、人生で数多くの敗北を経験しながらも、その敗北から這い上がる勇気を持ち続けた、偉大な男の歴史を紹介しよう。1832年 失業1832年 州議会院選落選1833年 事業倒産1834年 衆議会議員当選1835年 婚約者逝去1836年 神経衰弱1838年 州議会議長落選1845年 下院議員指名投票敗北1846年 下院議員当選1848年 下院議員再選失敗1849年 国土庁調査官への任官を拒否される1854年 上院議員落選1856年 副大統領指名投票敗北1858年 上院議員、再度落選そして1860年、エイブラハム・リンカーンは第16代 アメリカ合衆国大統領に選出された。諸君も三軍でシーズンを迎え、六軍でシーズンを終えるかも知れない。或いは一軍で始まり、四軍で終わるかもしれない。諸君が常に自分に問うべき事は、打ちのめされた後、自分は何をしようとしているのか?ということである。不平を言って自分を情けなく思うのか、それとも闘志を燃やし再び立ち向かって行くのか、ということである。今秋、フィールドでプレーする諸君らの誰もが、必ず一度や二度の屈辱を味わうだろう。打ちのめされたことのない選手など存在しない。ただ一流の選手はあらゆる努力を払い速やかに立ち上がろうと努める。並の選手は少しばかり立ち上がるのが遅い、そして敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである。1度目の「屈辱」から2週間。カタツムリは前進を続けているか?答えは駒沢第二球技場で。—NEXT GAME—vs. 千葉大学 POSEIDON9月21日(土)16:15 KICK OFF@駒沢第二球技場https://www.tef.or.jp/kopgp/access.jsp
東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSを支援していただき、ありがとうございます。主務の森崎 瑠菜(4年)です。 初戦から早1週間。 「スコアボードでは勝ったのに、勝った心地がしない」 私たちはそんな歯がゆさを噛みしめながら、次戦の相手校 千葉大学に圧勝するため、練習やミーティングを重ねてきました。 だけど、何かがおかしい。ある日の練習、"小さなミス"が目立っていたのです。プレーヤーも、スタッフも、少しだけ抜けていて、練習のテンポが思うようにいかない。 その日のうちに振り返ったことで、翌日の練習では改善できたものの、どうしてミスが目立つのか、私はずっと考えていました。ミスが起こるのは、準備不足だから。ミスが目立つのは、部員の「勝ちたい」気持ちが強くなっているから。 逆説のようですが、きっとそうなんです。 正直なところ、小さなミスの1つや2つ、今までもあったはず。それがお互いに気になり、許せなくなるのは、「勝利のために妥協したくない」という意地が日に日に強くなっているからです。 主将の本田はよく言います。「小さな差が積もれば、大きな結果に繋がる。練習もミーティングも精度を高めていこう。」 千葉大学戦まで、あと1週間。 一人ひとりが「勝ちたい」気持ちと真正面から向き合い、ミスに厳しく、勝利のための入念な準備をしていきます。―NEXT GAME― vs. 千葉大学 POSEIDON9月21日(土)16:15 KICK OFF@駒沢第二球技場https://www.tef.or.jp/kopgp/access.jsp
東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSを支援していただきありがとうございます。DB(ディフェンスバック)4年 山 杜彦です。今日は、SNAILSの増量事情について書こうと思います。はっきり言って、増量はしんどい!僕はそういうタイプです。入部時は身長180センチに対して、体重は60キロちょっとで、脂肪もなければ筋肉もなく、生まれてからずっと痩せているので、増やすために食べるということが本当にしんどいです。しかし!全ての部員がそうではありません。なんと、入部時から体重110キロを超えていて、聞けば、生まれた時を除いて(未熟児で1800グラム)人生のほぼ全てのシーンで太っていたという部員もいます。増量の辛さを知ることなくアメフトに集中できるのは羨ましいですね。特に、1年生の頃は、試合に出場して相手とぶつかり合った時にケガをしない最低限のフィジカルを身につける必要があり、先輩たちとご飯に行っては永遠ともぐもぐする風景は毎年の風物詩です。中には、ほとんど毎日4年生の先輩と夜ご飯(夜ご飯の後の夜ご飯)に行き、1年で20キロ以上増量した部員もいます。それもこれも全ては勝つため!鍛えたフィジカルで、二部を圧倒します!—NEXT GAME—vs. 千葉大学 POSEIDON9月21日(土)16:15 KICK OFF@駒沢第二球技場https://www.tef.or.jp/kopgp/access.jsp
東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSを支援していただきありがとうございます。DB(ディフェンスバック)4年 山 杜彦です。練習後の疲労感と中央線の絶妙な振動のせいで、うとうとしながらこの文章を書いています。僕は「SNAILSの日常について書く」担当なのですが、初投稿なので少し真面目に、僕が日常で感じている「大学で部活動をする意味」について書こうと思います。多くの人のイメージにあるように、体育会系の部活はサークルや同好会に比べて、肉体的な負荷や精神的なプレッシャーが大きく、また、基本的に活動時間が長い場合が多いです。実際、弊部ではウエイトトレーニングは週4日、練習は週5日、そしてミーティングはほとんど毎日あります。それでもなお、必ず努力が実を結ぶというわけではなく、試合に負け涙をのむこともある。そんな世界です。学科の友人には、どうしてそんな頑張るの?と不思議がる人もいます。そして聞かれるたびに、僕は、どうしてだっけ?と考えるのです。そんな時に僕はこういうことを思い出します。小学生のとき、仲間たちと勝ち取った都大会の舞台に意味なんてなかったか?中学生の時、キャプテンとして率いた最後の試合、最後の打席での空振り三振に意味なんてなかったか?高校で始めたバレーボール。あと一勝を逃してインターハイに出場できなかった経験は、意味のないことだったのか?いや、違うでしょと。結果に関わらず、スポーツは自分に常に何かを与えてくれた。人生80年生きるとしたって、毎日部活動のことだけ考えて、文字通り一所懸命になれるのは、もうこの間だけ。4年生はあと3ヶ月。とことん濃密な時間を過ごして、人生が終わる時にあの時アメフトしててよかったなあと思えるように。出し切ります。—NEXT GAME—vs. 千葉大学 POSEIDON9月21日(土)16:15 KICK OFF@駒沢第二球技場https://www.tef.or.jp/kopgp/access.jsp
東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSを支援していただきありがとうございます。マネージャー3年 倉山 裕子です。昨日迎えたリーグ戦初戦。結果は以下の通りです。-------------------東京学芸 14-14-7-0 35学習院 0-7-0-20 27-------------------35-27でSNAILSの勝利となりました。ここ数年実現できていなかった、初戦での勝利。それは、私たちの目標である“一部復帰”に繋がる、確かな1勝です。望んでいたものは、手に入ったはずなのに。試合後、現役部員の顔に浮かぶ表情はどこか曇っていました。理由は、その試合内容にあります。私たちは、自分たちが思っていたよりずっとずっと弱かった。そう自己嫌悪に陥る程、試合の中で多くの課題が浮き彫りになりました。試合前半の良い流れが嘘のように、後半から流れ出した不穏な空気。3Qまでリードしていた28点の差は、相手スタンドの歓声が上がる度に、じわじわと縮んでいきました。誰がなんと言おうと、私たちの目の前には、勝利という紛れもない“結果”があります。しかし、私たちは学生スポーツをやっている以上、結果に繋がる“プロセス”を大事にしなければいけません。一部復帰に向けて、結果にこだわるのは大前提です。その過程にある1日1日を大切に、まずは次節 千葉大学戦に全てをぶつけます。—NEXT GAME—vs. 千葉大学 POSEIDON9月21日(土)16:15 KICK OFF@駒沢第二球技場https://www.tef.or.jp/kopgp/access.jsp