こんにちは、丹波篠山市地域再生協動員でさともんスタッフの岡田です。
先日の9月11,12日の2日間で川阪OPFの稲刈りを開催しました!
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、人数を分散させるためにも2日間に分けての開催となりました。また、当日は検温やマスクの着用、3密の回避など感染対策に取り組みながら活動を行いました。
11,12日とも非常にたくさんの方に参加していただく事ができ、2日間で3枚分の田んぼの稲刈りを終える事ができました。
川阪OPFのお米は毎年天日干しを行っており、刈った稲は束ねて稲木と呼ばれる台に掛けていきます。
作業も後半になると、皆さんなれた手つきで束ねていきます!
昔はどこの農家さんも稲架で天日干しを行っていたのですが、最近では機械で乾燥させるのが主流となっています。
生産効率や作業の大変さを考えると、機械を使って乾燥させる方が良いのはもちろんですが、大変だからと昔ながらのやり方をやめてしまうのではなく多くの人に知ってもらう機会にするのも大切なことだと考えています!
なにより、天日干しをしている光景は風情があり、その光景を見られなくなるのは少し寂しい気持ちもします。。
お米は収穫時に20~30%程の水分を含んでいて、その水分を15%前後まで乾燥させるとベストのお米になるそうです。
しかし、機械での乾燥は温度の調整が難しく、一気に乾燥させるためやり方によってはお米の品質が落ちてしまう場合もあるそうです。
一方で機械よりも低温の天日干しでじっくりと時間をかけて乾燥させると、お米の甘さがより強くなるそうです。
昨年は無農薬米をスタートした1年目ということもあり、収穫量がとても落ち込んでしまいましたが、今年は去年の倍程はとれたのではないかという見込みです!
というのも、昨年はコロナの影響で田植えも少人数(スタッフ)でしか行えず、まっすぐ均等間隔に植える事ができませんでした。均等に植えられていないと、除草作業も難しくなってしまいます。
しかし、今年は田植え、除草、稲刈りとたくさんの人たちの協力で作業を進めてくる事ができたため、収穫量も増えていると期待しています!
この1年多くの人たちと一緒にお米作りを進める事ができました。
稲刈りもたくさんの方に参加していただく事ができ、本当にうれしく思います。
今回収穫したお米は、来週まで乾燥させた後、脱穀等の作業を経て玄米として仕上げていきます。
出来上がったお米は10月3日の活動日に小分けにして源流天日干し米「川阪のしずく」として販売をしていきます。
「川阪のしずく」については今後また活動報告で更新したいと思いますので続報を楽しみにお待ちください!
川阪OPFに参加してみたい!という方は↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/kawasakaopf
こちらからお申込みいただけます。
また、さともんでは川阪OPFだけではなく、様々な活動にも取り組んでいます。
丹波篠山市の特産である黒豆のオーナーになって地域を支援する!
「黒豆オーナー制度」
https://peraichi.com/landing_pages/view/kuromame2021/
その他にも様々な活動をしておりますので、
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