ナンドン・スモンの伝統的な演奏はとても貴重な体験になりました。ただ、そのままの形では島外の人に広めるのは難しそうだとも感じました。まず、言葉が違います。インドネシアには何千という言語があるらしく、ナンドンはシムル島独自の言語で歌われます。そして、演奏がとても高度なので、継承者以外の方が簡単に口ずさめるものでもないです。でも津波防災に役立ったことは間違いないので、島外にも広めたい。そんな思いからでしょうか。現在では、インドネシア公用語で、とても親しみやすいメロディーのバージョンが島外で歌われていました。子守唄のような優しい歌ですね。この後、歌ってくださったこの方とBloom Worksのセッションも実現しました。詳しくは報告DVDに収録します。このバージョンはどのようにして生まれたのか。思いが形を変えて広まっているということにとても興味がわきました。まだまだスモン探しの旅は続きそうです。
シムル島で地元の継承者の方々に披露していただいた伝統的な「ナンドン」の「スモン」パートをノーカットで公開いたしました!この後、Bloom Worksとまさかのコラボ演奏も実現したのですが、そうした映像も随時アップする予定です。DVDにはこうした映像に加え、道中の様子なども収録します。こちらも楽しみにしていてくださいね。
いつも応援いただき本当にありがとうございます。おかげさまで帰国即ライブを敢行しました。30℃越えの高温多湿なインドネシアから、いきなり寒気に見舞われて凍えましたが、多くの皆さんに帰国を喜んでもらえて心は温まりました。本当にありがとうございました。今後もライブが続きます。ぜひ遊びに来てくださいね。↓活動報告ライブも開催します↓https://tiget.net/events/75091さて、パトロンの皆様には、本日お礼のメッセージを送信させていただきました。もしもキャンプファイアーのメッセージサービスからメッセージが届いていないという方がいらっしゃいましたら、お手数ですが当プロジェクトページのメッセージ機能を通じてお問い合わせください。絵ハガキプラン、DVDプランの方は後日の送付を楽しみにお待ちくださいね。
シムル島内を案内していただき、津波の記憶やナンドン・スモンのことを多くの方から教わりました。その途中、立ち寄ったカフェで一人のお客さんから声をかけられました。なんと、昨夜の奇跡のコラボを動画でシェアした村人がいたそうで、その動画を見たというのです。インドネシア最後の秘境、と謳われるシムル島もまた、SNSが浸透しているんですね。電波は悪いですが・・・そんなわけで、ここで歌ってくれよ、というリクエストにお応えしてここでも大盛況となりました。バンダアチェでコンサートをした日本人アーティストは史上2組目だと言われましたが、ひょっとするとシムル島は日本人初かもしれません。こんな交流ができたのも、地元の方と事前に繋がりを作れていたからこそです。本当に多くの協力に心から感謝します。そしてこの後、無事に日本に帰国しました。4日で7本の飛行機を乗り継ぎ、ほとんど不眠不休のような弾丸ツアーでしたが、期待した何倍もの収穫を得られました。文化的、学術的にも貴重な資料、歴史の1ページといっても過言ではないと思います!今後の報告にもご期待くださいね。ご支援いただき、本当にありがとうございました!!みんな、絶対にまた笑顔で会いましょう!!
ついに念願のシムル島に到着!まさしくLast frontier!ここに、伝統的な本物のスモンの継承者の方が来て、演奏していただけることになりました!事前に調べて知ってはいたのですが、スモンには伝統的な儀式のようなもの(ナンドンと呼ばれます)と、日本人でもすぐ覚えられる短い子守唄の2種類があるようです。実はこの旅の初日にも、短いバージョンは歌ってもらえたのですが、伝統的な、津波の時に皆が思い出したというナンドンは、ここまで来なければ普通には聴かせてもらえないものだそうです。そんな方々のナンドンをじかに見させていただき、たくさんのお話も聴くことができました。さらに、Bloom Worksの演奏も聴いていただき、まさかのコラボ演奏に発展したのです!さらに、BGMスクエアのフラッグに、防災への思いもしたためていただきました!この模様はYouTubeで全世界へ発信します!津波防災一助になりうる素晴らしい経験でした。お世話になった皆様、本当にありがとうございました!明日も引き続き、シムル島内でスモンについてお話を聞いてみたいと思います。