・ご挨拶
こんにちは!学生NGO ALPHA渉外班所属、首都大学東京2年川島千花、東京外国語大学1年泉俊作と申します。この度は、私たちのプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。私たちは東京の吉祥寺という街を拠点にフィリピンへの教育支援活動を行っている学生NGOです。来年、2020年の3月7日から2週間、私たち学生が実際にフィリピンに渡航し、パナイ島イロイロ州にあるブントクという村に小学校の教室を一つ建設してまいります。私たちの活動が一人でも多くの子供の役に立ち、子供たちが十分な教育を受けることができる環境づくりをすることがALPHAの目標です。
この目標を達成するために、私たちは春と夏の年に2回、フィリピンで小学校の教室建設やオリジナルのワークショップ授業を自分たちの手で行っております。日本国内では、週に1回のミーティングでフィリピンでの活動の準備をしているほか、大学の学園祭での写真展や地域の行事への参加でフィリピンの不十分な教育環境の現状を知ってもらうための活動をしています。また、これらの活動を通してフィリピンの文化や生活に興味を持ってもらうことも目指しています。
・今年の8月9日から2週間、私たちALPHAはフィリピンのパナイ島にあるプグハナンという村にある小学校に新たに1つの教室を建設してまいりました。この教室の建設費用は吉祥寺での街頭募金と前回のクラウドファンディングをもとに成り立ったものです。もちろん、皆様からご支援していただいた資金は全額建設費用にのみ充てさせていただきました。特に前回のクラウドファンディングでは、今までで最もたくさんの方から支援していただきました。出来上がった教室をこの目で見たとき、改めて私たちの活動を支援してくださった方々の支えの大きさを実感しました。毎度のことになりますが、改めて感謝の言葉を述べさせていただきたいです。本当にありがとうございました。
以下、過去のプロジェクトページになります。
2017年夏
https://camp-fire.jp/projects/view/18298
2018年春
https://camp-fire.jp/projects/view/50299
2018年夏
https://camp-fire.jp/projects/view/78710
2019年春
https://camp-fire.jp/projects/view/110069
2019年夏
https://camp-fire.jp/projects/view/158319
・このプロジェクトで実現したいこと
これまで私たちALPHAはフィリピンに16個の小学校の教室を建設してきました。私たちは「緊急性」と「継続性」を支援の基準としており、今回渡航するブントク村は2018年春から、緊急性の高さゆえに支援を始めました。これまでブントク村には私たちALPHAは2教室を建設してきましたが、今回建設するものも含め、少なくともあと4教室を建設する予定です。
私たちは街頭での募金活動や地域のイベントへの出店などで教室建設の費用を募ってきましたが、これだけでは建設に必要な60万円をすべて賄うことは不可能です。そのため、私たちはそのうち40万円をクラウドファンディングで集めさせていただきたいと考えております。
皆様からご支援していただきました資金は、全額教室の建設費用にのみ充てさせていただきます。
・フィリピンの深刻な教育環境について
では、私達ALPHAはなぜ教育支援を軸に活動しているのでしょうか。これをお伝えする前にまず、フィリピンの教育の現状について、皆さんに知っていただければと思います。
フィリピンでは、3T不足問題が深刻です。3T不足とは、教師(Teacher)、教科書(Textbook)、教室(Teaching room)の数が足りていない状態のことを指します。これは主に人口増加により生徒の数が増加したことや財政難が原因となっています。公立学校では、教師の数が4万人以上不足しており、また、教科書は1 冊につき生徒8人という、ほとんど教科書をまともに見られない状況であり、1人に1冊の教科書を割り当てるには5,900万冊が足りない計算になります。自分たちも実際に見てきましたが、教科書は卒業生の使い終わったものを使いまわしていたため、中にはぼろぼろの物もありました。さらに教室についても、まだ25,000室以上が必要という厳しい状況下にあり、教育省では1クラスを56人以下にとどめ、図書室や実験室などをフルに活用しているものの、それでもまだ足りず野外授業を行っているといいます。いずれも、日本で教育を受けてきた私たちには考えられないものでしょう。
同時に、フィリピンでは不十分な教育環境により経済格差や犯罪など、様々な問題が起きています。私たち学生の力は微々たるものですが、それでもフィリピンの子供たちのために何をするべきなのか、フィリピンの教育環境という非常に大きなテーマに対してどのように向き合っていけばよいのか。ALPHAでは、メンバー全員がこのような事を本気で考え、お互いの意見を聞きあい、議論を交わし、切磋琢磨しております。
・私たちのこれまでの活動について
学生NGO ALPHAは2009年に団体が設立され、今年で10周年を迎えました。私たちは大学の長期休みを利用し、春と夏の年に2回、2週間ずつ、学生が実際にフィリピンに渡航しています。フィリピンでは、現地のNGO LOOB(ローブ)という団体と協力をして、学生自らの手で行う小学校の建設活動と、小学生に向けた自分たちの手作り授業を行っています。この建設活動と小学生にむけたオリジナルの授業がALPHAの活動の2本柱となっています。小学校を建設することにより、現地の不足分であるマイナスを埋め、手作りの授業を行うことによって、子どもたちが新たなことに興味を持つきっかけをつくり、プラスを生みだす、という理念の下で活動を行っています。
2009年の団体設立から今までに、私たちはフィリピンに16の教室を建設してきました。確かに私たちの力はとても小さいかもしれません。しかし、私たちが新たに教室を建設したことで、何もなかった土地に建てられた教室が、政府から公式の学校であると認められたり、子どもたちの中途退学者がゼロになったりと、様々な変化が起こっています。実際に私たちALPHAが建てた教室は現在子ども達によって使われており、ブントク村では50年以上前に建てられた古い教室からの生徒の移転が着実に進んできています。今年の夏まで支援していたプグハナン村でも、危険な教室が立ち並ぶオールドサイトという場所からニューサイトという新しい教室が立ち並ぶ場所への生徒の移転にめどが立ちました。また、公式な学校であると政府に認められると、政府からの小学校付近のインフラの整備、しっかりと教育を受けた教師が派遣されます。実際にプグハナン村でも、私たちが渡航した際、政府の支援によって2教室の建設が仕上げの段階まで進んでいました。そのため、一つでも多くの教室を建設することは、その村での教育の質を上げることにつながると考えています。
また、ALPHAは「継続的な支援」を非常に大事に考えています。特に、今年の夏まで支援していたプグハナン村では9教室を建設し、教育環境もかなり改善されたと考えています。一度教室を建設するだけでは多くの場合、生徒数の増加や教室の老朽化といった現地の課題は解決できず、ただの自己満足で終わってしまいます。だからこそ、毎年必ず2回渡航し、教室を建設しなければならないのです。
・学生自らの手による小学校の建設活動
私たちは現地に渡航した際、学生自らの手で建設の作業を行っております。ただし、その中でも専門的な技術が必要な作業(屋根の組み立て、水平かどうかの調査等)に関しては、現地の大工さんの協力のもと行っており、長い間使える安全な教室を建設しております。
具体的な建設作業の内容
1.ディギング(Digging)
教室の土台となる鉄骨を入れるために、溝を掘っていく作業
2.メタルワーク
建設の材料となる鉄の棒を切ったり、曲げたりする作業
3.ダンピング(Dumping)
木の道具で教室の中のでこぼこになっている地面を叩いていき、平らにしていく作業
4.ミキシング(Mixing)
水とセメントのもととなる粉を混ぜてセメントを作る作業。作られたセメントは、教室内の床や壁に使われます
5.レベリング(Leveling)
教室の周りにある土を掘って地面の高さを調節していく作業
6.屋根のせの作業
↓↓↓↓↓↓↓↓↓ブロック運びもお手のものです!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓現地NGO LOOBのスタッフも建設活動に参加してくれます!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓子ども達も授業後にお手伝いしてくれたり!
教室完成までの様子↓↓↓↓↓↓↓↓↓
カンカン照りの太陽の下、強い日差しの下で行う作業はとても大変なものですが、村の方々の協力や子どもたちのキラキラした目と笑顔、自分たちが実際に建設した小学校で実際に勉強している子どもたちを見るととても励みになります。
・小学生に向けたオリジナルのワークショップ授業
国内では毎週金曜日にALPHAのメンバーが拠点である東京・吉祥寺に集まり、ワークショップ授業の準備をしています。日本に住んでいる私たちだからこそできる授業、ということを心掛けており、渡航時に、建設を行っている小学校で現地のニーズに合わせた授業を行っています。
2019年夏の渡航時には、低学年には様々な動物について、中学には英語を用いて異文化理解について考える、高学年には村の未来について考える授業を行いました。
私たちALPHAは、授業を通して、子どもたちが新たな発見をし、彼らの視野や可能性が少しでも広がるようなプラスを作り出す授業を目指しています。そのため、毎回の授業の反省を生かし、次はより質の高い授業ができるよう、渡航の直後から話し合いを重ねます。
低学年:様々な動物
中学年:英語を使った異文化理解
高学年:村の未来を考える
・ご支援いただいたお金の用途
私たちは今まで街頭募金や地域のお祭り、学園祭への出店により建設費用を集めてきました。小学校教室を建設するに当たり、実際に必要なお金はフィリピンの通貨で25万ペソ、換金する際のレートにもよりますが、日本円にして約60万円の費用が必要となります。
私たちは小学校建設費用の約60万円が集まらなかった場合でも、フィリピンに渡航し、小学校建設を行うことは変わりません。実際に約60万円全額集まらなかった場合は、その分の金額をALPHAのメンバーで割って自己負担をしている状況です。当然自分たちの意思で行なっている活動なので、航空券と滞在費は自己負担です。そこにさらにお金がかかるとなると、金銭的理由で活動を続けていけないメンバーも出てきてしまいます。
これからも私たちがフィリピンへの教育支援活動を続けていくことができるように、皆様からのご協力をお願い致します。
また、クラウドファンディング、街頭募金や地域のお祭りへの出店によって得られた建設費用の合計が60万円を超えた場合には、翌年度にお金を持ち越して、いずれにせよ、全額フィリピンでの小学校建設費用にのみに充てさせていただきます。ほかの用途に使用されることは絶対にございません。
今後の計画
2019年12月29日 クラウドファンディング終了
2020年3月7日 渡航開始
2020年3月21日 帰国
2020年5月頃 リワード発送
このプロジェクトページを読み、私たちALPHAの考えに少しでも賛同していただけた方がいらっしゃれば、ぜひ私たちのプロジェクトにご協力よろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る2020年春ワークキャンプ中止のお知らせ
2020/03/12 19:29お知らせいつもたくさんのご支援本当にありがとうございます。学生NGO ALPHAは新型コロナウイルスの影響により、2020年春のワークキャンプを中止致しました。つきましては、下記活動ブログをご参照ください。https://ameblo.jp/alpha-ngo/entry-12579016242.html私たちも必死に準備をして、楽しみにしていたワークだったために複雑な思いです。春のワークキャンプは中止となりましたが、本クラウドファンディングでご支援いただいた資金は、全額フィリピンでの教室建設に充てられております。現在は私どもがワーク時の際に協力させていただいている、NGO LOOBと現地の大工さんの協力を受けて建設が進んでいる状況です。支援者の皆様には、資金の使い道やリワード、教室建設の状況について個別でご連絡させていただきます。またご質問等ございましたら、そちらも個別に対応させていただきます。何卒ご理解いただければと思います。日頃から私たち学生NGO ALPHAを応援してくださり本当にありがとうございます。今後も皆様の信頼を失うことのないよう、真摯に活動して参りますので引き続きご支援ご協力をよろしくお願い致します。 学生NGOALPHA渉外班リーダー 小林優衣 10期クラウドファンディング担当 川島千花 もっと見る
プロジェクト公開最終日となりました!
2019/12/29 15:56みなさんこんにちは!私たちのプロジェクトページを訪れてくださりありがとうございます。学生NGO ALPHA渉外班所属、東京外国語大学国際社会学部1年の泉俊作です。ただいま、目標金額の40万円を超える43万1000円の支援を頂いております。たくさんのご支援、本当にありがとうございます。今回は、私泉がこれまでご支援していただいた方々へのお礼と最後のご支援のお願いをさせて頂きたいと思います。まずは、これまで40万円を超えるご支援を頂きました。建設費の60万円を集めさせていただくにあたり、今回は街頭募金で思うようにご支援を頂くことができず、当初は集めきることができるか非常に不安でした。しかし、クラウドファンディングでこれほど多くのご支援をいただき、建設費の見込みが立ちました。皆様からご支援していただいた資金を使って建設させていただいてるということを忘れず、責任感を持って建設活動をさせていただきます。改めて、たくさんのご支援、本当にありがとうございます。また、私たちのプロジェクトは3月に1つ教室を建設すれば終わるというわけではありません。来年の夏、再来年の春、再来年の夏と、私たちは継続的に支援を続けてまいります。私たちがこれまで支援してきた村では、私たちの継続的な支援で確実に教育環境が改善されてきました。前回のワークまで支援していたプグハナン村でも、7期生の先輩は何も無い更地にたくさんの教室ができていく変化を目の当たりにしてきたといいます。今私たちが支援しているブントク村でも同じように、より多くの子供たちが安全な環境で勉強できるよう、支援を続けていきたいと考えています。これからもフィリピンでの支援を続けていくことができるよう、皆様からのご支援をどうかよろしくお願いいたします。 もっと見る
活動報告〜ワーク感想文その2〜
2019/12/28 19:15皆さま、こんばんは!!学生NGO ALPHA渉外班10期川島千花と申します!この度は私どものページに足を運んでいただき本当にありがとうございます!さてさて今日は特別編第二弾!去年の春に渡航したメンバーの1人、9期なるみのワーク後の感想文をお届けしたいと思います!第一弾をお読み頂いた方はもうすでにご存知かと思いますが、この感想文は通常メンバー内のみで共有されていて、普段は外に出ないものです!貴重な感想文ですので、ぜひともご一読ください!↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓夏休みのワークには大学のプログラムの一環である短期留学に参加したために参加でき ず、今回が私にとって初めてのワークとなった。行く前は多少の不安はあったものの、全部 を終えた今はフィリピンが恋しくて仕方がないくらいには楽しむことができた。以下、項目 ごとに感想を記したいと思う。はじめにマニラ観光についてだ。空港についてまちの中心部に入って行くにつれ雑多な 雰囲気がそこら中に広がっているのを目の当たりにし、アジアに来たことを実感した。今回 ひかるさんとさきのとマニラ係を担当し、日本で事前に観光プランを立てたが、ひかるさん の指示についていっていた印象が強く、自分の力不足を感じた。次回のワークはどの係にな るにしろ、自分から積極的に動いていきたいし、存在感を発揮できるといいなと思う。全体 的にはマニラ大聖堂、サンチャゴ要塞、リサール公園を巡ってマニラの歴史を感じることが でき有意義な時間を過ごすことができた。そのほかにもマニラ湾沿いで食べたバロットに はカルチャーショックを受けた。ナティビダットの前でストリートチルドレンと交流でき たのはとても貴重だったが、路上で生活している人々をたくさん見かけて首都における深 刻な格差を実感した。色々な面でマニラはまだまだ探ってみたくなる都市だと感じた。マニラ観光を終えブントク村に到着して、ジャングルのように豊かな自然に圧倒された。 ホームステイ先の家々の紹介の時には、様々に異なる住居を見回り、自分のホームステイ先 がどこになるのかとてもワクワクした。いよいよステイ先が決まり、実際にステイ先に着い た時は住居環境の現実を受け止めるのに少々時間を要したが、すぐに慣れることができた。 私の家族は小さい時からキャンプに行くことが多く、キャンプ生活のようだと思えば全然 苦を感じなかった。逆にシャワーや水洗トイレを日本で何不自由なく使えている自分がい かに恵まれているかを実感できた。子供達はとても人懐っこく、初日から自然と仲良くなれた。ステイ先に到着した時子供が たくさんいたが、ステイ先の子供はそのうちの二人だけであるという事実に驚いた。10 日 間を通して感じたことだが、他人の家との敷居の低さにびっくりし、日本と全く異なる文化を感じた。毎日朝から晩まで友達や親戚が当然のように出入りし、常に賑やかであった。そ のような文化が自分にとてもハマり、毎晩家の前のテラスやリビングでたくさんの子供や ナナイ、タタイと談笑し、音楽に合わせて踊り狂ったことは 10 日間の中で一番楽しかった 思い出の一つだ。ナナイの料理は毎日とても美味しく、毎回のように”Eat more!”と言ってくれるおもて なしの精神に感動した。ブントクでの最後の夜にナナイ、タタイが家で放し飼いしていた鶏 を殺す様子を見れたことはとても貴重な経験だった。普段口にするまでの裏側を見られて 食のありがたみを感じることができ、またそのような光景を見せてくれたナナイ、タタイに はとても感謝している。ALPHA のシスターはひかるさん、LOOB のシスターはドンナで、二方ともワーク経験者でと ても頼りになった。ひかるさんは次の日の予定などをドンナを介してナナイと率先して確 認してくださりとても助かった。ドンナはとてもフレンドリーな方で、ひかるさんと私を常 に気遣いもてなしてくれた。そろそろ働き始めるドンナが次回以降のワークに参加できな いと聞き、とても悲しかったが、いつか絶対に会えると信じこの出会いを大切にしていきた いと思った。小学校の建設では自分がどれだけ貢献できるか不安な部分もあったが、大学のダンス部 での活動や日本で毎朝 20 分間自転車を漕いでいることで培った体力を存分に生かすことが できたのではないかと思う。初めてのワークだったのでなるべく様々な作業を経験しよう と、建設の前半戦ではきりが良いところで他の仕事に移動するようにしていた。ミクシング が一番楽しく、最後の方はミクシングばかりやって疲れたこともあったが、子供達が積極的 に手伝ってくれ、とても助かった。建設の日はいつも休み時間になると子供達が教室から飛 び出して来てくれ、作業している私たちの横にただ居てくれたり、手伝ってくれたりと子供 達は私の元気の源だった。最終日に完成した教室を見て達成感を感じた。WS は全体を通して子供達が楽しんでくれている様子が伝わり、また日比所属の私にとっ ては日比企画が成功して嬉しかった。日比企画のやりがいを肌で感じることができた。WS の 日、予想より生徒数が少なく当初の予定を変更して2学年ずつ合同で午前のみの実施とな ったのは残念だったが、その分1回で集中して終えることができた。反省会で出た改善点を 次回以降に活かせるといいなと感じた。運動会では子供達が真剣に競い合い、楽しんでいる様子を見ることができてとても嬉し く、また私自身も子供達と思う存分楽しむことができた。改めてずっと続けていきたい素敵 な企画だと感じた。フレンドシップナイトや村長の家でのパーティーはダンスが大好きな私にとってはとても楽しい空間だった。フィリピン人は音楽が流れると恥ずかしがることなくノリノリにダ ンスを始めるので、一緒に踊っていてとても楽しかった。これも日本にはない文化であると 感じるとともに、フィリピンの方が私の性にあっていると感じた。印象に残っている子供達はたくさんいるが、その中でも二グロの印象は格段に強い。二グ ロの現実を知り衝撃を受けたとともに、私にできることはなんだろうと自問自答した。親が いない分、ワーク中はできる限りの愛情を二グロに注ごうと決め、たくさん遊び、二グロが 望んだことはなるべくしてあげるようにした。次回以降も二グロに何かできることがない か考えたいと思った。今回のワークで学んだことはたくさんあるが、特に印象的なのはボランティア活動を通 して自分がフィリピンの人たちに与えることができたと思われるもの以上に私が受けとっ たものの方が大きいのではないかと感じられたことだ。ワークに行く前までは口先だけで ボランティア活動とは双方に Win-Win なものだと漠然と考えていたが、ワーク後は確信を 持ってそれを実感することができているように感じる。素直でまっすぐなフィリピン人の ホームステイファミリーや子供達からたくさんの愛を受け取り、とても幸せだった。また少 人数でのワークだったからこそ、ALPHA メンバーとはもちろん、LOOB キャンパーの人たちと も密にコミュニケーションをとることができ、人との触れ合いを存分に楽しむことのでき た本当に充実した 10 日間だった。 もっと見る
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