時は1月上旬、毎年であるが気仙沼の唐桑の御埼神社宵祭りの事である。去年と違い氷点下ではなく3℃くらいの世界での饅頭売りとなりました。いつも来店するお客様から「参拝したらよっから」とありがたい言葉を頂いた、ところがそのお客様を後からあまり知っている御客様が来なくなり始めた、私自身「妙だな」とぼやきながら参拝客を眺めていたら、「今までのお客さんの出入りではない」と私のとなりにいる専務がつぶやく、「参拝してから買うんすか?」と初めての御客様が結構いた。饅頭売りに便乗して干支の手作りねずみクッキーも出してみたら以外に子供が食いつき買っていったのがありがたい。数時間後、唐桑のイベントの常連の御客さんが来て「花子さんやってましたね」と不敵な笑みを浮かべて買いに来た、饅頭と柚餅子を買い語り始めた「今年は人の流れが違うでしょ?」私は「ですね」唐桑の人「少なからず我々もいろんな人達に声掛けしてっからね、ていうのは年々人が減っているからなんでば。」にしても客層が減りつつも新たな御客様方が流れてきている、聴けば今までのお客様は身内に不幸と息子たちに引き取られよそに流れたのがかなり多い。饅頭の数を増やさなくてよかった、なんとか完売であるが……
地域に住む人々の変わりようを改めて認知していかなくてはならない。
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