こんばんは。日本工芸松澤です。トップの写真は当該PJの制作を担う朝比奈さん工房にある節句飾りの一つです。これら鎧飾りは、本来の目的である敵の攻撃から身を守る鎧から転じて、”丈夫で健康な成長への願い”や、”全身をお守りする”という意味合いがあります。今回のリターン設定したワークショップは上記のなかで「栴檀」に注目しました!だいたいなんと読むのかも知りませんでしたが、今回いろいろと伺ううちに大変興味を持ちました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●栴檀(せんだん)とは?鎧(よろい)の付属具。右の肩から胸にかけてつける板。鎧の正面の上方の両脇は隙間があるので、敵に矢を射込まれやすい急所。防御する栴檀板が存在した。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー身を守る最も象徴的な部位であるとも言えます。今回作成したSAMURAI holderは栴檀(せんだん)を構成する縅(おどし)の技術を活用しています。当該ワークショップでは五月人形で使われるホンモノの栴檀(せんだん)を簡易に1つ作成するワークショップを実施します。通常はこの写真のようにしっかりと鎧人形に設置されていますが、今回は特別にこれを”キーホルダー”に持ち歩けるようなチャームにします。それを参加者各位に作成いただくというのがリターンです。製作だけでなく、職人本人から甲冑、兜人形歴史や背景などをご説明し取り組んでいただく特別な体験になると思います!特に工房での実施は10名限定ですのでお早めにお申し込みください。(ただ、場所が少し不便です、、埼玉県越谷市新川町なので、新越谷駅or東川口駅からバスなどです。駐車場ありますので車でのご来場もok!)=<残数のご案内>========================以下、同色パターンは残数15になりました!私は個人的に赤1色を狙っています!ご検討の方はお早めにリターン選択してください!
こんばんは。日本工芸松澤です。今回はこのプロジェクトのスタートを記載してみようとおもいます。節句人形の職人さん*で今回のSAMURAIholderの組み立てを担っている朝比奈さんと、はじめてお会いしたのは2018年11月。(*当該ページのトップ画像に通常製作されている人形が見えます)東京都雛人形工業協同組合の総会での講演をした時です。その際のテーマは「 インターネット通販の現状と対策/伝統工芸の海外展開の可能性」。終了後の懇親会でお話ししたのがきっかけになりました。その後、2019年明けに改めて朝比奈さんの工房にご相談に伺い改めてキックオフになりました。その際の写真がトップ画像。デザイナー川田さんが作成したモックをもとに技術的な可能性を討議しました。”理論上はできると思うが、やってみないとわからない部分もありますね”といった感じからのスタート。ここから何十回もやりとりしてようやく今回のクラファンスタートにたどり着きました。
こんにちは。公開3日で372シェアいただいたようです。ありがとうございます!!=<骨子、再掲>====================(1/4)節句人形は端午の節句に「事故や病気から守り、健やかに成長して欲しい」という子供への祈りを込めて飾られます。その起源は、武将が「安全を祈願して、神社に鎧や兜を奉納する」というしきたりにあり、そこから次第に武家を中心に家に甲冑を飾るという文化が生まれました。(2/4)ただ近年、住環境やライフスタイルの変化、少子化などの影響を受け、節句離れと共に人形の需要が低迷。加えて購買時期が限定される節句人形は、事業の継続と継承が難しい状況にあります。その中で、節句人形以外に、通年販売できる新しい製品の開発と、新たな市場開拓が課題となっておりました。(3/4)本プロジェクトで「SAMURAI holder」を通してこれまで五月人形には馴染みのなかった方々にも伝統文化を身近に感じていただく機会になればと考えています。そのことで職人や内職、取引先の安定的な確保と、伝統文化・技術の次代への継承を目指します。 (4/4)「SAMURAI holder」とは節句人形の職人と革職人の手によりひとつひとつ丁寧に作られた、甲冑製作の「縅(おどし)」という技術を用いた「名刺入れ」。現代に戦うビジネスパーソンのお守りのような存在になって欲しいと願っています。========================朝比奈さんの工房に伺った際の写真こちら。これらの節句人形を作成する技術を応用した商品の企画として進めてまいりました。朝比奈さんの工房の打ち合わせ場所にあった品をふと撮影。
当該プロジェクトを公開当日に以下のようプレスリリースしましたところ、当日のLINEニュースに出たようです。スクショを添付します。==================================→古来から伝わる「甲冑」制作の伝統技術を活かした名刺入れ『SAMURAI holder』〜CAMPFIREでクラウドファンディングスタート〜 - 日本工芸株式会社のプレスリリースhttps://value-press.com/pressrelease/257003==================================<プレスリリース、全文転記>古来から伝わる「甲冑」制作の伝統技術を活かした名刺入れ『SAMURAI holder』〜CAMPFIREでクラウドファンディングスタート〜 商社・流通業日本の伝統工芸品の素晴らしさを国内外に幅広く広める信念で、越境ECを始めとした国内外工芸品販売を手掛ける日本工芸株式会社が、日本古来から伝わる甲冑製作技術を受け継ぐ工房と新たなチャレンジを始めます。埼玉甲冑(埼玉県指定工芸品)の工房『朝比奈』、新進気鋭のデザイナーとタッグを組み、今や数少ない五月人形制作者による高度な伝統技術を活かした「名刺入れ」を開発。この度、CAMPFIREにてクラウドファンディングに挑戦します。 本プロジェクトで、これまで五月人形には馴染みのなかった方々にも伝統文化を身近に感じていただくことで、職人や内職、取引先の安定的な確保と、伝統文化・技術の次代への継承へ繋げたいと考えています。■SAMURAI holderプロジェクトサムライの勝負へのこだわりと美学が生み出した日本の甲冑の佇まいは、時を超え、国を越え、多くの人々の心を惹きつけます。今回、五月人形の職人と革職人の手によりひとつひとつ丁寧に作られた気品のある名刺入れ『SAMURAI holder』を開発しました。甲冑製造で使われる技術―革や金属で作られた「小札」という小さな板状のパーツを紐でつなぐ「おどし縅」という技術を、名刺入れの顔となるおもて面に活用。 『SAMURAI holder』は主に3つの素材で構成されています。1、革製品としては大変珍しい箱状に加工された革2、特殊な表面処理を施した軽くて丈夫なアルミ板3、緻密に組まれることで高い靭性を誇る伝統工芸の東京くみひも カラーバリエーションも豊富です。『漆黒』(黒)、『猩猩緋』(赤)、『江戸紫』(紫)etc…、鮮やかな色合いの東京くみひもを組み合わせることにより、全42パターンの中からお好みの1品をお選びいただくことができます。 直感的に甲冑らしさが感じられる幾何学的な形状と、ずっしりと重厚感のある造り、本物の甲冑を想起させる質感、黒を基調とした中に映える組紐の色味。ひとつひとつ、職人が丹精込めて製作する『SAMURAI holder』は、気品と強い個性をあわせもつ逸品です。ビジネスシーンのおともに、海外取引の重要な商談のお土産に。日本の伝統技術の神髄を極めた名刺入れ『SAMURAI holder』。■背景近年、住環境やライフスタイルの変化、少子化などの影響を受け、節句離れと共に人形の需要が低迷しています。加えて購買時期が限定される節句人形は、事業の継続と継承が難しい状況にあります。その中で、節句人形以外に、通年販売できる新しい製品の開発と、新たな市場開拓が課題となっておりました。 ■プロジェクト詳細プロジェクト名:伝統工芸が結集した 甲冑づくりの技術を未来へつなぐ「名刺入れ」プロジェクトURL:https://camp-fire.jp/projects/view/213694目標金額:500,000円期間:2020年10月30日(金)〜12月28日(月)リターン(返礼品)一例:・【先着20名様】SAMURAI holder 「名刺入れ」(販売予定価格22%引)19,800円・【先着10名様】栴檀(せんだん)縅チャーム作りワークショップ限定開催(@工房)6,000円■会社概要会社名:日本工芸株式会社(https://www.japanesecrafts.co.jp/ )代表者:松澤斉之 (独立行政法人中小企業基盤整備機構 国際化支援アドバイザー)所在地:東京都新宿区西新宿1-1-6 12 SHINJUKU事業内容:日本の工芸品を国内外へECにて販売。クラウドファンディングを活用した工芸品開発など実績多数。日本全国の工房への販路拡大サポートを実施。オンラインショップ:日本工芸堂 https://japanesecrafts.com/================================== https://value-press.com/pressrelease/257003
*トップ写真は色合わせの打ち合わせ中のものです。こんにちは、リターンがわかりずらいと声をいただき、5つのリターンのうちの「SAMURAI holder 名刺入れ」のそれぞれの画像をこちらにリストします。19,800円で選べるのは13種類。フラップ部分の縅、2部位の色を変えている2色パターンが6種類、同色パターンが7種類。一覧をご覧ください。SAMURAI holder 名刺入れ/19800円で選べる一覧→2色パターン6種類SAMURAI holder 名刺入れ/19800円で選べる一覧→同色7種類