5月8日(金)より、名古屋・シネマスコーレにて映画『サマショール ~遺言 第六章』の上映が決定しました。
【上映スケジュール】
2020年5月8日(金)〜5月22日(金)
連日朝10:20より1回上映
【料金】
一般 1,700 円 / 学生 1,300 円 / 会員 1,300 円
※当日券のみの販売となります。
シネマスコーレは4月13日(月)より休館しておりましたが、以下の新型コロナウイルス感染防止対策を実施のうえ、再開されます。
・出入り口に消毒薬設置
・スタッフ全員マスク対応
・入替時、換気及び劇場内シート・てすり除菌対応
※ご来館のみなさまも、なるべくマスクを着用してのご来館、手洗い・咳エチケットの徹底をお願いいたします。また、発熱等の症状がある場合は来館をお控えください。
ミニシアター、そしてドキュメンタリー業界全体が大変な苦境を迎えています。
映画館にも対策をしていただいておりますので、みなさまもご自身の健康を第一に、感染防止対策をいただいた上で、ご覧いただければ幸いです。
【レビュー】
あの衝撃の大作の続編。最後はまるでタルベーラのようだ。
ーー永田浩三(武蔵大学教授)
忘れてはいけない。記憶しなければいけない。そして観なければいけないと。
ーー森達也(ドキュメンタリー映画監督・作家)
この映画は遅効性のあるインサイド(内層)レポートである。
ーー七沢潔(元NHKドキュメンタリスト)
人類に与えられた最大の資源は、土。その大切な事実を飯舘村に生きる人たちは教えてくれる。
ーー津村和比古(日本映画撮影監督協会)
身体から発せられた言葉ひとつひとつが、いつまでも私の心の中で響いている。
ーー小西晴子(ドキュメンタリーディレクター・プロデューサー)
圧倒的な迫力をもつドキュメンタリーだ。薄っぺらい言葉がどこかに飛んでいきそうなくらいリアリティに詰まっている。
ーー川崎 哲(ピースボート共同代表、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員)
【あらすじ】
放射能に汚染され、すべての村人が避難した福島県飯舘村。震災から6年後、避難指示が解除されることになり、仮設住宅で暮らす元酪農家の長谷川健一さんは、「ふるさとに戻るのか」苦渋の決断を迫られた。
そこで原発事故から30年が過ぎたチェルノブイリへ旅にでる。汚染された町は森に還り、暮らしの息吹は消えていた。長谷川さんは、立入禁止区域の自宅に戻って暮らす「サマショール(自主帰還者)」に出会い、自分に重ね合せる。
汚染された大地で「放射能との共存」を強いられる生活だが、それでもふるさと。100年後、200年後には子孫がこの地に戻るかも知れない。 その日のために今日も畑に蕎麦の種を撒く。
「原発に負けないで 頑張ってください」。原発事故を苦に命を落とした酪農家仲間の『遺言』と、意志を受け継ぐ飯舘村のサマショールたちの第六章。