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and life goes on サポート行松陽介

脳腫瘍で倒れたDJ行松陽介の今後の活動への支援をお願いするプロジェクトです。

現在の支援総額

886,000

443%

目標金額は200,000円

支援者数

228

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/02/21に募集を開始し、 228人の支援により 886,000円の資金を集め、 2017/03/31に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

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and life goes on サポート行松陽介

現在の支援総額

886,000

443%達成

終了

目標金額200,000

支援者数228

このプロジェクトは、2017/02/21に募集を開始し、 228人の支援により 886,000円の資金を集め、 2017/03/31に募集を終了しました

脳腫瘍で倒れたDJ行松陽介の今後の活動への支援をお願いするプロジェクトです。

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全ての発送を完了しました。 皆様の無償の愛になんとか応えたいと思い、思いのほか充実したリターンになったかと思います。 クラウドファンディングを行なった事で、様々な経験を積む事が出来ました。うら若き乙女たちに混じって37歳のおっさんがLoftで便箋を選んだり(うら若き乙女がまだ便箋を選びに来る事、Loftに多種多様な便箋が取り揃えられている事から手紙文化はまだ廃れてはいないのだなと感じれて、なんだか嬉しくなりました)、郵便局に毎日通ったり、油性マジック5本、さらのボールペンのインクを丸々使い切ったり、腕の力を抜いて脳とペン先が直結しているイメージで書くことをずっと意識したり。手術後は脳がすぐにいっぱいいっぱいになるようになってしまって、ずっと早く書こうとしていましたが、最後の方になってやっと「ゆっくりで良いんだよ」と自分に言い聞かせながら書く方が、文字も綺麗になり、脳への負担が軽減し、持続力が上がって1日に書ける量が増える事に気が付きました。 記憶力が著しく悪い僕は、会った事の有る人の名前を覚えていなかったり、会った事さえ忘れてしまっていたりして、自分が嫌になりますが、今回は名簿を作って、自分の人生で一番大変な時期にサポートして頂いた皆さんのお名前を刻ませて頂きました。一生大事にします。長い一生になる事を願うばかりです。 実際にクラウドファンディングを始めるまで、何度も放り出しそうになった僕を数人の方が励ましてくれました。その方々がいなかったらこのプロジェクトは実現していませんでした。ここで改めて感謝の気持ちを表したいと思います。 そして、全てのパトロンの皆様、本当にありがとうございます。これからも良い音楽を皆様に届け続けたいと思います。 皆様の実りある豊かで健康な人生を願って   行松陽介


 予想をはるかに上回るご支援の数に、お手紙を書くのが追いつかず、発送が少し遅れることをお許し下さい。ゴールデンウィークが明ける頃にはみなさんの手元に届くと思います。  一部のお手紙で間違っている箇所があります。最後から3つ目の大文字のアイを小文字のエルに変えて下さい。それで問題は解決すると思います。  ずっと手紙を書いていて、久しぶりに水泳を真剣にやっていた頃のことを思い出しました。そんなことはここしばらく全くなかったので、何だか嬉しくなりました。  水泳はひたすら孤独なスポーツで、自分の精神と肉体の疲労に向き合いながら泳ぎ続けます。5歳の頃にスイミングスクールに入り、小学生の頃までは本当に大嫌いで、背泳をやると必ず水を飲んでしまってお腹が痛くなり、しまいにはスイミングに行く前からお腹が痛くなる始末でした。でもスイミングスクールの友達たちとの時間は楽しく、次第に泳ぎも上手くなり、いっちょまえにオリンピックに出る、という目標を掲げて高校生の頃まで真剣にやっていましたが、インターハイの制限タイムにすら0.01秒届かず、高校を卒業とともに水泳はやめました。しかし今も自分を支えているのは、この時に培った忍耐強い精神だと思います。嫌がる自分を叱って水泳を続けさせてくれた両親に、改めて感謝します。母さんに会いたいな。  



 一昨日レコードを整理していると、SONIC YOUTHに"campfire"という曲があることを発見しました。  思えば、7月8日に倒れた時から不思議な巡り合わせの連続です。  そもそもがDon't Trash Your Voteの日に倒れていなかったら、一人暮らしのワンルームで朦朧とした意識の中、救急車を呼ぶことはおろか、糞尿まみれの床に気づくこともなく、まともな思考回路からは程遠い状態でゾンビのようにうごめくばかりで、誰からの連絡もなければそのまま死んでいたかもしれないような状態でした。その後あの部屋を掃除してくれた友人たちには感謝の言葉もありません。  それから手術を目前に控えたある日、ある友人が相性がすごくいいという二つのパワーストーンの組み合わせをお守りにと、可愛い巾着に入れて手渡してくれました。一つはチベットの人が遠く離れてしまう親しい人に渡すというチベッタンターコイズ。命に関わるようなことが起きると身代わりに割れると言われているそうです。もう一つはアポフィライトという水晶状の石で、脳細胞を再生する力があると言われているそうです。そのアポフィライトの先端部分が三角形になっていて、そこに光を通すと虹が見えるとその友人が言います。それを聞いた僕はすぐさまPINK FLOYDの"狂気"を思い出し、ジャケットを見せるためにウィキペディアで検索したところ、"狂気"にBRAIN DAMAGEという曲が入っていて、妙な巡り合わせだなと思いました。  ごく最近で言うと、安倍政権に反対するデモを目前に控えたある日、ある中古レコード屋さんで大抵はそのお店ではスルーするブラックミュージックの新入荷の棚の一番前に、アフリカバンバータとジェイムスブラウンの顔がどでかく映って手を組んでいるジャケットの"UNITY"が。日本版のライナーノーツにはこのレコードを発表するにあたってのジェイムスブラウンの言葉が翻訳されていて、そこにはこうあります。  「今になって私達は、ようやくひとつの結論に達した。我々は平和を手にしていなければいけないのだと、そう、平和を。〜中略  ヒューマニティーを守っていくために、人生の宝物を守ってゆくために。だから私は声を大にして言う。自分たちの命と将来は自らが守るのだ。核戦争反対。さあ、手を上げて心を集めて、平和の、調和の、そして愛の喜びを感じ取ろう。そして楽しむんだ。  Mr.D.J. 私達はこんなレコードを作ってみた。さあ、今度は君の番、プレイしてみてくれ、生命のボタンを押すんだ。」迷うことなくレジに持って行きました。    もし音楽の神様がいるとするなら、何かそういうものの力に導かれているような、そんな気さえします。  何にしてもDon't Trash Your Voteに助けてもらった命です。これからも当然Never Trash My Voteで、より良い社会の実現に貢献できるようなDJとして、生きて行きたいです。  たくさんのご支援ありがとうございます。  なによりも尊いのは、みんなの笑顔だと思います。みんなが笑って暮らせる、そんな毎日を願って。   もうすぐ春ですね。今年も綺麗な桜が咲くことでしょう。


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皆様、たくさんのご支援、本当にありがとうございます。 このプロジェクトも残り一週間を切り、3月31日(金)いっぱいまでとなります。 皆さんの無償の愛に、僕はこれからも生きて、少しずつ報いて行きたいと思います。