3月1日
ザガイン山に菩提樹(ミャンマー語では「マハーボーディーピン」と呼ばれています)を植えに行きました。
こうした寄付を行ったときは菩提樹の木を植えることが習わしのようです。そのことを教えていただき、植えさせていただきました。
このような形で植えさせていただきました。
その意味としては、元々菩提樹の木(沙羅双樹)はお釈迦様が悟りを開いた場所にあった木であり、仏教とはものすごく縁が深いようです。さらに死者の魂を菩提樹の木は吸い上げるという考え方があるようです。
亡くなった方々をミャンマーの習慣の中で弔うことができることが、架け橋になるための一歩であるように思います。
この木が育つ頃にはどんな社会になっているのでしょうか。
3月7日
今回はお礼状書きやリターンの準備のため、お寺の方に伺いにミャンマー人の方々と伺いました。
今日はラビニという満月の日でいつもより参拝者が多くいらっしゃいました。
普段よりお供え物が圧倒的に多い!
そんな中、僕がボランティアで僧院にて日本語教室を開いてた生徒さんが一緒に行ってくださいました。
僕が1名ずつ家に帰って記入すると言っていたのですが、手伝ってくださり、全87名分を2時間ほどで終えることができました。
個人的にはミャンマーの方に手伝っていただくのは申し訳ないのですが、彼らの誠意にお断りするのを辞めました。
こうした善意に甘えさせていただくことで、少し僕も余裕をもって取り組むことができております。
色々な考え方はございますが、この修復事業はミャンマーと日本の架け橋の一つの形になれればと願っております。