
久しぶりに投稿となりますが、現状についてお知らせいたします。
皆さんもご存じのとおり、3月28日に起きたマンダレーを震源とする地震の発生により、ザガインにあるスンウーポンニャーシン寺(ဆွမ်းဦးပုံညရှင်စေတီတော်)も被害に遭いました(ザガイン市はマンダレー市内から車で一時間ほどの場所にあり、イラワジ河を隔てた対岸に位置します。)。
現在の状況をお寺の管理者であるウーソーインさんから共有いただいたので、こちらのサイトでも共有させていただきます。
お寺の方も全員無事なのかまでは私も分かっていませんが、仏塔自体は折れ曲がった状況であり、修復が必要となると思われます。
ここからは私の気持ちなので、読み飛ばしていただいて差し支えございません。
私自身は2018年から2020年までミャンマーのマンダレー市に住んでいました。当時の自宅近所に位置するザガインにある日本兵の慰霊塔の存在を知り、そこから何度か足を運ぶうちに、塗装が剥げた状況などを残念に思うとともに何とか修復したいという思いから皆さんに協力をお願いして、2020年に修復を行うことができました。
そこからミャンマーの政情不安などもあり、継続して何も活動することができずに日々が過ぎていきました。そうした日々に対してこの慰霊塔とミャンマーに対して残念に思っていたところ、今回、このような震災により被害を受けた状況に対して気持ちの整理がつかない状況です。
私自身はミャンマーでも日本でもない両方の国から遠い第三国で仕事をしているので、具体的な行動を起こすことが物理的に難しい状況です。今後、どのように慰霊塔を修復するのかなど私には展望の見えないところですが、ご支援いただいた皆様のためにも何とか私なりにできることを見つけてご報告又はご相談させていただきたいと思います。
2025年3月30日
清水啓



