作業は9時ごろから開始しました。まず、岡山から届いた焙煎機をトラックのクレーンを使用して地面に下ろして、固定されていたパーツを取り外して、焙煎機だけにします。
焙煎機には台車が付いているので、人力で押して室内へ移動させます。設置の位置は、担当のY様と図面で打ち合わせてあるので、何も言わなくても正しい向きで、正しい位置へ移動できました。すんなりと進みましたので、少々、拍子抜けな印象がありました。
この日は、実は、ギャラリーが一名参加されました。お店からもご自宅が見えるほど近い、ご近所のF様がいらっしゃいました。見学に来ていただいた経緯は、たいへんな偶然があったからです。少しややっこしいく、また、ご本人様に公開してよいか、確認していないので今はやめましょう。
さて、位置を決めたら、次は煙突の接続となります。煙突は既製品のままでは長いので、Y様がその場でカットして長さを合わせ、接続となります。これで焙煎機としての設備は完成です。
設置後は基本メンテナンスの手順の説明を受けて、始運転を行いました。
暖機運転を行い、焙煎を行います。始運転に選んだのはケニアAAとなります。こちらは粒が大きくて、肉厚で水分量が多いので焙煎が難しいのですが、焙煎後の結果がわかりやすいかと思いましたので選択しました。
結果としては、215℃まで焙煎して深煎りまで行きました。味見も問題なく、美味しく飲めるコーヒーでした。
この場をお借りして、岡山から4時間かけて富士宮まで来ていただいた、大和鉄工所のY様にお礼を申し上げます。ありがとうございます。
また、ガス屋さんには若干、お手数をおかけして申し訳なかったと思っています。こちらの確認不足でした。
ご近所のF様からは、たいへん貴重なお話を聞くことができました。次のご来店をお待ちしております。
さて、本日は、焙煎手順のおさらいを行い、清掃手順、メンテナンス手順の確認を行います。
ところで、コーヒーの焙煎に興味がありましたら、ご連絡いただければ見学は大歓迎です。
焙煎したてのコーヒーと小包装されて店頭に置かれているコーヒー、なにが違うのかがご理解いただけるのではないか、と思います。
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┃ 自家焙煎珈琲 大岩カフェ ┃
┃ 静岡県富士宮市大岩882ー1 ┃
┃ (大岩溶接の敷地内) ┃
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